2009年9月16日発売
松山千春の2枚組ベスト・アルバム。活動初期に発表された「季節の中で」「恋」「大空と大地の中で」や、96年のTVドラマ『みにくいアヒルの子』の主題歌に起用された「君を忘れない」など、名曲がずらりと並んでいる。
制作・出演
アンドレア・ポッツァ / ステファノ・セラフィーニ / ソウル・フォーintroducingマッティア・チガリーニ / トゥーリオ・デ・ピスコーポ / ファブリッツィオ・ボッソ / マッティア・チガリーニ / リカルド・フィオラヴァンティ発売元
株式会社ポニーキャニオンイタリア人特有のおおらかさとでもいえばいいだろうか。20歳の新人サックス奏者、チガリーニがこのデビュー作で早くも独特の個性を発揮してみせる。陽気でどこか物悲しい。豪快に響くストレートアヘッドなプレイの中でこの感性がきらりと光る。
聴く人の心に優しい癒しを与えてくれるCD。Yuccaの歌声はクラシカル・クロスオーヴァーという枠を超えた普遍的な求心力を持つ。高い歌唱技術を持ちながらもそれを感じさせない自然さが持ち味。ボッケリーニの名曲をアレンジした「エニィタイム・エニィウェア」の静謐な安らぎが心地よい。
日本人女性アーティストのアルバムと見まがいそうなジャケットだが、実際はLain Trzaskaというポーランド人プロデューサーを中心とするユニットによる一作。5人の女性シンガーをフィーチャーしながら、ちょっぴり哀愁のこもったエレクトロ・サウンドを繰り広げている。Lainは相当のJ-POPマニアのようだ。
クランベリーズの女性ヴォーカリストによる、約2年半ぶりのセカンド・ソロ作。透明感とともに強い意志を感じさせる唯一無二の歌声は健在で、聴く人に安らぎと希望を与える力強いポップ・ロックは、実に爽快な印象だ。旅のお供として持っていきたい……本作にはそんな前向きさと広がりがある。
おかえりと思わず言いたくなる、7年ぶり、7枚目のアルバムは、ダンス曲でさえもどこか落ち着いた空気が漂う充実作に仕上がった。声の張りは半減したが、余裕を感じる美声へと変化させたのはさすがだ。R.ケリー、デヴィッド・フォスターらも参加し、彼女の復活を祝福している。
8年の歳月を経て2006年に活動再開した筋肉少女帯が、91年にリリースしたミニ・アルバム。代表曲「踊るダメ人間」を含む初のセルフ・プロデュース作で、プログレ、ハード色の強い仕上がりだ。紙ジャケ&デジタル・リマスタリング仕様。
8年の歳月を経て2006年に活動再開した筋肉少女帯が、92年にリリースした7thアルバム。「戦え!何を!?人生を!!」を含む全11曲には、ハードななかにも独自のポップ・センスが感じられる。紙ジャケ&デジタル・リマスタリング仕様。
8年の歳月を経て2006年に活動再開した筋肉少女帯が、93年にリリースした8thアルバム。「君よ!俺で変われ!」などのシングル3曲を含む、ヴァラエティに富んだ全13曲を収録。紙ジャケ&デジタル・リマスタリング仕様。
男女二人組ユニットになって初となるミニ・アルバム。アッパーなロックンロールから軽快なミディアム、センチメンタルなバラードまで曲の粒が揃っていて、彼らのエッセンスを凝縮したような印象だ。特に、爽快感のあるメロディとピュアな歌声が冴えている。
作詞、作曲、アレンジからプロデュースまでをセルフ・クリエイトする新世代シンガー・ソングライター、AYUSE KOZUEの9枚目のシングル。エッジの利いたクールなアレンジが魅力のダンサブルなポップ・チューンの「Don't let you down」は、同世代の共感を呼びそうな、ポジティヴなメッセージ・ソングに仕上がっている。
1st ALBUMから約3年…。数々のLIVEを重ね、ソングライターやコレオグラファーとしての才能も開花し始めた三浦大知の成長が収められた、待望の2nd ALBUM! 抜群の相性をみせるNao'ymtプロデュース3部作シングル、そしてこのアルバムのタイトルチューン「Who's The Man」をはじめ、 RHYMESTER・DJ JINプロデュース × 今一番勢いのあるフィメールアーティスト COMA-CHIを迎えた「HOT MUSIK feat.COMA-CHI」や、 自身での作詞作曲ナンバー、珠玉のスロウチューン等、全14曲収録。 三浦大知を形作る上で欠かせないDANCE PERFORMANCE。ここ3作では自ら振り付けを手掛け、その独特のスタイルも話題に。 <収録内容> 01. Who’s The Man 02. Inside Your Head 03. Delete My Memories 04. Your Love feat.KREVA 05. Stay with me 06. Baby Be Mine 07. Crazy 08. SHINE 09. Hypnotized 10. HOT MUSIK feat.COMA-CHI 11. STOP.. feat.千晴 12. You&Me 13. Flag (BACHLOGIC REMIX) 14. Magic (Remix)
FUJI ROCK 09への出演で、日本でもファン急増中のイタリア産エレクトロ・ユニットの、日本特別編集盤。クラブ、ヒップホップ、フィジェットなどのおいしいところを盛り込み、いかしたエレクトロ・サウンドを構築。ジャンルを超えて多くのアーティストから注目を集めているのも納得できる。
日本でも盛り上がりを見せている“エレクトロ”を「エロい、カワイイ、カッコイイ」をキーワードにしてコンパイルした一枚。スペース・カウボーイの秘蔵っ子Nadia Ohなど、注目の女性ヴォーカル・エレクトロを多数収録。
中国系ベトナム人の両親のもと英国で生まれた自作自演系メロウR&B歌手のセカンド作。一部米国人ラッパーが入った曲があるが、ほかはじっくりと一人で練り上げたならではの円満表現を聴かせる。テンダー&ウォーム。「Make It To The End」は東方神起のヒット曲の英語によるカヴァー。
地球デビュー25周年を記念し、2010年に期間限定で再集結する聖飢魔?。それに先がけて代表曲を英語ヴァージョンで再録音したセルフ・カヴァー集を発布。いわゆるジャパメタに対する再評価の機運高まるなか、ブランニューな輝きを放つ楽曲の数々。新曲「FIRE AFTER FIRE」も刺激的だ。
日産MOCOのCMソングも収録した、女性シンガー・ソングライターのサード・アルバム。独特のファニー・ヴォイスをはじめ、すでにアーティストとしてのスタイルを確立しているが、會田茂一プロデュースの2曲をはじめ、さらに世界を拡げようとする意欲が伝わってくる。
気鋭の歌い手をフィーチャーすることで、実はマニアックな試みをポップに聴かせる。冨田ラボこと冨田恵一の得意技だが、作詞に松本隆を迎えたこのコラボ・シングルでも、秦 基博の滑らかな歌声をフュージョン的な演奏に載せて、どこまでも瀟洒に。ピアソラばりのインストの「Piano Quintet」も面白い。