2009年7月22日発売
ジャム・バンド、ヴォーカル・ハウス・ファンを虜にするNY発ライヴ・バンド、TORTURED SOULの日本企画アルバム。ディスコ、ソウル、アシッドジャズ、ハウスが溶け込んだサウンドが展開する。
スイスの正統派ハード・ロック・バンドによるアコースティック・ライヴ盤。ブリティッシュ系の型を継承していた彼らが、アメリカン・タッチの泥臭さをアピール、スタイルの拡大化を果たし、バンドの名声を確立した97年の発表作。
スイスのメロディアス・ロックのベテランによる99年発表の4thアルバム。エッジの利いたロックからアコースティックなバラードまで、成熟の極みを注ぎ込んだ佳曲ばかり。旋律のよさだけで聴き手を魅了する力作だ。
元ソナタ・アークティカのヤニ・リマタイネン率いるケインズ・オファリングの1stアルバム。叙情性を含んだドラマティックなサウンドは、スピード/パワー・メタルのひとつの理想形を示している。
フィンランドのアイドル・シンガー、アリ・コイヴネンが同国の実力派アモラルと組んで制作した2009年リリースのアルバム。清々しいピュアなメタル・サウンドが広がる一枚だ。
アメリカはアトランタ出身のバンド、ドスの2ndアルバム。メタルとカテゴライズされる音楽だけでなく、さまざまなジャンルを巧みに取り入れたハイブリッドなサウンド・スタイルが魅力だ。
スウェディッシュ・ドゥーム・メタルの象徴的存在であるキャンドルマスの復活作。2007年から参加のロバート・ロウの無明の深みへと降りていく歌声と、陰影のダイナミズムを築いていくバンド・サウンドが作り出す音塊は、ダークかつマッシヴな様相を呈している。
カリフォルニアのデス・メタル・バンドの通算2作目。殺戮現場を時間経過で追ったジャケットとインナースリーブも恐ろしいが、このバンドが轟かせる音も同様だ。怒りと憎しみと恐怖を音に変換させ、人間の心の闇に潜む残忍性を刺激する。
カナダ出身のポスト・ハードコア、スクリーモ5人組の4作目。前々作からの付き合いとなるジュリアス“ジュース”バッディを三たびプロデューサーに迎え、ドラマティックなダイナミズムにメロディックな要素の交錯するスリリングな音世界でこちらを圧倒する。
収録曲がどれも、アニメやゲームなどのタイアップとなっているファースト・アルバム。でも、すべての曲が作品に寄るのではなく、彼女の世界観を重視したうえで成り立っているのが特徴。高音域の歌声を透明感あふれる音の上にそよがせてゆく、アンビエンスでクラシカルなポップス作。