2010年8月発売
12年ぶりにやった2004年の再編ツアーのライヴにスタジオ録音の「ミステリー・トレイン・ケプト・ア・ローリン」を加えたCD。ネオ・ロカビリーの旗手として80年に登場したトリオだが、ブライアン・セッツァー(vo,g)をはじめとして経験を積んで深みを増した濃いロックン・ロールに酔いしれる。日本盤は「フォード39年モデル」を加えて英文ライナーの和訳付き。
膨大なカタログ音源の中から30曲前後を厳選し、2枚組のSMH-CDに収めたベスト盤。選曲・監修・解説は、AOR評論家の金澤寿和。デビュー曲「風のシルエット」ほか、“ミスターAOR”の愛称にふさわしい、ソフト&メロウな曲で構成している。
1978年発表のデビュー曲「ハロー・ミスター・モンキー」、85年に発表したラスト・シングル「恋はナイト・アンド・デイ」まで、全シングル20枚のAB面を網羅した40曲入り2枚組。世界初CD化となる「あの愛をもう一度」も収録。
“四六時中・音楽主義宣言”で発表した、桑田佳祐の待望のニューシングルがいよいよ登場! 10月20日(水)リリースの8年ぶりオリジナル・ソロ・アルバムをリードする今作は、「本当は怖い愛とロマンス」とCM等でお馴染みの「EARLY IN THE MORNING」の新曲2曲に加え、何と3月13日に日本武道館で開催された“音楽寅さん”イベントでのスペシャルライブ音源6曲を収録!! 「Newアルバムが待ちきれないっ!」そして「ツアーへの期待感がはちきれそうっ!」な内容の超プレミアムシングル! 【収録曲】 1. 本当は怖い愛とロマンス 2. EARLY IN THE MORNING 3. 今でも君を愛してる(ライブ音源) 4. しゃアない節(ライブ音源) 5. 東京(ライブ音源) 6. 誰かの風の跡(ライブ音源) 7. ダーリン(ライブ音源) 8. ROCK AND ROLL HERO(ライブ音源)
オランダの4人組メロディック・ロック・バンドの通算5作目となるアルバム。再結成後の2作目となるのだが、ポップなメロディとハードで豪放な演奏のマッチングは見事。過去の実績に頼るのではない、現在進行形のメロデイック・ハード・ロックを聴かせてくれる。
つい、構えた腕に力が入ってくる重量感あふれたイントロだ。まさに演歌のツボを心得た楽曲アレンジ。そんな“いなたい昭和な舞台音楽”に負けない、とても力のこもった歌声が朗々と響きわたっていく。人生は一度きりだからという重いテーマを、哀愁を持った歌声で大きく包み込んだ作品。
島津悦子のシングル「涙の河」は、これぞ演歌の王道を往くといった感じの、吉岡治の詩と弦哲也の曲。島津の自然体の歌唱も曲調を活かし、好感が持てる。「鹿児島の恋」は、日本作曲家協会音楽祭2010ソングコンテストでグランプリを受賞。半音下げのカラオケなど、サービスも充実。マニアの間で人気を呼ぶことだろう。
マンスの健在を伝えるソロ・アルバム。独特のブルース・フィーリングが淡々とした味わいの中で綴られていく。いっさいの虚飾がないシンプルなプレイとヴェテランならではの深い表現に胸を打たれる。魅力的なフレーズの連続にしばし時間を忘れた。
発売元
キングレコード株式会社どちらも敗戦直後に結成されたビッグバンド界の老舗中の老舗。本作はその共演盤、いや融合盤というべきだろう。オープニングの「ビギン・ザ・ビギン」ではテーマの各小節を往年のスウィング・ジャズとラテンのアレンジに分けられるなど、どこから聴いても一度で二度美味しい贅沢な作りに。
両A面シングルで、「遠くへ」は、未来より遠くへ、折れた翼を広げて飛び立とうと力強く歌いあげるメッセージ・ソング。「Unfair Love」は、彼女のいる彼に恋してしまった自分の葛藤を歌う切ないラブ・ソング。2曲とも、MAY'Sのハスキーなヴォーカルが心を揺さぶってくれる。
美貌に反した狂乱のヴォーカル・スタイルを聴かせるマリア嬢率いるメタル・バンドの3作目。ダークでヘヴィネスな曲が機軸なのは変わっていないが、マリア嬢の歌は格段に成長。感情をえぐり出すスクリームやメロディアスなクリーンといった振り幅はもちろん、表現力にはいちいち圧倒される。
作曲家・杉本眞人のシンガー・ソングライターとしての作品。70年代のフォーク全盛期に戦無世代の歌謡曲だなと感じたのが、間違いではなかったと実感させられる。私小説的な物語が似合う年代になったすぎもとの歌声ならではの深い歌謡性によって説得され、納得。