2010年9月発売
モダン・ヘヴィ・ロック・バンドの6ft.downが、新たに10代をLAで過ごしたという新ヴォーカリストのNAOを迎えてセカンド・アルバムをリリース。英詞によるアラニス・モリセット風の歌を乗せたミドル・テンポのヘヴィ・チューンは、ミステリアスでかつ独特な美しさを放っている。
トラックメイカー・デュオの5年ぶりとなるセカンド・アルバムのリリースに先がけた、6曲入りの初回限定シングル。以前から絆の深い神門と共作した、母親への愛情が詰まった極上の一曲「母ちゃん」の4つのヴァージョンと、YAMANEとELOQがその高いスキルを存分に発揮した「Shiratti rhythm」を収録。
台湾のメロディック・ブラック・メタル・バンドのセルフ・カヴァーに、2006年のアルバムの数曲を加えたCD。デス・メタルもブレンドしつつ二胡の音が叙情性に富む潤いをもたらし、日本盤のみのジューダス・プリーストの「Painkiller」も独特の解釈だ。政治的な内容も含む英語と中国語の歌詞も大変興味深い。★
アニソン・アーティスト、飛蘭の1stアルバム。TVアニメ『聖痕のクェイサー』のオープニング・テーマ「Errand」や2ndシングル「I sing by my soul」などを収録した、ベスト的な内容の充実作だ。
8人組ソウル・バンドのファースト。レア・グルーヴ直系の程良く引き締まったコクのあるサウンド、キングトーンズあたりを彷彿させる粘っこいヴォーカル、それに曲自体も親しみやすく、すでに完成度はかなり高い。マニアックな方へ行かず、日本語ポップスとして成立させているところがいい。
スウェーデンで2004年に結成された5人組が放つファースト・アルバム。北欧らしさも見出せる透明感のあるメロディを湛えた、オーセンティックなロックを奏でている。力強さと柔らかさを備えたオルタナティヴさが魅力。元TNTのトニー・ハーネル(vo)がプロデュースを手掛けたのも話題。