2010年4月発売
映画『Once〜ダブリンの街角で』の主演を務めたグレン・ハンザードと、女性シンガー・ソングライター、マルケタ・イルグロヴァによるデュオが発表した2作目。制作直前にプライベートでの関係を解消したという二人。恋愛を超えたミュージシャン・デュオとしての繊細で力強い音楽が収められている。
英ハードコア界の重鎮のアルバムは、ヘルキャットから。30年以上の活動に裏打ちされての痛快なストリート・パンクが展開される。2004年の来日公演を歌った「キッズ・ゲット・ダウン」や、ジョー・ストラマーに捧げた「サンノゼ・ウィンド」、そして政治的な内容まで地に足をつけた視点で書かれた歌詞にも一日の長が。
札幌出身スリー・ピース・バンドの、3枚目となるシングル。エモーショナルなヴォーカルと繊細なバンド・サウンドとが、箱庭っぽい幻想的世界観を作っていき、BUMP OF CHICKENあたりに近い感触。特にミディアムな曲での歌と演奏が一体化した高揚感は説得力があり、可能性を感じさせる。
プロデューサー&コンポーザーのジョルジュ・カンチェーミが自らMCを務め、山田裕一、SO-HEY!とともに結成したバンド・スタイルのヒップホップ・ユニットがリリースしたデビュー作。西野カナをフィーチャーした大ヒット曲「BRAVE HEART」をはじめ、日本人の琴線を揺さぶるセツナ系のメロディが胸にしみる。
アメリカ、ニュージャージー州出身のイケメン双子ダンス・エレクトロ・ユニットによる、日本先行のデビュー・フル・アルバム。CashCashに認められたサウンドは、アッパーでダンサブル、明るくキャッチーなメロディが楽しい。ロック・テイストも加味され、往年のファンや若者からも支持されそう。
ツイン・ヴォーカルのコズミック・ホームをフィーチャーしたJ-POPカヴァー・アルバム『オール・ザット・ジャズ』のシリーズ第3弾。春を感じさせる名曲群が、軽快なアレンジで楽しめる。
くるりやハイ・スタンダードなど、日本のロックを代表するバンドのエンジニアを務めたOsamu Seino率いるバンドの3作目は、自信たっぷりの爽快なギター・ポップがずらりと並んだ力作。新たに加入した紅一点・Hanamiのサポート・ヴォーカルも、とてもキュートで効果的だ。
東京・三多摩地区のライヴハウスで活動を続ける4人組バンドのミニ・アルバム。ハードコア、ジャズ、スカパンクなど、多彩なジャンルを濃縮した音楽スタイル。胸に迫る強烈なミクスチャー・サウンドが満載だ。
自身がこれまで“feat.”として参加した楽曲を集めた、フィーチャリング・アルバム。マボロシ、May J.、SOFFet、Soweluら、J-R&Bシーンを盛り上げている面々から、米米CLUBや槇原敬之らJ-POPのビッグ・アイコン、同胞シーモネーターまで、見事な“ピープル・ツリー”となった作品。