2010年12月15日発売
ジャンル
2010年を彩ったヒップホップ・チューンをノンストップで満載。といっても、収録しているのはアンダーグラウンドなヒップホップ界で話題を集めてきた楽曲が中心。逆に捉えれば、アンダーグラウンドな世界での2010年の動きをリアルに感じれるベスト・トラック集としての役割も担った作品集だ。
DJとしても世界的評価を得ている松下昇平による“M-Swift”のサード・アルバム。ハウス、ラテン、サルサ、ボサ・ノヴァといった要素を取り入れた“2010年代のクロスオーヴァー・ダンス・ミュージック”がたっぷり楽しめる。ジャケット写真に起用された人気モデル・NOMAはゲスト・ヴォーカルとしても参加。
ジャズ/ポップスの有名曲のピアノ・カヴァーだけを集めた企画盤。体裁はジャズのコンピレーションだが、インプロで主張しまくるピアノではなく、テーマを軸に優しく語りかけるような曲がメインにセレクトされ、全編通して聴きやすい内容に。
発売元
大人企画大人世代へ向けた“大人企画”のカフェ・ミュージック集。全体的にはラテン、ジャズ系の楽曲を中心にしたコンピレーションで、基本的にはクールなアコースティックとアンビエント系サウンド。リスナーのシチュエーション的には、アフター5のリラクゼーションタイムに最適。
圧倒的な歌唱スキルを誇る女性シンガーを擁するカナディアン・シンフォニック・ヘヴィ・メタル・バンドのサード・アルバム。マテリアル作りから数えると4年の年月を要した制作期間が物語るように、美的感覚とパワー感が丁寧に積み上げられた楽曲の構築性は、一滴の水を漏らさぬほどの緊密性を備えている。
気取った雰囲気からは一番遠いところにあるような、街場の肌感覚そのままのヒップホップ満載のミニ・アルバム。ラップの上手さばかりではなく、音楽としての上手さもナチュラルなままに伝わってくるのは、収録された6曲すべてにTARO SOULのソウルフルなシングに掛ける思いが詰まっているからかもしれない。
3ピース・ロック・バンド、DOESの4thアルバム。和洋折衷の洋楽の濃度が高まり、ジャンルの幅が広がったカラフルな作品。歌詞は、先が見えない今日の状況を打破し、未来への希望を歌う人生賛歌でまとめている。ヒット曲「バクチ・ダンサー」も収録。
2009年に行なった弦カルテットとのアコースティック・ライヴ録音と、それをもとにしたスタジオ録音との2枚組。特筆すべきはスタジオの方で、ストリングスをベースにしつつア・カペラの多重録音や打ち込みを駆使して、ストレンジなポップ・ソング集に仕上がっている。実験精神あふれる意欲作。