2024年10月11日発売
国内外のシーンにおいて唯一無二の存在感を放つポスト・ハードコアバンドenvy、2020 年発表の前作『THE FALLEN CRIMSON』より約4 年8 カ月、現体制になり2 作品目となる新作アルバム『Eunoia』完成。 前作リリース以降もバンドは歩みを止めず海外大型フェスでのヘッドライナー出演や各国ツアーを経てアルバムを完成させた。 8作目のフルアルバム『Eunoia』。“美しい考え”という意味を持つ本作は、当初全体を通してマイナーキーを多用したサッドな世界観を表現した作品となる予定だったが、結果いくつかの楽曲はコンセプト通りになったが自然と向かうべき方向へ導かれた。 誠実に自身の無力と向き合い、ささやかな希望を求め、日々の生活から得た感情を日記のようにしたためたVo.深川哲也の歌詞は作品に更に深みを与える素晴らしい内容となり、メンバーチェンジから6年目を迎え、良い信頼関係が作品にも強く反映されたと言える。 レコーディング&ミックスはTakashi “Patch” Kitaguchi、マスタリングはJosh Bonatiが手掛けた。
北欧ゴシック・ロックのスーパー・バンドが放つデビュー・アルバム 哀愁のダークなメロディーが胸を打つ。北欧メタルの最強の5人衆が集結したのが、このセメタリー・スカイラインだ。自らの世代に最も大きな影響を与えたアーティストへのリスペクトを込めて、エイジレスなダーク・ミュージックを創造するというアイデアから、2020年のある時期に結成された。 ヴォーカル:ミカエル・スタンネ(ダーク・トランキュリティー、他)、ギター:マルクス・ヴァンハラ(インソムニウム、他) キーボード:サンテリ・カッリオ(アモルフィス)、ベース:ヴィクター・ブラント(ディム・ボガー、他) ドラム:ヴェサ・ランタ(元センテンスト、他)
制作・出演
イマニュエル・ウィルキンス / ガナヴィヤ / クウェク・サンブリー / ジューン・マクドゥーム / セシル・マクロリン・サルヴァント / マイカ・トーマス / ヤウ・アギェマン / リック・ロサートアフリカン・アメリカンの過去・現在・未来を見つめて静かに描く、 現代ジャズ最注目奏者イマニュエル・ウィルキンス最大の野心作。 共同プロデュース:ミシェル・ンデゲオチェロ ゲスト:セシル・マクロリン・サルヴァント (vo)、クリス・デイヴ (ds)他 ●22歳の若さで名門ブルーノートからデビューし、1stアルバム『Omega』がニューヨーク・タイムズ誌の「2020年No.1ジャズ・アルバム」に選出。オーセンティックからコンテンポラリーなものまであらゆるスタイルを操り、深い感情を呼び起こすサウンドで高い評価を得ている現代ジャズ最注目奏者、イマニュエル・ウィルキンス。2022年作『The 7th Hand』も大きな話題を呼び、2024年10月には待望の初来日公演も予定している。 ●本作は、約2年振り、ブルーノート3作目となるニュー・アルバムで、ウィルキンスとミシェル・ンデゲオチェロの共同プロデュースで制作されている。「母親にキッチンへ連れられて、レシピを教えられているような、そんな一場面を聴いているようなアルバム」と本人が語るこのアルバムのタイトルは、1964年に無実の罪で逮捕され、刑務官から度重なる暴行を受けたにもかかわらず「血が出ていない」という理由で治療を受けられなかった少年、ダニエル・ハムの「あざを切開して血を流して、そのあざ(ブルース)の傷を見せなければならなかった」(I had to, like, open the bruise up and let some of the blues [bruise] blood come out to show them)という発言からきているもの。 スティーヴ・ライヒが「Come Out」で本人の音声を使用したことでも有名なこのフレーズの、あざ(bruise)をブルース(blues)と発音している部分から着想を得て、「プランテーション時代まで遡ると、黒人にとって痛みの中の喜びの象徴だった」という「ブルース」と、「先祖や世代の象徴だ」という「血」を描いた、自身最大の野心作となっている。マイカ・トーマス (p)、リック・ロサート (b)、クウェク・サンブリー (ds)といったレギュラー・カルテットを中心に、アルバムは終始静かに流れるように進んでいくが、その中にも深い悲しみや激しい感情が感じ取れる仕上がりとなっている。 ●自身の作品で初めてヴォーカルをフィーチャーしている点も興味深い。グラミー賞3度受賞の若き歌姫セシル・マクロリン・サルヴァント、シャバカ・ハッチングスやフローティング・ポインツが参加した新作が話題のガナヴィヤ、幻想的な歌声が印象的なニューヨーク在住のシンガー・ソングライター、ジューン・マクドゥームなどがヴォーカリストとして参加している。芸術家のシアスター・ゲイツが率いるグループ、シアスター・ゲイツ&ザ・ブラック・モンクスに影響を受けたというウィルキンスは、「シアスターとはとても親しくなり、参考となる多くの録音を聴かせてもらった。声は空気を振動させる楽器であり、命を吹き込むものであるという点でサックスに非常に近い。この作品ではコミュニティのように感じられる音楽を書きたかった」と語っている。 また、アブストラクトなインタールードやポスト・プロダクション要素もふんだんに採り入れられており、アルバムを通してコンセプチュアルで新しいサウンドが繰り広げられている。 ●ステージ上で演奏される際は同時に伝統的なレシピが調理され、ナイフで食材を切る音やお湯を沸かす音などをマイクで拾ってサウンドに同化させるという極めてユニークなアイデアに満ちた『ブルース・ブラッド』の音楽について、ウィルキンスは「言葉で表現するのは難しいけど、この音楽には錬金術的な力があるということだけは分かっている。 とてもパワフルだ。この音楽をちゃんと届けて、人々に何かをもたらせるようにするのが使命だと思っている」とコメントしている。
制作・出演
エヴァン・シャーマン / ケンドリック・マカリスター / コナー・ローラー / サマラ・ジョイ / ジェイソン・チャロス / デヴィッド・メイソン / ドナヴァン・オースティン / フェリックス・モースホルム第65回グラミー賞(最優秀新人賞/ 最優秀ジャズ・ヴォーカル・アルバム)2部門受賞 第66回グラミー賞(最優秀ジャズ・パフォーマンス賞)受賞 ジャズに新風を吹き込む圧巻のヴェルヴェット・ヴォイス 前作リリースから約2年。ファンが待ち望んだニュー・アルバム! ●24歳にしてサラ・ヴォーンを思わせる圧倒的な表現力で「カスタードのようにリッチな歌声」(ニューヨーク・タイムズ)、「静謐で悠然な音楽」(NPR)と絶賛を集めるニューヨーク出身の女性ジャズ・ヴォーカリスト、サマラ・ジョイ (Samara Joy)。 近年には珍しいオーセンティックなジャズ・ヴォーカルでありながらTikTokではフォロワー65万人以上、600万以上のいいねを記録するなどSNS世代にも幅広く支持されている。第65回グラミー賞ではメジャー・デビュー・アルバム『リンガー・アワイル』にて「最優秀新人賞」と「最優秀ジャズ・ヴォーカル・アルバム賞」の2部門を受賞、翌年の第66回グラミー賞ではシングル「Tight」で「最優秀ジャズ・パフォーマンス賞」を受賞。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いでアーティストとして成長を続けている。そんな彼女がファン待望のメジャー・デビュー2作目のアルバム『ポートレイト』をリリースすることとなった。 ●2024年2月、多くの名盤がレコーディングされてきたヴァン・ゲルダー・スタジオにて3日間に渡って録音。 サマラの脇を固めるのはツアーを共にした新進気鋭の若手ジャズ・ミュージシャン7人。スタンダードとオリジナルが織り交ぜられた内容で、彼女の類まれなる歌唱力と表現力を全面に押し出した力作。 ●今作についてサマラは、「さまざまな流れが絶えず注ぎ込まれ、決して枯れることのないインスピレーションの泉。 このプロジェクトと、私と一緒にこのプロジェクトを作り上げたミュージシャンたちのことを考えるとき、そんなことを思い浮かべます。7人のミュージシャン、7つの斬新な視点と音楽的背景、そのすべてが成長と素晴らしい音楽の探求のためにデザインされ、ひとつになりました。 多くのものからインスピレーションを受けつつも、私たちの独自の音楽を創造するために、常にペンと精神を働かせました。 このバンドのサウンドには、驚くほど深い音楽性と創造性が注ぎ込まれています。 私は1年間かけて作り上げ、ツアーで何度も修正をしてようやく形になった今作、『ポートレイト』を発表できることを光栄に思います。」と語っている。