2009年9月30日発売
USインディ・シーンのカリスマ、ヨ・ラ・テンゴが97年にリリースした8thアルバム。前作までのノイズや衝動的なサウンドは残しつつもフォーク、エレクトロニックなどを盛り込み、彼らの名を確立させた名盤だ。
前作より約1年後の93年5月に発表された6thアルバムの再リリース。絶叫の問題作「奴隷天国」、「絶交の歌」「日曜日 (調子はどうだ)」とサウンドの幅も広く、彼らにしかないロック観を見せつけた一作だ。
“GOLDEN☆BEST”シリーズのピーター編。1970年代にレコーディングした作品を収録。1枚目には「夜と朝のあいだに」をはじめとするシングル・コレクションを、2枚目には洋邦のスタンダード楽曲を集め、キャリア全体を俯瞰できる内容に。
“GOLDEN☆BEST”シリーズのにしきのあきら編。2010年にデビュー40周年を迎える“スター”にしきのあきらのシングルを完全収録した。抜群の歌唱力を活かしたパワフルな歌声を2枚組31曲にわたってたっぷりと聴かせる。
2008年にハロプロエッグを卒業した真野恵里菜の4枚目となるシングル。過去3作は元気な女の子のイメージを強く打ち出したアップ・テンポの曲だったが、今回は初のバラードに挑戦。彼女のふわりとした優しさある歌声は、時にはかよわく、また切なさも漂わせている。
クラシックなソウルを模したデビュー作から一転、セカンド、本サード作は普通に現代的な作り。タイトルの意味は「レディ・トゥ・メイク・ラヴ」でわかるが、全編一貫性のある内容で、「ヨー・サイド・オブ・ザ・ベッド」の歌こそプリンスばりの激情がほとばしるものの、ほかは甘くて可愛いR.ケリーといった佇まい。曲の粒も揃った好盤。★
ビートルズ・ソングをソウル、ファンク系アーティストがカヴァーした作品をコンパイルした一枚。チャカ・カーンを筆頭にサラ・ヴォーン、ジョージ・ベンソン、キング・カーティスなど豪華な顔ぶれで大変お薦めな一枚。よく知っているビートルズを違った印象で楽しめる。
マドンナ25年のキャリアを集約した初のオールタイム・ベスト。「エヴリバディ」「ヴォーグ」「ハング・アップ」などハイライトともいえる数々のヒット曲に加え、ポール・オークンフォールドとの共同制作曲「セレブレイション」を含む新録2曲を収録。
初の2枚組オールタイム・ベスト・アルバム。クイーン・オブ・ポップとして25年以上にわたりトップを走ってきた、まさにそのキャリアの集大成だ。時代に敏感に反応して、数多くのヒット・ナンバーを世に送り出してきたそのバイタリティは圧巻。2曲の新曲も収録の、充実のベスト盤。
ジョンとポールがビートルズ時代に書いた作品の新旧アーティストによるカヴァー集。ウィルソン・ピケットの「ヘイ・ジュード」のように昔から親しまれているものもあれば、カテリーナ・ヴァレンテの「恋を抱きしめよう」のような珍しいヴァージョンもある。これもビートルズの素晴らしさを証明する価値ある一枚だ。