小説むすび | 著者 : ミリー・アダムズ

著者 : ミリー・アダムズ

放蕩ボスへの秘書の献身愛放蕩ボスへの秘書の献身愛

私は愛するあなたの目になりたい。 だから、どうか私に心を開いて。 父を知らず、病身の母の看病で満足に学校に通えなかったオーガスタ。 母の死後、必死に勉強し、今は実業家マティアスの秘書をしている。 その日、朝の5時半、オーガスタは1本の電話に叩き起こされた。 放蕩者として名高いマティアスに企業スパイの疑いが生じたという。 オーガスタは彼の豪邸に駆けつけ、根も葉もないゴシップを消すには もっと大きなニュースで世間の関心を逸らしては、と提案した。 「よし。僕が結婚すれば大ニュースだ。相手は……きみだ」 あくまで偽装だと言われて、オーガスタは同意する。 だがこのあと、二人の乗った車が木に激突する事故が起き、 まさか憧れのボスが失明するなど、夢にも思わなかったーー! 人気急上昇中のテーマ“ハンディキャップ”を乗り越え恋を成就させる感動作をお贈りします。視力を失ったヒーローがプレイボーイの仮面の下に隠していた素顔とは? どんなテーマでも自由自在に読み応えある作品に紡ぎ出す、ミリー・アダムズの筆が冴えます!

すり替わった富豪と秘密の子すり替わった富豪と秘密の子

もしも18歳の誕生日に戻れたら、 きっとあなたのキスに応えてしまう。 急逝した夫の双子の弟ディオニュソスと再会したアリアドネは、 そのさなか、激しい腹痛に襲われ病院に運ばれた。 残念なことに、治療も虚しく彼女は亡夫の子を流産してしまう。 目覚めたアリアドネは、亡夫と瓜二つの義弟にとっさに懇願した。 「お願い! 人工授精であなたの子を授けて」 アリアドネは彼の子を亡夫の子と偽り、育てるつもりだったのだ。 ディオニュソスは驚き、非常識な頼みごとに隠された本心を、 アリアドネに厳しく問うた。もうすべてを打ち明けるしかないの? 同性愛者だった彼の兄とは友情で結ばれた結婚だったこと。 そして秘密を守るため、純潔のまま身籠るしかなかったことを。 ギリシア名門一族の双子の兄弟とヒロインは、子供の頃から友情を育んできました。やがてヒロインは18歳の誕生日に兄と婚約。彼女に惹かれていたヒーローは強引に唇を奪うと、逃げるように家を飛びだして……。ドラマティックで切ない再会ロマンスです!

秘書から完璧上司への贈り物秘書から完璧上司への贈り物

24時間いつでも個人秘書を呼び出すけれど、 絶対に手は出さない。それがボスのルール。 ボスが真夜中に私を呼び出したのは、スーツ選びのため? 上半身裸の上司ルカが切り出した用件に、ポリーはうんざりした。 ローマで知らない者はない美貌の富豪実業家ルカ・サルバトーレ。 個人秘書のポリーはついに辞職を申し出たが、雇用契約を盾に 2週間の猶予を迫る彼に屈し、出張に同行することになってしまう。 その最後の夜ーーポリーはルカに純潔を捧げた。本当はずっと、 彼に恋していたから。もうこれで二度とルカには会えない……。 翌日ポリーは、想いを断ち切るため、 さよならも告げずに、ミラノへ引っ越した。 ところが妊娠が判明したあと、ルカが復職を求めて訪ねてきてーー?! 永遠の大人気テーマ、ボスと秘書の恋物語をお楽しみください。美貌のボスに片想いするヒロインが、たった一度彼と情熱を交わし、授かった新しい命。おなかの子のために愛なき結婚を受け入れたヒロインを、いつか彼は愛してくれるのでしょうか?

完璧な公爵は嫉妬と愛をもてあます完璧な公爵は嫉妬と愛をもてあます

そう、私はただの居候。 愛しの公爵の眼中にさえない……。 エレノアは14歳のとき、父の遺言で指名された後見人である、 ケンダル公爵ヒューに引き取られ、公爵邸で暮らしてきた。 年上の彼に密かな恋心を抱き、いつしか憧れは愛へと変わっていった。 それなのに今、ヒューはエレノアを早く“片づける”と口にして、 社交界デビューさせるという。結婚させて厄介払いしたいのだろう。 「私はおまえに手を出すほど恥知らずではない。 おまえの純潔を守るのが、わが務めだ」 彼にそう告げられ、エレノアはとっさに挑発的に反論した。 すると、ヒューは彼女を机に押し倒して唇を奪い、冷徹に言い放った! 「まるで食指が動かず、始める気にもならない」 エレノアにキスし、凍てつくような冷たい言葉で彼女を突き放したヒューは、翌日、社交界で評判の伯爵未亡人との婚約を決め……。エレノアの長年の想いは、実らぬまま枯れてしまうのでしょうか?『公爵の無垢な花嫁はまだ愛を知らない』(PHS-296)の関連作。

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