2010年5月26日発売
カフェ・ウィンナ〜19世紀のカフェ・ミュージック ミカラ・ペトリ&ラース・ハンニバル ミカラ・ペトリの演奏家生活40周年記念。長年のパートナーであるラース・ハンニバルと共に、18世紀から19世紀ウィーンの心地良い音楽を収録した1枚です。 【収録情報】 ・ジュリアーニ:協奏的大二重奏曲 Op.52 ・カルッリ:イギリス民謡による幻想曲 Op.102 ・キュフナー:フランス民謡によるポプリOp.226 ・ベートーヴェン:マンドリン・ソナチネ ハ短調 WoO43a(リコーダーとギター編) ・ベートーヴェン:マンドリン・ソナチネ ハ長調 WoO44a(リコーダーとギター編) ・エルンスト・クレーメル:序奏、主題と変奏 Op.32 ・マイセダー:ベートーヴェンとロッシーニの主題によるポプリ ・シャインディースト:オーストリア民謡による変奏曲 ミカラ・ペトリ(リコーダー) ラース・ハンニバル(ギター) 録音時期:2009年2月9-11日 録音場所:デンマーク 録音方式:デジタル(セッション) SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO Powered by HMV
メロディーズ〜ヴァイオリンとギターで奏でるロマンティックなメロディ 【収録情報】 ・マスネ:タイスの瞑想曲 ・クライスラー:愛の悲しみ ・ヘンデル:ラルゴ ・シューベルト:アヴェ・マリア ・モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス ・フォン・パラディス:シシリエンヌ ・ラロ:アンダンテ ・ビゼー:間奏曲 ・ヘンデル:ラルゲット ・グリーグ:牛よせ歌 ・グルック:精霊の踊り ・グリーグ:子守歌 ・パガニーニ:カンタービレ ・クライスラー:美しきロスマリン ・サティ:ジムノペディ第1番〜第3番 チェン・イ(ヴァイオリン) ラース・ハンニバル(ギター) 録音時期:2009年8月31日ー9月2日 録音場所:デンマーク、カルレボ教会 録音方式:DXD audio format, 352.8 kHz/24bit SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO Powered by HMV
米国西海岸で活躍するダグのアルバム。フルアコのノーマル・トーンで醸すサウンドは正統派のジャズ・ギター・スタイルで、「イッツ・ア・ブルー・ワールド」冒頭や「マイ・アイデアル」などで聴かせるソロ・ギターの端正な味わいはファンには堪えられないだろう。コード・ワークもアドリブも完成度の高い、本格ギター・トリオ作品。
西海岸のベテラン、フランク・ストラゼリが日本のジャズ・レーベルへ録音したバド・パウエル集。パウエルはストラゼリが敬愛してやまないピアニストだ。大半の曲はパウエルが全盛期に作曲したもの。どこか晩年のパウエルを思わせる枯れた演奏が興味深い。
モンクの「ラウンド・ミッドナイト」やシルヴァーの「ソング・フォー・マイ・ファーザー」など、あえてピアニストの曲を積極的に取り上げているのが面白い。端正でスウィンギーにアレンジして演奏。随所に差し込まれたオクターブ奏法が耳を引き、演奏を印象深くしている。
隠れた名ピアニスト、ライトが94年、32年ぶりに残したリーダー作。かつてのゴスペル・ライクなブルース・フィーリングが健在なのは嬉しい。時空を超えて彼がぼくたちの前に戻ってきた。相変わらずの軽やかなブルース・フィーリングが見事だ。
ドイツの女性歌手。これは6枚目の作品で、プリンス、ドアーズ、ビートルズ、ローリング・ストーンズなど、ロック〜ポップ系の曲を歌っている。しかしバックがウォルター・ラング・トリオということで、サウンドはジャジィ。セクシーな囁きに思わずうっとりです。
カナダ出身のメタルコア4人組のアルバム。阿鼻叫喚とでも評したくなるライアム・コーマイヤーの歌声をフィーチャーしての混沌したエモーションが息づくラウド・サウンドは、アグレッシヴにしてスリリングのひと言。ビースティ・ボーイズのカヴァー「サボタージュ」も、熱い。
発売元
ニホンモニター株式会社ラジオ放送用の制約のためか強い音が弱く、逆に弱い音が強く収録されており、全体像がちょっと見えにくい。それを乗り越えて耳を傾けると、今では聴くことのできないひなびた響きと、機能性をあまり重視しない田舎風の音楽運びが面白い。解説もマニアック。
かつてFonogenicoというユニットをやっていた女性歌手、屋号を変えてのアルバム。切ない誘いを持つ歌い口を活かそうとする指針をとり、三人のソングライターを起用しつつ、J-POP文脈におけるサウダーヂ的表現を作り上げていく。それは都会的であり、ほのかにキャッチー。
ドイツのエモーショナル・ロックを牽引してきたsometreeの日本デビュー作。メロディアスでポップなヴォーカル・ラインと轟音ギターの対比、強弱を巧く使ったメリハリの利いた音が印象的。さらに、その合間を縫うシンセが一体化、ハイ・クオリティの作品に。★