小説むすび | 著者 : ミリー・アダムズ

著者 : ミリー・アダムズ

愛の街で捨てられた契約花嫁愛の街で捨てられた契約花嫁

“君でなければ”“君は特別な女性だ” 無垢な彼女は人生を乗っ取られてーー。 ヴェリティはアメリカからギリシアへ引っ越し、2年間、 IT企業のCEOであるアレックスの秘書をしていた。 冷たい美貌のギリシア富豪は世間から血も涙もないと思われていた。 ある日そのボスと彼女が婚約した、というネット記事を見て、 ヴェリティは仰天する。今まで一度も男性とデートしたことはないし、 雇い主のアレックスから熱い視線を向けられたこともないのに。 だがなんと情報を流したのはボス自身で、会社のイメージ改善を狙い、 ヴェリティと期間限定の偽装結婚をするというのだ! アレックスの花嫁になれても、いずれ必ず彼に会えなくなる日がくる。 突然、ヴェリティはずっとボスに想いを寄せていた自分に気づき……。 ギリシア富豪ヒーローの求婚にヒロインが「イエス」と言ったのは彼に喜んでもらいたかったからでした。しかしどんなに二人きりで親密な時間を過ごしても、彼は会社のための結婚という考えを変えず……。ロマンチック&ドラマチック&切ない一作。お薦めです!

放蕩ボスへの秘書の献身愛放蕩ボスへの秘書の献身愛

私は愛するあなたの目になりたい。 だから、どうか私に心を開いて。 父を知らず、病身の母の看病で満足に学校に通えなかったオーガスタ。 母の死後、必死に勉強し、今は実業家マティアスの秘書をしている。 その日、朝の5時半、オーガスタは1本の電話に叩き起こされた。 放蕩者として名高いマティアスに企業スパイの疑いが生じたという。 オーガスタは彼の豪邸に駆けつけ、根も葉もないゴシップを消すには もっと大きなニュースで世間の関心を逸らしては、と提案した。 「よし。僕が結婚すれば大ニュースだ。相手は……きみだ」 あくまで偽装だと言われて、オーガスタは同意する。 だがこのあと、二人の乗った車が木に激突する事故が起き、 まさか憧れのボスが失明するなど、夢にも思わなかったーー! 人気急上昇中のテーマ“ハンディキャップ”を乗り越え恋を成就させる感動作をお贈りします。視力を失ったヒーローがプレイボーイの仮面の下に隠していた素顔とは? どんなテーマでも自由自在に読み応えある作品に紡ぎ出す、ミリー・アダムズの筆が冴えます!

すり替わった富豪と秘密の子すり替わった富豪と秘密の子

もしも18歳の誕生日に戻れたら、 きっとあなたのキスに応えてしまう。 急逝した夫の双子の弟ディオニュソスと再会したアリアドネは、 そのさなか、激しい腹痛に襲われ病院に運ばれた。 残念なことに、治療も虚しく彼女は亡夫の子を流産してしまう。 目覚めたアリアドネは、亡夫と瓜二つの義弟にとっさに懇願した。 「お願い! 人工授精であなたの子を授けて」 アリアドネは彼の子を亡夫の子と偽り、育てるつもりだったのだ。 ディオニュソスは驚き、非常識な頼みごとに隠された本心を、 アリアドネに厳しく問うた。もうすべてを打ち明けるしかないの? 同性愛者だった彼の兄とは友情で結ばれた結婚だったこと。 そして秘密を守るため、純潔のまま身籠るしかなかったことを。 ギリシア名門一族の双子の兄弟とヒロインは、子供の頃から友情を育んできました。やがてヒロインは18歳の誕生日に兄と婚約。彼女に惹かれていたヒーローは強引に唇を奪うと、逃げるように家を飛びだして……。ドラマティックで切ない再会ロマンスです!

秘書から完璧上司への贈り物秘書から完璧上司への贈り物

24時間いつでも個人秘書を呼び出すけれど、 絶対に手は出さない。それがボスのルール。 ボスが真夜中に私を呼び出したのは、スーツ選びのため? 上半身裸の上司ルカが切り出した用件に、ポリーはうんざりした。 ローマで知らない者はない美貌の富豪実業家ルカ・サルバトーレ。 個人秘書のポリーはついに辞職を申し出たが、雇用契約を盾に 2週間の猶予を迫る彼に屈し、出張に同行することになってしまう。 その最後の夜ーーポリーはルカに純潔を捧げた。本当はずっと、 彼に恋していたから。もうこれで二度とルカには会えない……。 翌日ポリーは、想いを断ち切るため、 さよならも告げずに、ミラノへ引っ越した。 ところが妊娠が判明したあと、ルカが復職を求めて訪ねてきてーー?! 永遠の大人気テーマ、ボスと秘書の恋物語をお楽しみください。美貌のボスに片想いするヒロインが、たった一度彼と情熱を交わし、授かった新しい命。おなかの子のために愛なき結婚を受け入れたヒロインを、いつか彼は愛してくれるのでしょうか?

完璧な公爵は嫉妬と愛をもてあます完璧な公爵は嫉妬と愛をもてあます

そう、私はただの居候。 愛しの公爵の眼中にさえない……。 エレノアは14歳のとき、父の遺言で指名された後見人である、 ケンダル公爵ヒューに引き取られ、公爵邸で暮らしてきた。 年上の彼に密かな恋心を抱き、いつしか憧れは愛へと変わっていった。 それなのに今、ヒューはエレノアを早く“片づける”と口にして、 社交界デビューさせるという。結婚させて厄介払いしたいのだろう。 「私はおまえに手を出すほど恥知らずではない。 おまえの純潔を守るのが、わが務めだ」 彼にそう告げられ、エレノアはとっさに挑発的に反論した。 すると、ヒューは彼女を机に押し倒して唇を奪い、冷徹に言い放った! 「まるで食指が動かず、始める気にもならない」 エレノアにキスし、凍てつくような冷たい言葉で彼女を突き放したヒューは、翌日、社交界で評判の伯爵未亡人との婚約を決め……。エレノアの長年の想いは、実らぬまま枯れてしまうのでしょうか?『公爵の無垢な花嫁はまだ愛を知らない』(PHS-296)の関連作。

公爵の無垢な花嫁はまだ愛を知らない公爵の無垢な花嫁はまだ愛を知らない

青い瞳の公爵に抱き止められた瞬間、 運命の歯車が回りだした! 過保護で過干渉な兄のもとで育った、喘息の持病があるベアトリス。 年頃を過ぎても社交界デビューはおろか、結婚も出産も諦めているが、 空想好きな彼女はある日、女性を愛せない友人との便宜結婚を思いつく。 友人とのスキャンダルを偽装して、大勢の人に目撃されれば…… 結婚以外に選択肢はない。だが約束の日、現れたのはまったくの別人ーー ハンサムだが放蕩で悪名高い公爵ブリッグスだった。 ベアトリスはパニックに陥った。転びかけ、公爵のたくましい腕に 抱き止められた、まさにその瞬間ーー兄が大勢の客を引き連れて現れる。 なんと公爵は、いきり立った兄に妹の貞操を奪ったかどで、 決闘を申し込まれてしまった! すると公爵は言った。 「決闘はしないーー結婚する」 NYタイムズのベストセラー作家で、HQロマンスでも大人気のメイシー・イエーツが別名義で綴るヒストリカル・ロマンス。濡れぎぬなのに、ヒロインとの結婚を宣言した公爵ヒーローの思惑は?ずっと籠の鳥だった孤独なヒロインが愛と情熱を知る感動作です。

交換条件は、純潔交換条件は、純潔

囚われの乙女は決して忘れなかった。 地下牢の闇から垣間みた、輝く彼の姿を。 豪奢な邸宅で、アニックは主の帰宅を待っていたーー 有名な美貌の実業家、マキシマス・キングに頼み事があるのだ。 クーデターで10年間、王宮の地下で過ごした王女アニックは、 少し前、突然現れた逞しくハンサムな“王子様”に 光の世界へと救い出された。そして王子様の名はマキシマスで、 大富豪と政府特命の暗殺者という2つの顔があることを知る。 戴冠式を控え、身の危険を感じた彼女には助けが必要だった。 どうすればもう1つの顔を隠す彼に願いを聞いてもらえるの? 考えあぐねたすえ、アニックは思いつめた表情で切り出した。 「どうか私を助けてください。代わりに、私の純潔を捧げます」 ヒロインの突拍子もない言葉を一笑に付したヒーロー。男性的魅力あふれる彼に、ヒロインは形だけの結婚を申し込まれますが……?リン・グレアム顔負けの劇的展開で大人気、メイシー・イエーツが別名義で綴る、ロマンティックな再会のシンデレラ物語!

略奪された淑女略奪された淑女

ハイランドに、優しい愛などない。 愛は、乙女を一瞬で焼き尽くす野火。 破産寸前の没落貴族を父に持つペニーは、将来を悲嘆していた。 いずれ私は、金持ちで好色な老人と結婚させられるのだろう、と。 事実、父は娘を借金の形に売ったが、相手は意外な人物だった。 ラクランーー海運業で莫大な富を築いたというハイランドの氏族長は、 恐ろしく背が高く、屈強で非情な目をした無口な男だった。 ペニーは怯えながら彼を見上げ、はっとした。この人を知っている! 幼い頃、ただ一人心を許し、慕っていた年上の優しい少年。 突然消えてしまった彼が戻ってくるなんて……私を妻にするために? だが、夫となったラクランに、少年の面影や優しさは微塵もなかった。 彼はまるで復讐するかのように、夜ごと激しい情熱をペニーにぶつけ……。 HQロマンスとヒストリカル・スペシャル、二足のわらじで活躍する話題の覆面作家ミリー・アダムズがお贈りするのは、ワイルドなハイランダーとの愛なき結婚ロマンス。情熱的な筆致で綴られる感動作を、どうぞお見逃しなく!

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