2010年8月発売
アーク・エネミーのマイケル・アモット(g)が率いる5人組。本作は約5年ぶりとなる7作目で、ブラック・サバスをはじめとする70年代のハード・ロックに通じるヘヴィな音楽性に変化はない。シンガー交替後の第1弾ながら、不安を吹き飛ばす上々の仕上がり。触れるたびに味わいが増す。★
スタジオジブリのアニメ楽曲をボッサ・アレンジで聴かせるコンピレーション。「君をのせて」(『天空の城ラピュタ』)や「風の伝説」(『風の谷のナウシカ』)など、代表的な楽曲の数々を収録。リラックスしたいときのBGMとしても最適だ。
2009年に活動を休止したメトロノームのリーダー“福助。”率いるソロ・ユニットのシングル。バンドが生み出すダイナミズムと宙を飛び交うシンセがポップかつノイジィに混ざり合ったメロディアスなデジ・ロックはインパクト十分。エフェクティヴなヴォーカルからはみ出しそうなエモーションが目映い。
ジャーマン・メタルの10年選手が久々に発表するサード・アルバム。かつてデヴィッド・カヴァデールと比較されたオリジナル・ヴォーカルのロバートが復帰。ギターのマイケル・クレインとのコンビは健在。どの曲もメロディが印象的で、耳に残る。これぞ最強メタル。ひたすら、カッコよさを追求。
60'sカヴァー「涙のブレイクアェイ」や傑作「夢みるトレイシー」などでおなじみのトレイシー嬢が、シンガーとして活躍していたスティッフ時代の音源を完全収録した2枚組。オールディーズ・カヴァーとオールディーズ的名曲がたっぷり詰まっている。未発表曲「リトル・レッド・ライディング・フッド」の収録もファンは見逃せない。大音量でパンクではなくトレイシーを! 快感です!
60年代に湯原がバンド付きの歌手だったザ・スウィング・ウエストと共演しているシングル。歌謡ポップ「Love comedyららばい」では、彼のポップ・シンガーならではの本領が発揮されている。バラード曲「黄昏の天使たち」は妻・荒木由美子とのデュエットでしんみりと聴かせる。
日本のビッグバンド界をリードする角田健一ビッグバンドの、高音質収録による名曲集。明快でダイナミック、ビッグバンド・ジャズの楽しさにあふれる痛快作だ。音質のよさもオーディオ・ファンを喜ばせる出来映えだろう。『BIG BAND SOUND』の続編で、2枚同時にSA-CD発売。
スイングから武満徹まで、幅広いレパートリーでビッグバンドの魅力を伝え続ける角田健一ビッグバンドのアルバム。ダイナミックで溌剌としたサウンドとともにビッグバンドの楽しさをたっぷりと届けてくれる。