著者 : しあびす
幼い頃に両親が亡くなり、伯父であるフローゼル伯爵家の養女になったリゼ。ある日、姉のミカナから婚約者であるエセロを譲れと言われ、家族だと思っていた人達から嫌がらせを受けるようになる。やがてミカナはエセロを誘惑し、最終的にリゼは婚約破棄されてしまう。そんなリゼのことを救ってくれたのは、かっこよくてかわいいもふもふたちだった!?家を出たリゼが、魔法の家族と幸せに暮らす、異世界ファンタジー!
エレミア・ノイと名を変えてレアン騎士学校高等部の生徒となった十歳のエレミー・オウルディンガム。ガリア国王であり学校の理事長でもある父キルプス暗殺未遂を犯した同級生ミクの罪もエレミア必死の嘆願により帳消しとなり、彼女も本来の名であるリオナとして生徒で居続けられることとなった。にぎやかな学生生活、同居するかつての弟子リリとの日常に戻り剣の道に邁進するエレミアだが、レアンダンジョンでのホムンクルスとの遭遇、そして善戦してみせたエレミアたち一組三班を中心に、実力不足の貴族の子弟たちを伴い再度命懸けのカリキュラムに挑むことにー!?その一方、亡きブライズの面影をのぞかせるエレミアに、リリは秘めていた複雑な想いを膨らませていき…。見た目は子供、中身は無敵の元剣聖が対峙する“現在”と“過去”。波瀾万丈の学園ファンタジー第2巻!
独自の剣術で弟子を率い、国を救った剣聖ブライズ。壮絶な人生の果て、ブライズはその記憶を持ったままにガリア国王の末子エレミー・オウルディンガムとして転生した。大切に育てられ十歳を迎えた彼は、再びの自由を求め、エレミアと名前を変えてレアン騎士学校初等部への入学を志す。と・こ・ろ・が…結果は不合格!途方に暮れていたエレミアだが、そんな彼の前に一人の女性が現れる。「受験番号〇一七番エレミア・ノイ。あなたを迎えに来たわ」雷のように脳を貫く彼女の声。目の前にいるのは剣聖ブライズ最後の弟子、リリ・イトゥカ。美しく成長したかつての弟子は、特例で高等部への飛び級を許可されたエレミアを迎えに来たのだったー。
職業は…村長?それにスキルが『村』ってどういうこと?そもそも周りに人がいないんですけど…。ある日突然、大規模な異世界転移に巻き込まれた日本人たち。主人公のおっさん、40歳独身の啓介もその一人だった。森の中にボッチ転移だけど…なぜか自宅もついてきた!?やがて日も暮れだした頃、森から2人の日本人が…。村長としての生活が始まり、いち早く生活基盤を整えたいのに、ヤバそうな日本人集団に襲撃されー。そんな日本人との対立や現地人との交流、やがて広がっていく村の開拓物語。「同郷を助ける?そんな義理はない、私と村人が幸せならそれでいい」村人以外には割と容赦ない、異世界ファンタジー好きのおっさんが繰り広げる異世界村長ライフが今、始まる!
この千年で得た記憶は、全て溢さずに持っていく。忙しくても、持て余し気味でも、楽しくても虚しくても、時間は流れていく。南の大陸への支援も終わりを迎え、エイサーは各地を旅する。ヨソギ流の行く末、大事な人が遺したものとの再会、きたるべき別れ、いろいろなことはあれど時は過ぎ、-ハイエルフとしての時間が終わるその時がやってくる。エイサーが最後に選んだもの、それは…。
女神様により転生させられた4人目の「賢者」だった私。でも仲間以外には秘密にして、自由な冒険者生活を満喫中!エルフの研究者の護衛任務で王都に行くことになったけど、これは観光のチャンスーということで、道中では盗賊をしばき倒しつつ美味しい食材やお酒を探し、ついでに食材活用をアドバイス!王都でも騎士団の指導を依頼されたり、漁港で海鮮を食べたり、賢者の子孫と間違われたり…!?色々忙しいけれど、変わらず異世界を楽しんでいきます!
我は友に問わねばならぬ。この世界は、友にとって変わらずに素晴らしき、価値ある世界であるのかと。アイレナと共に忙しくも平穏な時を過ごしていたエイサーのもとに黄金竜が訪れ、尋ねる。前世の記憶を持ったもう一人のハイエルフが起こした悲劇、さらには新たな“家族”の登場に、-エイサーは覚悟を決める。
女神様が関わる不幸な偶然で死に、お詫びにと特典付きで転生させてもらった私。が、十五歳の身体のはずが、童顔&周囲が大柄なせいで子供扱い!?さらには、その世界は女神様が目を離していた間に魔法が衰退し、今では使える人間はおらずーつまり魔法が使える私、チート状態ですね!?おまけに昔同じように転生した地球人達が「三賢者」として称えられていて…私もそうだとバレたら面倒なことになりそうなので、隠して自由気ままに異世界を満喫します!!
全ての古の種族と出会ったハイエルフよ、どうして君は、旅をする?大陸西部のエルフ達を守るため、エイサーはその力と権威を使ってなんとか国づくりを進めていく。一段落つき、ようやく息子ウィンと再会するが、彼は複雑な表情を浮かべていた…。-そしてついに、アイレナと雲の上へやってきたエイサーを真なる巨人が待ち受ける!
生きる目的を失った中年と少女。二人が異世界で出会う時、物語は始まる。勇者召喚に巻き込まれた岩野誠治と坂下誌乃。使い道のない「加護なし」魔力と災いを呼ぶ「星詠み」-異端の力に目覚め、命を狙われた2人は国外への脱出を目指す。戦いの中、「加護なし」の本当の力ー最高の「魔導具使い」適性を知った誠治は、世界に迫る危機を前に、勇者として詩乃を護り抜くことを誓う。これは、異端者2人の異世界戦記!第3回ドラゴンノベルス新世代ファンタジー小説コンテスト特別賞受賞作品。
僕には、まだ外の世界でやりたいことがあるんだ。ヨソギ流の世代交代を見守り、ハイエルフの長老と話をしたエイサーは、記憶の中にある友人たちの姿を形として残したいと思い、石像の彫刻を学ぶことに決めた。次なる目的地は大理石で有名な町、マルマロス。彫刻師として有名な伯爵に、久しぶりの弟子入りを申し込む…!
避けられない別れ、それでも僕は立ち止まらない。ついに訪れたウィンの巣立ち、そしてカエハの最期…。大きな別れを経験したエイサーはどこか遠くへ行きたいと思い、ヨソギ流源流の地を目指す。その道中、精霊が見える少女や神術使いの少年、本物の仙人と出会い、図らずも東方の大帝国の世界を揺るがす秘密へとたどり着く…!
深い森を飛び出し、鍛治、剣、魔術を習得したエイサーは、成り行きでエルフと人間との間に生まれたハーフエルフの子供を引き取ることに。とりあえず以前訪れた町を巡りながら子育てに励む。周辺国の情勢、師との再会、そして子供の成長…。旅の中で、時は流れ、変わりゆく。
物心がついて120年、前世の記憶を持つエイサーは、代わり映えのない森の生活に飽きていた。鍛冶や剣術を学ぶために弟子入りしたり、魚介類を食べに港町にいったり、たまに精霊術で人を助けたりー気まぐれハイエルフの、自由奔放な旅がはじまる。