2009年9月発売
TBS系深夜放送『あらびき団』でブレイクした芸人デュオによる初アルバム。男ならば頭の中で考えるであろうスケベなことを臆面もなく赤裸々に歌い上げる、ある意味で画期的な楽曲の数々に驚愕だ。もちろんエッチなものばかりでなく、いたってノーマルなモノもあるのでご安心を。
英の女性シンガー・ソングライター、ヴァージニア・アストレイが86年に発表した3作目の紙ジャケCD化。坂本龍一のプロデュースで独特の耽美的な作品に仕上がっている。幽玄の囁きヴォイスがエレクトロニクス・テイストの中で浮遊するような佇まいがイイ。★
西海岸の実力者、約4年ぶりの通算6作目。盟友のスヌープ・ドッグやネイト・ドッグ、ウータンのレイクォンらをゲストに迎え、レイドバックしたトラックをバックに柔らかく包み込むようなラップを披露。マイペースながらも着実にキャリアを築く男の真骨頂が垣間見える傑作。
バドゥラ=スコダの20代半ばの録音。LPからの復刻で、音は古いがピアノの音の粒立ち、音色の変化、ニュアンスなどは聴き取れる。演奏はテンポの変化や間の取り具合、アクセントの付け方など、いずれも控えめで、それが演奏を端正なものにしている。刺激的ではないが雰囲気のあるいい演奏だ。
サードまでの曲を選び、以降に加入した女性シンガーを含む現編成でリメイクしたCD。メロディアスな音だがエクストリーム・メタルとしてクールな曲ばかりで、気合十分のヴォーカルで熱く再生された。追加曲の「明日への翼」はヨーロッパ、「ウォーク・イン・ザ・シャドウ」はクイーンズライクのカヴァーで、16曲目以降は2004年12月のライヴだ。
ビル・スティア(g,vo)率いるトリオ、ファイアバードの通算5作目。ベーシストが交代しているが、ブルース・テイストの濃い骨太でグルーヴィでハードなロック・サウンドに大きな変化はなく、ルーツをストレートに示したカヴァー3曲も、パワフル&エモーショナルな仕上がりだ。
元カーカスのギタリストが率いるスウェーデン・アグレッシヴ・ヘヴィ・メタル・バンドが98年にリリースした2ndアルバム。スピード感と重々しさをパワーアップさせたサウンドが展開する。4曲のボーナス・トラックを収録。