2009年9月30日発売
サードまでの曲を選び、以降に加入した女性シンガーを含む現編成でリメイクしたCD。メロディアスな音だがエクストリーム・メタルとしてクールな曲ばかりで、気合十分のヴォーカルで熱く再生された。追加曲の「明日への翼」はヨーロッパ、「ウォーク・イン・ザ・シャドウ」はクイーンズライクのカヴァーで、16曲目以降は2004年12月のライヴだ。
ビル・スティア(g,vo)率いるトリオ、ファイアバードの通算5作目。ベーシストが交代しているが、ブルース・テイストの濃い骨太でグルーヴィでハードなロック・サウンドに大きな変化はなく、ルーツをストレートに示したカヴァー3曲も、パワフル&エモーショナルな仕上がりだ。
元カーカスのギタリストが率いるスウェーデン・アグレッシヴ・ヘヴィ・メタル・バンドが98年にリリースした2ndアルバム。スピード感と重々しさをパワーアップさせたサウンドが展開する。4曲のボーナス・トラックを収録。
地元応援バラエティ番組『このへん!! トラベラー』の番組主題歌を地域ごとに芸人が歌うシングル。ケンドーコバヤシと次長課長による東京編ご当地ヴァージョンを収録している。
『機動戦士ガンダム00』セカンド・シーズン、『戦国BASARA』など数々のアニメのテーマ&挿入歌を含むセカンド・アルバム。静謐な草原と彼女の透明感がシンクロしたアイルランドでの撮りおろしフォト・ジャケットそのままに、美しく儚いながら慈しみある世界が広がる。「砂の上のドルフィン」は涙必至。
元ジャパンのリチャード・バルビエリも在籍するプログレ系ロック・バンドの2枚組大作。緻密に組み上げられた緊張感漲るアンサンブルと訴求力を増した質の高い楽曲群は過去最高の出来で、プログレ・ポップと呼びたくなる親しみやすさが出てきたのも注目される。クリムゾン、ジャパンのファンは必聴。
2009年のサマソニで話題をさらったオーストラリア出身の4人組による、待望のファースト。プロデューサーにはアークティック・モンキーズなどを手掛けたジム・アビスが迎えられ、スケールの大きなサウンドを聴かせている。何よりインドネシア人ヴォーカリスト、ダギーの力強い歌声が圧巻だ。
変名カヴァー集をはさんでの3年ぶり13枚目のアルバムは、ストリングスからノイズ・フィードバックまで、音の意匠を幕の内的に網羅。過度にハイブロウになりすぎないところが、米インディ界での息長い人気の理由だろう。ギター・インスト「The Fireside」が、情緒過多に陥らない、ほどよい余韻を残す。