音楽むすび | 2009年7月22日発売

すべてのトラック・メイクを自ら手掛ける、稀有なサックス・プレイヤーの1作目。彼の吹く感性豊かなサックスは、ジャズ、R&B、ファンク、ヒップホップといったジャンルにとらわれることなく、ただひたすらソウルフルに響く。女声ヴォーカルとの相性もいい。

DJのDJ☆GO、MCのLAST PASS、G-MENからなるギャングスタ・ラップ・ユニットの3作目。重たいビートに包まれた鋭利なリリックを、まるで傷口にすり込むかのように容赦なく繰り出してくる。このヒリヒリとしたグルーヴ、ハーコー好きなら絶対ゲットでしょ。

夏のフェスの代表格“サマーソニック”の10周年を記念したコンピ・アルバム。2009年までにステージを盛り上げた出演アーティストの楽曲をチョイス。“サマソニ”を体感できる熱い仕上がりだ。

レーベルの枠を超え、全米ナンバーワンを獲得した楽曲だけを厳選して収録した80年代ヒット曲コンピレーション・アルバム。シンディ・ローパー「タイム・アフター・タイム」やレイ・パーカーJr.「ゴーストバスターズ」など時代を彩った曲がズラリ。

この曲に込められた厭世観などをあまり強調せず、あくまでも書かれた音を忠実に再現した「大地の歌」である。従って、感覚的な美しさはなかなかのもので、オーケストラも好演である。加えて二人の歌手もしなやかに歌い、特にフォクトは甘くささやくように歌う。

台湾の人気ユニットF4のジェリー・イェンによる2ndアルバム。前作から5年ぶりとなる本作は、ゆっくりと時間をかけて曲を選んでレコーディングされた充実の一枚。甘く繊細な歌声をたっぷりと堪能できる。

UKブルー・アイド・ソウルを代表するバンド、シンプリー・レッドの名曲を集めたベスト・アルバム。CMに起用され注目された「スターズ」など、人気曲が勢ぞろいした。ミック・ハックネルの監修により、レーベルの枠を超えた選曲となっているのも嬉しい。

妖しい魅力を放つビート・バーンズ率いるデッド・オア・アライヴのメジャー・デビュー・アルバム（84年発売）。80年代ダンス・サウンドを代表するユーロビートが懐かしくも新鮮に響きわたる。

デッド・オア・アライヴが86年にリリースした3rdアルバム。プロデューサーにはユーロビートの帝王ストック、エイトキン＆ウォーターマンを起用、ワイルドな魅力を引き出している。ヒット曲「ブランド・ニュー・ラヴァー」を収録。

ピート・バーンズ率いるデッド・オア・アライヴの4thアルバム。「アンド・カウント・2・テン」などピートのセルフ・プロデュースによるグルーヴィなユーロビート・ナンバーをノンストップ・ミックスでおくる。

結成40周年を迎えたベテラン・メタル・バンドの、過去3年間のツアーからのベスト・テイク13曲を収録したライヴ作。ロブ・ハルフォード(vo)復帰後の2作品からの4曲ほか、ハルフォードならではの歌声が映える隠れ名曲を収録。武道館録音のボーナス2曲も聴きもの。

4枚目のシングル。「アマノガワ」は、ライヴで圧倒的な支持を集めていたバラードの待望の音源化。素朴で甘く、優しいなど、彼らの持ち味を最大限に活かしたチューンであり、それが従来のファンはもちろん、新たなリスナー層開拓にも結びつくはず。

リミキサーに小西康陽、高木完らに加え、Tahiti80など仏英米の海外陣を迎え、デビュー作から最新作まで幅広くチョイスされた14トラックが収録されたリミックス・アルバム。どれだけ解体／再構築されても、名曲は名曲だ、ということが再認識できるはず。