ジャンル : 外国の小説
王子で億万長者で完璧なルックス── 唯一彼に足りないのは、愛だけ。 ジェナはけっして叶うことのない片想いをしていた。 親友が嫁いだミルス王国の国王のハンサムな弟、ドミトリ王子。 彼は5歳も年下で、歴代の恋人は美女ばかり。 そして何より、彼女は病気のため妊娠を望めないのだ。 だが奇跡が起きた。突然ドミトリからディナーに誘われ、 熱い誘惑に溺れて、ジェナは彼にすべてを捧げてしまう。 翌朝、彼は一夜だけでは飽き足りないと、さらりと提案した。 「結婚する気はないが、割りきった関係を続けないか?」 切なすぎる。でも、そばにいられるなら……。ジェナは心を決めた。 『ガラスの靴の片想い』『冷酷王子と秘密の子』に続く、ルーシー・モンロー渾身のロイヤル・ロマンスをお楽しみください。ヒーローと夢のようなひとときを過ごしたヒロイン。彼の隠された狙いを知りショックを受けますが、なぜか嫌いになれなくて……。
あまりにも長すぎた、会えない時間。 幼すぎた初恋が今、よみがえる……。 ゲイレンが帰ってきた。19年ぶりに。 ルーラの勤め先のリゾートホテルで行われる、 親友の結婚式に出席予定だ。彼は今や大企業の経営者。 親の言いなりに結婚した私には、幸せなど無縁だったーー 5年前、暴力的な夫を亡くして以来、ひっそりと生きてきた。 ゲイレンに再び会ってしまった今、ルーラの胸には 昔の彼との幸福な日々が次々よみがえってくる。 折しもゲイレンは産休中の秘書の代理を探しており、 なんとルーラは彼の臨時秘書となることになってーー?! 愛される歓びを知ることもなく、辛い結婚生活に耐えてきたヒロインと初恋の男性との再会物語。はたして恋のゆくえは……? HQロマンスとイマージュ双方で大活躍する人気作家キャロル・マリネッリ。王道人気テーマ“ボス&秘書”をお楽しみください。
うっとりするようなキスと抱擁は、 あなたが私に与えた罰だった。 家族を失い、天涯孤独となったルーシーは、 両親の遺した会社が売却されそうだと知って驚いた。 先導しているのは筆頭株主のロレンツォ・ツァネッリ。 じつは昔、彼の弟とルーシーの兄は親友同士だったが、 登山中の事故で兄だけが生き残り、彼の弟が亡くなったことを、 ロレンツォは今でも恨んでいるのだ。 でも、会社を守るにはロレンツォに懇願するしかない……。 覚悟を決めて出向いたルーシーを嘲ると、彼は怒りもあらわに いきなりキスを奪った。いったいどういうこと? 愛人になることが条件だと非情にも告げられ、彼女は凍りついた。 傲慢なイタリア富豪と耐え忍ぶヒロインが織りなす、クラシカルな王道ロマンス! 実力派作家ジャクリーン・バードならではの、ていねいな心理描写と後半のどんでん返しは圧巻です。どうぞ最後の1ページまで存分にお楽しみください。
父を訪ねてきたニックに会ったとき、リーはひと目で恋をした。こんなすてきな人のためなら死んでもいいとさえ父に言い、17歳のリーはニックと結婚式を挙げた。だが、結婚初夜からずっと彼はリーに指一本触れようとしない。もう5年も、リーは砂を噛むような空疎な日々を送ってきた。ニックと別れる決心を固めた矢先、彼女は恐ろしい事実を知る。父がニックの家族の重大な秘密を握り、脅迫して、彼に結婚を承諾させたのだという。夫は、別れたくても私と別れるわけにはいかないのだ!
自分には予知能力がある、あなたは私とは二度と会えない。元カノはそう言ったーーふとした日常に不思議が射し込む表題作、カップルの関係持続性を予測するアルゴリズムに翻弄される男女を描いた「データの時代の【愛/サラン】」など10篇を収録した鮮烈なる韓国SF作品集
★韓国で20万部突破のベストセラーついに日本上陸!★ ★世界的人気K-POPアイドルグループEXOのBAEKHYUN(ベッキョン)が “큥튜브(キュンチューブ)”で紹介した話題の本★ ★「泣いた」「時間がたつのも忘れて読んだ」「私のために書いてくれたような本」 など大反響!!★ 人間関係に疲れたとき、 恋愛に傷ついたとき、 人生に悩んだとき…… 自分を不完全だと思って、 いつも過去の後悔と明日の不安を抱えているあなたへ。 痛みと向き合う勇気をくれる温かな106のエッセイ 「恋人に、友達に、家族に……照れくさくて、言わなくてもわかると思って、言えなかった言葉が、すべてこの本に盛り込まれている」 *** 世の中にはそこに置いてくることで、初めて永遠の美しさを湛えるものがあります。かつての愛、かつての幸せ、かつてわたしたちのそばにあったもの。 *** あなたという文字がうまく消えません。あまりにも濃く、力を込めて書いたせいでしょう。 あらかじめ教えてくれたらよかったのに。全部消さなければならないかもしれない、と。 *** もしかしたらほんとうに大人になるということは、涙をのみ込む方法ではなく、泣くべきときに泣くことができる勇気を学んでいくことなのかもしれない。 *** この夢がかなうか、かなわないか。勝つか、負けるか。これらはいまのわたしたちの知るところではないので、それほど重要ではない。確かに、夢というのは、わたしたちが今日そこに向かって一歩踏み出せば、それだけでその役割を果たしたことになる。 *** 成長の時期は、寂しさという姿でわたしたちのところへやってくる。 *** しかしときには、ごくまれには、いかなる説明も、いかなる理由も必要なく、自分自身に向かってこの4文字を叫ばなければならないときがある。 「できるよ」 *** わたしの憂うつに他人の許可は必要ない。わたしの痛みに適切な条件もまた必要ではない。 *** 幸せというのは他人との比較で得られるものではない。 自分が何を経験して、何を感じたかによって、自分がいちばん大切に思うものが何かによって、人生のどんな時期を経験しているかによって、幸せの意味は変わる。 *** 愛に傷つかない方法は、ひとつだけ。見返りを求めることが、愛を差し出す目的にならないこと。何かにとりつかれたように、否応なしに誰かを愛するようになっても、自分が差し出す心を取り返そうとしないこと。「わたしはあなたを愛してる」。この文章にはいかなる条件もつけてはいけない。 *** 愛を失ってわたしたちが学んだこと、それは、痛みを十分に味わう勇気なのか。傷つかない程度にだけ恋をする方法なのか。 *** 愛は変わらないという言葉は嘘だ。愛はいつでも変わる準備ができている。
回復に導く詩の言葉 ハン・ガンによる詩60篇を、著者の小説を手掛けてきた翻訳家きむ ふなと斎藤真理子の共訳により刊行。 巻末に収録した翻訳家対談では、韓国における詩の受容や詩人としてのハン・ガンなど、広く深みのある話が繰り広げられており読者を韓国の詩の世界へ誘う格好のガイドとなっている。 ........................................... ハン・ガンの小説は美しく、同時に力がある。 繊細さだけではなく強さがある。 その元にあるものがこの詩にあらわれている。 ーー斎藤真理子 ハン・ガンにとって詩は 内密な自分自身の声に正直なもの。 詩を書くことで、心身のバランスや 問いを直視し続ける力を回復していく。 ーーきむ ふな ........................................... 一部 明け方に聞いた歌 二部 解剖劇場 三部 夜の葉 四部 鏡のむこうの冬 五部 真っ暗なともしびの家 対談 回復の過程に導く詩の言葉──訳者あとがきにかえて
1953年、スターリンが死んだ。神のような指導者の突然の死が、国土を震撼させる。ラーゲリ(強制労働収容所)からは何百万もの人びとがぞくぞく出所してきた。 主人公イワン・グリゴーリエヴィチは自由を擁護する発言を密告され、29年間、囚人であった。かつて家族の希望の星だった青年は、老人となって社会に戻った。 地方都市でささやかな職を得たイワンは、白髪が目立つが美しい女性アンナと愛しあうようになる。彼女には、ウクライナで農民から穀物を収奪し飢饉に追い込んだ30年代の党の政策に、活動家として従事した過去があった。 生涯で一番大事なことを語りあうふたり。しかし……。 帝政ロシアと農奴制に抗した多様な結社からレーニンの十月革命へ、スターリン体制へと至った激動のロシア革命史が想起される。物語とドキュメンタリー風回想と哲学的洞察が小説を織りなす。 作家グロスマンが死の床でも手離さなかった渾身の遺作。「自由の意味を語ることができるのは、自由の恐ろしさを知る者だけである。この認識でグロスマンはドストエフスキーに近づく」(亀山郁夫)
★第9回日本翻訳大賞受賞 愛と憂鬱の〈ユートピア〉。ロシア文学の肥沃な森に残された最後の傑作、本邦初訳。 革命後に生の意味を問いつづける孤高の魂。「翻訳不可能」といわれた20世紀小説の最高峰のひとつが、〈ロシア的憂愁(タスカー)〉の霧の中からついに全貌を現した!--沼野恭子 わたしもプラトーノフのようになれたらーーピエル・パオロ・パゾリーニ(映画監督・詩人) 20世紀には、重要な作家が3人いたーーベケット、カフカ、そしてプラトーノフだーースラヴォイ・ジジェク(哲学者) 死への興味が嵩じて湖に自ら身を投げだした父親の息子アレクサンドル(サーシャ)は、ドヴァーノフ夫妻に引き取られて生活するようになり、やがて、ボリシェヴィキとして、彼の同伴者であり親友のコピョンキンとともに共産主義を探して県域を放浪し、共産主義が完成した理想郷チェヴェングールを見出すーー。 「もっとも謎めいて、もっとも正統的でないロシア作家」とも称されるプラトーノフの代表作にして生前に完成した唯一の長篇小説。ロシア文学の肥沃な森に残された最後の傑作、本邦初訳。 「『チェヴェングール』は、[……]世界史的な規模のインパクトをもった第一次世界大戦やロシア革命を念頭におきながら、現実を逆転させたような事柄を描いた挿話に溢れている。それらを通して〈あるいはそうであったかもしれないロシア革命〉が描き出されている。」(本書「解説」より) ◎解説=古川哲「あるいはそうであったかもしれないロシア革命」 ◎付録=P・P・パゾリーニ「アンドレイ・プラトーノフの『チェヴェングール』」+関連地図+主な登場人物
「幼年童話に慣れ親しんだことが、長い読み物を読むためのステップになっていた」という著者が、当時の気持ちを丁寧に振り返ります。 ひとりの子どもが「物語」と出会うとき、その内面でなにが生まれるのか。子どもと本をつなぐためのヒントが詰まった、ブックガイドにもなるエッセイ集です。 はじめに 冒険のはじまりはぬかりなくーーエルマーのぼうけん みんなのあおぞらようちえんーーおおきな おおきな おいも いつでも遊びに行ける場所ーーおひさま はらっぱ 「悪い子」だからこそ愛おしいーーきかんぼのちいちゃいいもうと 見守られている安心感ーーこぐまのくまくん 大切なものはずっとそばにあるーージェインのもうふ モヤモヤした感情の心強い代弁者ーーちいさいモモちゃん にんまり余韻に浸るーーどろんここぶた 「わたし、ちゃんと最後まで読めたよ」--はじめてのキャンプ 紙とクレヨンがあったら、なにつくる?--ももいろのきりん のんびり、ぽわぽわ へなそうるワールドーーもりのへなそうる ごっこ遊びの天才ーーロージーちゃんのひみつ いつだって「これが私!」--ロッタちゃんのひっこし こんなのあり? 型やぶりなヒーローーーロボット・カミイ 姉妹っていいな!--雪の森のリサベット 「いまの自分」を映す存在ーー百まいのドレス *コラム* 読んでもらう楽しさ、自分で読む楽しみ みんなと一緒に読んでもらうこと 本とごっこ遊びの関係 もう手に入らない本のこと *対談* どんな本が好きだった? ななちゃん×越高綾乃
1908年6月18日、ブラジルのサントス港に、781人の労働移民を乗せた一隻の船「笠戸丸」が到着するー。後に世界最大の日系人コミュニティが形成されることになるかの地で、希望に胸を膨らませたヒデオ・イナバタは、いつか故郷に帰る日を夢見ながら、農場オウロ・ヴェルジで身を粉にして働くことになるのだが…。日本人移民の歴史を、ある家族の歩みに重ね合わせる、日系人作家によるジャブチ賞受賞作。
1995年、プラハで奇妙な噂が流れたーあの世で作曲を続けているショパンの声を聞き、楽譜に書き起こしている女がいる。メディアは連日インタビューに押しかけ、レコード会社は音源化を熱望する。事の真相を究明するべく取材を始めたルドヴィーク・スラニーは、思いもかけない出来事に次々と遭遇する…。日常と非日常の境界を巧みにゆるがすストーリーテラーの最新作!
全能の神ゼウスの妃で、結婚や出産を司る女神のジュノが守護する“6月”--ヨーロッパでは、この月に結婚すると幸せが永遠に続くと言われています。そんなすてきな季節にふさわしい、魅惑のウエディング・ストーリー3篇を収録したアンソロジーをお贈りします。
彼との日々は夢のように、 海の色に溶けていった。 「ぼくはアレクサンダー・ディミトリウ。 きみがバルコニーから見ているのには気づいていたよ」 キャサリンは慌てて否定しながら、頬が火照るのを感じていた。 彼は幼い娘が邪魔をしたお詫びにと、キャサリンを食事に誘った。 亡き母の故郷にほど近いギリシアの村で独り静養しているけれど、 わたしがここにいるのは既婚者とデートするためではないわ! しかし、彼が妻を亡くしていると知り、互いに医師であることから ともに感染症の対応にあたるうち、二人の距離は急速に近づいた。 つかのまの恋でいい。私は幸せになれない人間だから……。 そう自分に言い聞かせ、亡き妻を愛する彼にキャサリンは全てを捧げた。 人目を忍んで、めくるめく情熱に身をまかせる二人。やがてアレクサンダーの娘や祖母も含めた家族ぐるみの付き合いが始まり、愛のぬくもりを知るキャサリンでしたが、アレクサンダーの亡き妻の幻影に悩み続けます。そしてついに、せつない片恋は砕け散って……。
1年前に家族を事故で失い、天涯孤独の身となったフェイは、抜け殻のような心を抱えたまま、身を粉にして働いてきた。ある嵐の日、自暴自棄になって馬を走らせた彼女は落馬して、痛みと朦朧とする意識の中で最期を覚悟する。そのときだった、たくましい腕に抱き起こされたのは。フェイが目を開けるとそこには、隣人チェイスの心配顔があった。幼い頃から恋い焦がれてきた人。なぜ今になつて私の構うの?そんなフェイの心中を知ってか知らずか、チェイスは彼女を家まで運ぶと、予想外の驚くべき提案をした。「君の家業はすべて僕が買い取る。代わりに僕の妻にならないか?」
明るい姉の陰に隠れて育った不器量で世間知らずのリサは、 15歳のときから姉の夫の兄ジョエルに軽蔑されてきた。 それは年頃のちょっとした出来心が原因だったが、 リサは彼にふしだらというレッテルを貼られ、心に傷を負った。 以来、恥ずかしさと悔しさから彼とは会わないようにしてきたのに……。 8年後、姉夫婦が亡くなり、ジョエルとリサの2人が 遺された子たちの後見人に指名されたことで、再会を余儀なくされる。 またあの軽蔑のまなざしを向けられるなんて耐えられない! 怯えるリサに、冷たい瞳のジョエルは驚くべきことを言い放った。 「子どもたちとともにいたければ、ぼくと結婚するしかない」 リサは15歳のときに受けた心の傷がもとで、男性とのキスさえ怖がるようになっていきました。当然、純潔の身でジョエルとの結婚生活に突入しますが、厳しい兄のような存在の彼からは経験豊富な女と誤解されたままで……。新妻リサを待ち受ける運命やいかに?
やっとこれは恋だと気づいたけれど、 そんなことは、彼に言えない……。 父の仕事を手伝いながら、のどかで単調な毎日を送るビアトリス。 ある日突然、父が心臓発作で倒れて動転するが、 幸い、近くにいた医師オリバーのおかげで一命をとりとめた。 オリバーとは先日、日の出を見にのぼった丘で偶然出逢い、 長身で感じのいい彼が著名な医師だということを、のちに知った。 父の入院から留守宅のことまで世話をしてくれるオリバーに、 彼女はいつしか特別な気持ちを抱くようになっていく。 そして、元ボーイフレンドからの迷惑行為について相談すると、 オリバーは親切に、ぼくと婚約したふりをすればいいと提案してくれた。 でも切ない……だって、彼はもうすぐ別の誰かと結婚してしまうのだから。 穏やかな作風でありながら、確かな観察力にもとづいた人物像を描いて人気のベティ・ニールズ。本作もまた、身のまわりにいそうな主人公の、初々しく微笑ましいラブストーリーです。邦題にもなっている“日の出の見える丘”を思い浮かべながらお楽しみください。
アシュリンは知人に頼まれ、公衆の面前である男性に近づき、恋人のように振る舞ったが、そのせいで彼の評判は地に落ちた。4年後、アシュリンは思わぬ再会を果たす。親友の会社のボスがその男性、気鋭の投資家ザックだったのだ!親友に代わって彼に荷物を届けた彼女は、そのままパーティに連れだされ、誘惑されて熱いキスを交わしてしまう。だが直後、彼は豹変し、彼女を冷たく突き放して睨みつけた。「君の顔を忘れたことはない。4年前の代償を払ってもらおう」いったいどうやって?アシュリンは不安におののいた。
結婚嫌いの公爵の愛人に甘んじる。 生まれてくる子のために。 貧しく美人でもないジェナは長年働く王宮で疎外感に悩んでいた。 公爵セバスチャンが彼女に興味を持ち、近づいてくるまでは。 彼は国王とも親しいらしい。つまりは権力者だ。 しかしセバスチャンの誘惑を愛と勘違いし、純潔を捧げた直後、 国王にその関係を知られて、ジェナは王宮から追放されてしまう。 失意の中、実家に戻り、ベッドで眠りについていたときだった。 突然、闇の中からセバスチャンが現れ、ジェナは飛び起きた。 どういう手段を使ったのか、公爵は彼女の妊娠を知っていた。 そして、ジェナは夜明けが来る前に彼の屋敷へ連れ去られた……。 マルセラ・ベルの邦訳デビュー作をご紹介します。百合の紋章で知られる公爵ヒーローと刹那的に求め合った結果、小さな命を宿したヒロイン。彼女は公爵家で手厚く保護されますが、ヒーローに結婚の意思はありません。ヒロインの一途な愛と、赤ん坊の運命は?