2010年6月23日発売
ニールセン:オルガン作品全集、ランゴー:オルガン作品集 【収録情報】 ニールセン: ・祝典前奏曲 ・29の小前奏曲 ・2つの前奏曲 ・メロディ ・コムモーティオ ランゴー ・昇天日 ・埋没ー最初の日曜日の後に ・収穫の前奏曲 ・アクセル・ゲーゼの葬儀に ・結婚行進曲 フリードヘルム・フランメ(ミューライゼン製オルガン) 録音時期:2008年5月1-2日 録音場所:バート・ガンダースハイム、僧院教会 録音方式:デジタル(セッション) SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND Powered by HMV
ウェン=シン・ヤン/ダヴィドフ:チェロ協奏曲第3番、第4番 【収録情報】 ・ダヴィドフ:チェロ協奏曲第3番 Op.18 ・ダヴィドフ:チェロ協奏曲第4番 Op.31 ・チャイコフスキー:夜想曲 Op.19-4 ・チャイコフスキー:カプリッチョ風小品 Op.62 ・チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ ウェン=シン・ヤン(チェロ) 上海交響楽団 テリェ・ミッケルセン(指揮) 録音時期:2009年 録音場所:上海 録音方式:デジタル(セッション) Powered by HMV
英国ラッパー/プロデューサーであり、ミッシー・エリオットやm-floなどのリミックスも国籍を超えて手がける15年選手のアルバム。ジャジィな作法で知られる彼だが、ここでの細部に気が配られたものを聴いていると、それはポップ/軽妙という言葉と重なることであるのがわかる。
エジソンが蓄音機を発明した当時、人々が真っ先にレコードに収めようとしたのはオペラのスターであった。3枚のCDにはSP黎明期のアコースティック録音からLP登場前夜の若きテバルディの瑞々しい歌声まで、イタリア・オペラの歴史に残る歌唱を収録。カルーゾ、テトラッツィーニ、ファーラーなど、伝説的名歌手の歌声が鮮やかに甦る。SP盤の針ノイズが巧みに除かれ、電気吹き込み以降のものは特に聴きやすい。なかんずく白眉はガッリ・クルチとデ・ルーカによる「椿姫」の二重唱。カルーゾのイタリア民謡も心に沁みる。
内藤孝敏によるノイズリダクション方式で届けられたSP盤からの復刻シリーズ。往年の名歌手たちによるイタリア・オペラ・アリア集だ。19世紀末から20世紀前半の歌唱スタイルを知る貴重な記録が詰まっている。
伸びやかな歌声が和みを感じさせ、意外とあっさり味の歌唱を聴かせる演歌の志摩幸子の全曲集ベスト。84年発表のデビュー曲「いわき絶唱」から全シングル曲と新曲「母さんの詩」までを収録。母へ感謝する新曲「母さんの詩」では、若々しく感じられる歌声を聴かせる。
女性ピアニストのセシリア・コールマンと新進女性歌手ゲイル・アレンの双頭リーダー作。曲によってヒューストン・パーソンらのホーンが加わるコンボ感覚のヴォーカル作品。すっきりしたアレンジとソウルフルな歌声が印象的。セシリア&ゲイルのオリジナルも魅力的。
ビショップといえば幻の名盤『スピーク・ロウ』で知られるピアニスト。日本では根強い人気を誇っている。その彼が87年の来日時に残したライヴ・アルバム。ビ・バップの香りを湛えたタッチは力強く淀みがない。モダンな響きも聴かせる良盤だ。
幻のピアノの名手が残した94年録音のLPに3曲の未発表を追加してCD化。バート・エッコフは1940年アメリカ生まれ。アル・ヘイグ本人が代役を依頼するほどの名手だがほとんど無名だった。トリオとソロ録音が半々。ヘイグと哀愁のジャズ・ピアノが好きな人におすすめ。
同時発売されたアルバム『残照』に修正を経て収録された2曲の完全版に、「竹田の子守唄」を加えてリリースするシングル。強い意志を伝えようとする、彼女の音楽に込められた表現の自由と制限、権利と責任についての想いが伝わってくる。アルバムを補完する重要作品だ。
ミニマル・テクノ、エレクトロ・ファンクからの影響を感じさせる抑制の利いたビート、80年代ニューウェイヴ直系の陰鬱かつポップなメロディ。米国産バンドのアルバムは、八方塞がりの時代状況(そして、大幅にメンバーが変わってしまったバンドの状態)を音楽性の高さで吹き飛ばす、強靭でクールなダンス・アルバム。
『フライン・バタフライ』に続く作品。チック・コリア、リー・モーガン、ジョン・コルトレーンらの演奏でおなじみのジャズ曲を鮮やかに歌っているのが実に印象的。シャキッとしたバックのサウンドも魅力で、守屋純子のアレンジ、近藤和彦らのソロも素晴らしい。