2009年9月30日発売
日本テレビ系『歌スタ!!』出身の現役ママ・シンガーが、カヴァー&オリジナル曲で綴った初アルバム。「上を向いて歩こう」「SINCERE」などのカヴァー曲ではソウルフルな歌声を聴かせ、デビュー曲の新ヴァージョンとなる「きみのママより」、新曲「パパにラブレター」などの心温まるオリジナル曲とはひと味違った表情も楽しめる。
彼らにとって初となるバラード・ベスト。SKOOP時代のナンバーから“ニベアボディ“CM”曲「束縛」やCHEMISTRYに提供した「My Gift to You」などを含む、スムース&グルーヴィな空間を創り出すのに最適なアルバム。当初から変わらないセクシーでハートウォームな歌声が再確認できる。
奄美シマ唄の国宝的存在、朝崎郁恵が初の大和言葉のオリジナル歌詞に挑戦した4曲入りミニ・アルバム。NHK大河ドラマ『篤姫』の音楽を担当した吉俣良作曲、UA作詞という話題もあるし、楽曲も良い。が、やはり歌い慣れてる同曲のシマグチ・ヴァージョンが一番馴染む。★
アーモンド星在住の宇宙人バンドというコンセプトで、人気ポップス曲を超パンクス・アレンジ&生音録りした企画盤第2弾。無機質的な女子ヴォーカルで全曲キャッチー&カジュアルに聴けちゃう良作。かのマイケル・ジャクソンの「BAD」やユニコーンの「大迷惑」がここまでゴキゲン・チューンになるのも、宇宙人ならでは。
TBS系深夜放送『あらびき団』でブレイクした芸人デュオによる初アルバム。男ならば頭の中で考えるであろうスケベなことを臆面もなく赤裸々に歌い上げる、ある意味で画期的な楽曲の数々に驚愕だ。もちろんエッチなものばかりでなく、いたってノーマルなモノもあるのでご安心を。
英の女性シンガー・ソングライター、ヴァージニア・アストレイが86年に発表した3作目の紙ジャケCD化。坂本龍一のプロデュースで独特の耽美的な作品に仕上がっている。幽玄の囁きヴォイスがエレクトロニクス・テイストの中で浮遊するような佇まいがイイ。★
西海岸の実力者、約4年ぶりの通算6作目。盟友のスヌープ・ドッグやネイト・ドッグ、ウータンのレイクォンらをゲストに迎え、レイドバックしたトラックをバックに柔らかく包み込むようなラップを披露。マイペースながらも着実にキャリアを築く男の真骨頂が垣間見える傑作。
バドゥラ=スコダの20代半ばの録音。LPからの復刻で、音は古いがピアノの音の粒立ち、音色の変化、ニュアンスなどは聴き取れる。演奏はテンポの変化や間の取り具合、アクセントの付け方など、いずれも控えめで、それが演奏を端正なものにしている。刺激的ではないが雰囲気のあるいい演奏だ。