2010年10月発売
リッチー・ブラックモアとキャンディス・ナイトによる、フォーク・ロック・プロジェクトの作品。ルネサンス音楽の要素を散りばめたメロディと、繊細さと華やかさを併せ持つキャンディスの歌声が美しい。静かな曲とハードな曲をバランス良く収めている。
恒例のオールスター・ミュージシャンを従えたライヴの2008年版。ゲストでビリー・スクワイアやコリン・ヘイらが参加。ビートルズ・ナンバーやリンゴのソロ楽曲に加え、参加ミュージシャンがそれぞれの持ち歌を披露している。
米TVドラマから誕生した18歳の歌姫アイドルによるファースト・アルバム。エレクトリック・ポップのビートにのり、キュートな歌声が心地よさを運ぶ。音楽が鳴っていると自然と体が動くという彼女らしい躍動感が魅力の一作。マドンナなどを手掛けたネリー・フーパーがプロデュース。
EMIが所有するジャズ・カタログから新旧のラヴ・ソングを集めた一枚。ヴォーカルものを中心に、ピアノ曲やサックス奏者による演奏も収録。スウィートな大人の時間を演出できる楽曲が盛りだくさん。
アンスネス2度目の録音となる第3番を含めラフマニノフ全曲録音が完成。5年ぶりに果たされたパッパーノとの共演、入念なスタジオ録音、と条件も整えば、その出来栄えも想像されようが、実際はそれをも凌駕して美音極まる。サポートするLSOの秀逸さにHQディスク仕様も加わって、音質面でも好盤。★
2003年に結成された三人組による、フル・アルバムとしては2枚目となる作品。柔らかな表層を持ちながら、かなり鋭角的な演奏を随所で持ち込んでいくスタイルは従前どおり。歌とメロディを前面に押し出しつつも、個々のパートもまた活き活きと躍動するさまがいい。実力派たるゆえんがわかる。
日韓で活躍の場を広げる元祖・韓流歌姫の、約半年ぶりとなる作品。2010年3月リリースの前作「再会」の続編ともいえる、大人の恋愛模様を描いている。情感あふれる歌唱が胸に迫る、極上のラヴ・バラードとなっている。
中西保志によるJ-POP名曲カヴァーの第4弾。カヴァー企画はシンガーの真価を問われる非常に難しい企画だと思うが、新川博、京田誠一らのシンプルなアレンジと素直な歌の力で聴かせる。「THE CHRISTMAS SONG」がジャジィでイイ。今度はスタンダード・カヴァーもいけそうだ。