2019年8月2日発売
2018年、魂の“暴動=ライオット”を巻き起こした感動のライヴが蘇る。 名盤『サンダースティール』(1988)完全再現を含む、日本のメタル・ソルジャーズに捧げる永久保存名曲満載ライヴ。 日本盤限定ボーナス映像「スティル・ユア・マン」「ブラック・レザー」収録。LOUDNESS山下昌良が「ウォリアー」でゲスト参加。 2018年3月10日/11日、川崎CLUB CITTA'でヘヴィ・メタルの奇蹟が起こった。 名盤『サンダースティール』(1988)の30周年を記念するアニヴァーサリー・ライヴ。二部構成、 2時間半におよぶステージは早くも伝説の域に達している。本作は、その全貌を余すところなく収めた鮮烈なドキュメントだ。 第1部は 新旧クラシックスで押しまくるベスト・セット。最新アルバム『アーマー・オブ・ライト』(2018) のタイトル曲は、 当時まだ発売前にも拘わらずいきなり場内を沸点までヒートアップさせる。『ザ・プリヴィレッジ・オブ・パワー』(1990)からの「オン・ユア・ニーズ」 「メタル・ソルジャーズ」、『イニッシュモア』(1997)からの「エンジェル・アイズ」などが次々と繰り出されるライヴは、 突き上げた拳を下ろすことを許さない怒濤のメタル絨毯爆撃だ。今回の日本公演のハイライトである第2部、『サンダースティール』完全再現は、 永久保存級の凄演だ。アルバム当時のメンバーはドン・ヴァン・スタヴァン(ベース)のみだが、現在のラインアップにはライオット魂が伝承されており、 2012年に亡くなったギタリストのマーク・リアリへの愛と敬意が備わっている。2013年に加入したトッド・マイケル・ホール(ヴォーカル)は オリジナルを尊重しながら、闇を斬り裂くハイトーンのシャウトで観衆のハートと会場全体を揺さぶる。 さらにアンコールでは「ロード・レーシン」「ソーズ・アンド・テキーラ」「ウォリアー」という初期のクラシックス3連打を披露。 「ウォリアー」ではLOUDNESSの山下昌良がゲスト参加。さらにバンドのマスコットである“ジョニー”軍団がステージを占拠、 ヘッドバンギングを繰り広げるなど、アニヴァーサリー・ライヴに相応しい盛り上がりを見せた。 特筆すべきなのは、バンドと日本の観衆が生み出す化学融合だ。初期から『ナリタ』(1979)というアルバムを発表するなど、 常に日本から刺激とインスピレーションを得てきた彼らは、本作のライヴでも「ランド・オブ・ザ・ライジング・サン」をプレイ。 本作に収められたヘッドライナー・ツアーからわずか半年後、2018年9月にも“METAL WEEKEND 2018”で来日公演を行っていることからも、 両者の強い絆を感じることが可能だ。 バンドは1989年に初来日。1990年=2度目の来日公演は『RIOT IN JAPAN - LIVE!!』としてライヴ・アルバム化されたが、 オフィシャル・ブートレグ的な音質の作品だった。本作はライオットと日本の爆発的なケミストリーをフル装備で捉えた記念碑的作品である。 本作は2日目=11日のステージを軸とし、その日のみプレイされた「オン・ユア・ニーズ」「メタル・ソルジャーズ」を本編収録しているが、 日本盤限定ボーナス映像として、初日=10日のみプレイされた「スティル・ユア・マン」「ブラック・レザー」も収録している。 「SHINE ON!カガヤケ!」という熱いメッセージが、日本のヘヴィ・メタル・ファンの魂を鼓舞する。2018年3月の二夜は、本作によって永遠となった。 【メンバー】 トッド・マイケル・ホール(ヴォーカル) ドン・ヴァン・スタヴァン(ベース) マイク・フリンツ(ギター) ニック・リー(ギター) フランク・ギルクリスト(ドラムス)
ロック界にその名を永遠に刻む究極のプログレッシヴ・ブランド、イエス。 結成50周年という記念すべきアニバーサリー・イヤーを迎えた彼らの最新ライヴ・アルバム、その名も『イエス〜50周年記念ライヴ〜』が登場! 1968年に結成、翌1969年にアルバム『YES(邦題: イエス・ファースト・アルバム)』でデビューを果たし、 その後自らのサウンドを進化/深化させながら活動を続け、彼らの活動の歴史こそプログレッシヴ・ロックの歴史そのものを体現する、究極のプログレッシヴ・ブランド、イエス。 彼らのバンド結成50周年を記念したワールド・ツアーの中から、2018年7月20日と21日に米フィラデルフィアにある会場、 ザ・フィルモアルモアで開催されたライヴの模様を収録した、最新ライヴ・アルバムがここに登場! 豊饒の歴史を総括するこのライヴには、現メンバーであるスティーヴ・ハウ(g)、ジェフ・ダウンズ(key)、アラン・ホワイト(dr)、ビリー・シャーウッド(b)、 ジョン・デイヴィソン(vo)に加え、2019年2月の来日公演にも同行したジェイ・シェレン(dr)やトニー・ケイ(key)、さらにはパトリック・モラーツ(key)やトム・ブリスリン(key)、 そしてトレヴァー・ホーン(vo)といった、イエスの歴史を彩って来たメンバーも参加する、記念すべき瞬間がアルバム2枚にたっぷりと収録されている。 2019年2月の来日公演でも圧巻のパフォーマンスで満員の会場を魅了したイエス。この最新ライヴ・アルバム発表前後には、「The Royal Affair Tour」と題された北米ツアーが決定している。