2009年6月24日発売
京都出身の田村キョウコ(vo,g)と砂田和俊(g,vo)からなるユニット、サンタラの6作目。ロックとブルースの洋楽エッセンスをふんだんに匂わせながらのオリジナルが秀逸。ドスの利いた歌もイイ。端的にLOVE PSYCHEDELICOのドメスティック版的な魅力がある。★
80年代半ばからさまざまな場で活動しているベーシストの最新プロダクツをまとめたもの。奏者たちとの生音録音物だが、クラブっぽい手触りも有する表現群は、多彩なジャズ〜フュージョン知識を現代的環境のもと解き放つ、と形容できるか。しっとりヴォーカル曲もあり。
バッキー白片の生誕100年記念アルバム。白片の息子4人を中心に編成されているアロハハワイアンズによる新録音2枚組だ。「夏の夜の思いで」は、かつて石原慎太郎が作詞したもの。日本にハワイアンを定着させたバッキー白片を思い出させる選曲。
ヒット・コンピレーション・シリーズ『Image』からの一枚。本作では、TVや映画などの関連ナンバーを中心とした作品で、NHK大河ドラマ『篤姫』やTBSドラマ『華麗なる一族』のメイン・テーマなどが味わえる。
もともとは名盤『明日に架ける橋』(70年)に続く作品に予定されていた貴重なライヴ盤である。69年の10、11月に行なわれたスーパー・デュオ最後のツアーを収めたもので、楽曲もバック・ミュージシャンも充実。60年代と青春時代の瑞々しさが甦ってくる。
米最大のプロレス団体としてお馴染みのWWEに所属する選手&ディーヴァのテーマ曲をコンパイル。専属音楽ディレクター、ジェイムズ・A.ジョンストンの手により会場を熱狂の渦に叩き込む全16曲を収録。プロレス・ファンならば名場面の数々が思い出されるはず。
約4年ぶりとなるアルバム。ロドニー“ダークチャイルド”ジャーキンズやトビー・ギャットといった大物がプロデュースを担当。ヒップホップやクラブ・サウンドを取り入れた前作に対し、本作では熟成したR&Bサウンドを追求している。
オハイオ州コロンバス出身のヒップホップ・スター、Bow Wowのソロ6作目となるアルバム。Soulja Boyをフィーチャリングした「Marco Polo」のほか、ラッパーとしての高いスキルを披露している。
デビュー前はゴスペル・クワイアに参加していたという実力の持ち主で、ファースト・シングルのこの作品で、すでに成功を収めた。ブラック・ミュージックが基調で、メロディの上下が激しく、高音のヴォーカルと、これこそが2009年のJ-POPといったようなスタイル。
帝京高校野球部出身、いかつい外見(失礼!)。そこから想像できない、繊細なメロディと歌を聴かせる2MC+1DJによるセカンド・アルバム。まあ、思い返せば、野球部って純で繊細なやつらばっかりだったなあ、なんて。いつヒットしてもおかしくないクオリティ。