2010年4月7日発売
72年のデビュー曲「雨」の大ヒットで知られる歌手・三善英史の、2年ぶり36枚目のシングル。30〜40代の男性が桜を見て若い頃の恋を思い出した時のせつなさを表現したとのこと。徹底的にしっとりとした作りで、演歌というより叙情歌謡といった雰囲気を感じさせる。
発売元
株式会社SORA押尾コータローらと活躍するピアニスト&ヴォーカリストが、サックスの宮崎隆睦をはじめ、バークリー音楽院でともに学んだ仲間と結成したポップ・ジャズ・ブラス・バンドのミニ・アルバム。J-POPとジャズに橋を架ける、親しみやすくハイ・クオリティなオリジナルが満載。
若き日のスターンの凄さがひしひしと伝わってくる、ヴァイオリン協奏曲の名演を収録。オーマンディの曲のまとめ方やヴァイオリンとの一体感もまことに立派。ローズとの二重協奏曲も見事なものだ。
2006年のモーツァルト・イヤーに発売され、ドイツでは権威ある“エコー賞”を受賞した3枚のアルバムからの抜粋盤。夫婦デュオとして世界的な名声を得ているタール&グロートホイゼンの息の合った演奏が楽しめる。
弾き振りが楽しめる「ピアノ協奏曲ト長調」、マリリン・ホーンの名唱が感動的な「シェエラザード」などが注目の、バーンスタインの名演集。フランチェスカッティの洒脱な演奏が魅力の「ツィガーヌ」も聴きどころだ。
ドイツ・ピアニズムの伝統を受け継ぐR.ゼルキンによる、ベートーヴェンの最後のピアノ・ソナタ3曲を収録。ゼルキンの60代前後から70代後半にかけての録音で、円熟期に向かうゼルキンの音楽性が刻まれている。
映画『Once〜ダブリンの街角で』の主演を務めたグレン・ハンザードと、女性シンガー・ソングライター、マルケタ・イルグロヴァによるデュオが発表した2作目。制作直前にプライベートでの関係を解消したという二人。恋愛を超えたミュージシャン・デュオとしての繊細で力強い音楽が収められている。
英ハードコア界の重鎮のアルバムは、ヘルキャットから。30年以上の活動に裏打ちされての痛快なストリート・パンクが展開される。2004年の来日公演を歌った「キッズ・ゲット・ダウン」や、ジョー・ストラマーに捧げた「サンノゼ・ウィンド」、そして政治的な内容まで地に足をつけた視点で書かれた歌詞にも一日の長が。
札幌出身スリー・ピース・バンドの、3枚目となるシングル。エモーショナルなヴォーカルと繊細なバンド・サウンドとが、箱庭っぽい幻想的世界観を作っていき、BUMP OF CHICKENあたりに近い感触。特にミディアムな曲での歌と演奏が一体化した高揚感は説得力があり、可能性を感じさせる。
プロデューサー&コンポーザーのジョルジュ・カンチェーミが自らMCを務め、山田裕一、SO-HEY!とともに結成したバンド・スタイルのヒップホップ・ユニットがリリースしたデビュー作。西野カナをフィーチャーした大ヒット曲「BRAVE HEART」をはじめ、日本人の琴線を揺さぶるセツナ系のメロディが胸にしみる。
アメリカ、ニュージャージー州出身のイケメン双子ダンス・エレクトロ・ユニットによる、日本先行のデビュー・フル・アルバム。CashCashに認められたサウンドは、アッパーでダンサブル、明るくキャッチーなメロディが楽しい。ロック・テイストも加味され、往年のファンや若者からも支持されそう。
ツイン・ヴォーカルのコズミック・ホームをフィーチャーしたJ-POPカヴァー・アルバム『オール・ザット・ジャズ』のシリーズ第3弾。春を感じさせる名曲群が、軽快なアレンジで楽しめる。