2010年4月発売
90年代ミクスチャー・スピリットを受け継ぐ10年選手が、よりハードでダイレクトなサウンドに焦点を絞ったサード・アルバム。打ち込みは隠し味程度に、重く速いビートには人力の厚味が、ほぼアップ・テンポで固めた楽曲はどれも激しいが、メロディはあくまで叙情派。原点に戻ったような溌剌さに好感。
千葉県柏市出身の4人組がファースト・アルバム『FORMA』から約4年ぶりに放ったEP。デトロイト・テクノ、ドラムンベース、ハードコアなどからの影響を融合させた、メロディックなダンス・チューンがポップに響く。BOOM BOOM SATELLITESとの協業で知られる三浦カオルによるプロデュース。
全曲本人弾き語り(「中野グラフィティー」のみピアノ)によるアコースティック・アルバム。立川で生まれ育った彼が、高尾から東京まで14駅にまつわる想い出を歌でたどる。その昔、フォーク・ギターをかじったことがあるお父さんに、久々に弾きたいと思わせる一枚だ。「三鷹ブルース」では松本孝弘(B'z)が、参加している。
⇒加山雄三 デビュー50周年アルバム「若大将50年!」はコチラ 2010年4月発表のデビュー50周年記念シングル。森山良子、谷村新司、南こうせつ、さだまさし、THE ALFEEらが参加。武部聡志がサウンド・プロデュースを手がけた、“永遠の若大将”にふさわしい活気のある内容となっている。
J-POPカヴァー・シリーズ“Essence of life”のベスト・トラックを集めたアルバム。SOTTE BOSSEらが歌うトラックの数々はそのヴォーカルもさることながら、アレンジもさすがのクオリティだ。全20曲を収めた2枚組。
知る人ぞ知る存在として注目のThe Mirrazが、すでに入手困難の通称“0thアルバム”を再発。切迫したエモーションをささくれだったギター・サウンドに昇華するさまは現在に通ずるが、バンドとしてまだ未整理な部分が散見できるなど、青き姿が刻みつけられている。