2009年6月発売
カラスによるロッシーニ&ドニゼッティ・アリア集。全曲盤としての録音を行なってない曲集であり、本作でしか聴けない曲目でもある。残念ながら全盛期の録音ではないが、その表現力の幅広さと奥深さは、比肩するもののない高みに達している。
ザ・ベンチャーズの結成50周年を記念してリリースされた、サザンオールスターズのヒット曲をカヴァーしたアルバム。「勝手にシンドバッド」「TSUNAMI」などのおなじみの楽曲がデジタル・リマスタリングでよりクリアに蘇える。
学校で習うクラシックの名曲を収めるシリーズの中学校編。教科書の監修に当たった教師陣が監修しており、ウンチクや主要音楽用語集を満載したブックレットを封入。クラシック入門編としても最適のアルバムとなっている。
学校で習うクラシックの名曲を収めるシリーズの高校編。教科書の監修に当たった教師陣が監修しており、ウンチクや主要音楽用語集を満載したブックレットを封入。クラシック入門編としても最適のアルバムとなっている。
鳴り物入りで登場した新人のデビュー作。ディー・ディー・ブリッジウォーターを母に持つ彼女が、ブルースの女王ダイナ・ワシントンにトリビュート。企画倒れにならず、存分に実力を発揮することで見事なヴォーカル・アルバムに仕上げたところはさすが。
数々のFM局でパワー・プレイを獲得した三人組ユニットのセカンド・シングル。TERIYAKI BOYZのWISEと歌姫May J.を迎えた「KANSHA」は身近な人々への“感謝”の気持ちをストレートに表わしたメロウでジェントルなトラック。カップリングの2曲もしっとりと感動的な仕上がり。
5枚目のシングルは、スケールを感じさせるギター・サウンドが印象的なサマー・チューン。「La La La FIGHTERS」はモータウン風のブラス・サウンドが心地よい。「I Wish Was A Punk Rocker」は英国の女性シンガー・ソングライター、サンディ・トムのカヴァー。ジャケット写真は女優の香椎由宇が自然体の彼女の表情を撮影した。
沖縄発の3ピース・ガールズ・バンドのファースト・アルバム。平成生まれのリアル10代の“乙女心”が醸し出す心象風景は、時に意外な昭和風味を帯びたメランコリーを、時に弾けるようなロック感を伴いながら、二度と訪れることのない大切な一瞬一瞬を切り取っていく。
発売元
株式会社ポニーキャニオン『決定盤!!』シリーズの一環ながら、立派な新録音。中世を想起させる書上奈朋子の音世界が、このジャンルに見事にはまって素晴らしい。残響を強く利かせた録音ともあいまって、素朴さと美しさ、緊張感を一致させた世界を現出している。コーラス・ファンに強くお薦め。★
さまざまなシーンで活用できて楽しめるオムニバス・ベスト“決定盤!!”シリーズの“モーニング・クラシック”編。さわやかな目覚めの時間をゴージャスに演出する極上のクラシック名曲集で、「愛の喜び」などのなじみの深い楽曲を収録する。
さまざまなシーンで活用できて楽しめるオムニバス・ベスト“決定盤!!”シリーズの“安眠クラシック”編。すこやかな眠りへといざなう、くつろぎと癒しに満ちた極上のクラシック名曲集で、「アヴェ・マリア」などの親しみのある楽曲を収録する。
イタリアはヴェニス出身の女性シンガーのセカンド・アルバム。彼女自身が全面的にソングライティングに参加した意欲作。伸びやかで明るい歌声が、同様に明るく雄大な楽曲とよくマッチしている。クラブ・シーンで活躍しているが、夏のドライヴにもお薦めの一枚。
制作・出演
アレッサンドロ・ファリセッリ / ガブリエル・ペサレシ / ジャズライフ・セクステット / ステファノ・セラフィーニ / フェデリコ・タッサーニ / マッシミリアーノ・ロチェッタ / マッシーモ・フェッリ / ルカ・フローリアン発売元
株式会社ポニーキャニオン伊ボローニャ地方の精鋭ジャズマンたちが結成したセクステットのデビュー作。トランペット、テナー・サックス、トロンボーンにリズム隊という、ジャズの伝統に敬意を表した編成で、王道ジャズに正面から挑戦。ジャズのカッコ良さが凝縮した男気あふれるアルバム。
発売元
株式会社ポニーキャニオン高音質を活かした鋭い粒立ちのパーカッションが全体を支配し聴く者に届く。「ダッタン人の踊り」はTVでお馴染みの曲。ほかもジャズ系以外でも採り上げられる親しみやすい作品。アルバム全体を通して端正で丁寧な創りが印象的だ。「Left Alone」との出会いは映画『キャバレー』だというのが、かの世代。
日本語ロックの先駆者、はっぴいえんどのライヴ盤。J-POP史に残るイヴェント“全日本フォークジャンボリー”や日比谷野音での“ロックアウトロックコンサート”などから彼らの演奏音源をコンピレートする。
新空間ミュージックを提唱するCOVERLANDが贈る、全曲中国語(ボーナストラック「恋におちて」のみ日本語)によるカヴァー・アルバム。ZOEの女性らしい優しく透き通ったヴォーカルに、西平彰の抑えめで染みこんでくるようなサウンド・デザインが、疲れた心を癒してくれる。
35枚目のシングルは、“早稲田アカデミー”CM曲でありフジテレビ系『東京Vシュラン2』のEDテーマ。青春時代の迷いや葛藤を抱える人たちの背中を押す応援曲に仕上がっている。「CHANCE!」はラテン調のラブ・ソング。“大和魂”や“関ヶ原”などが出てくる遊び心のある歌詞に注目。