ジャンル : 外国の小説
19世紀中葉から20世紀前半までに活躍した299人の作家を選定し、1990年以降に国内で刊行された作品・著述、研究書・伝記などの関連書10,954点を作家別・刊行年月順に収録した図書目録。「書名索引」「著者名索引」付き。
240万「いいね!」をInstagramで集めた著者の、心を癒し元気にしてくれるエッセイ! この本は、韓国で2017 年に刊行されて以来、ロングヒットを続けています。 著者は“エピソードを読む女” の名で知られ、SNS で絶大な人気を誇り、計120万人以上ものフォロワーを獲得しているアーティスト。 本書には、この世に存在するだけで美しい、ありのままの自分を認めて大切にするためのメッセージが紹介されています。つらい記憶や心のモヤモヤ、悲しみや怒りといったネガティブな感情までをも丁寧に振り返り、正直に表現した文章は、「私のことみたい」「自分でもよくわからなかった気持ちを言語化してくれた」という読者の共感を得ました。 仕事や恋愛、人間関係に疲れたとき、人生に行き詰まったとき……。くじけそうな日にそっと背中を押して、もう一度がんばる勇気をくれる言葉が、この本にはぎっしり詰まっています。
順風のときも希望を失ったときも“大人の童話”が道しるべになってくれる!仕事、人間関係、運を好転させる最強のメッセージ!
行方不明の15歳の少女を追う女性バディ。一人は冴えない調査員、一人は凄腕だが曰く付き。二人の聞き込みで、少女の孤独が浮かび上がる。やがて彼女は衝撃の決断をくだすがーー。『キングコング・セオリー』著者による長篇小説。ルノードー賞受賞、20万部突破
故障のため安楽死の危機に瀕した競走馬"トゥデイ"と、下半身が壊れたまま廃棄が決まったヒューマノイド騎手"コリー"。社会の片隅で懸命に生きるさまざまな弱者たちに支援され、もう一度レースの表舞台に戻ってきた彼らの挑戦が、人々の心に奇跡を起こす!
ローラは母の日を祝うため、昼食会で得意の料理をふるまったが、家族だけが集まるはずの場に、父の右腕ジェイクが突如現れて驚いた。暴君そのものの父と同じく、この人も冷血非道な男性じゃないかしら。そう疑ったものの、実際の彼は俳優クラスの美貌に機知と朗らかさを兼ねそなえており、惹かれたローラは庭で思わず唇を許してしまう。その後、ジェイクに誘われるまま、毎週土曜の午後7時に、父には秘密でディナーデートを重ねた。やがて数カ月が過ぎたある日、彼が翌週の約束もせずに言った。「今まで楽しかったよ」まるでこれきりみたい…。胸騒ぎを覚えた彼女を、ほどなく衝撃が襲う。ジェイクが彼女の父を訴えたのだ!まさか私、彼に利用されていたの?
リビーは恋人のサムに浮気を疑われ、ひどい喧嘩をした。サムに嫌われたと思った彼女は、妊娠を告げないまま彼の前から姿を消す。移住先でサムにそっくりな息子を産むと、リビーは花屋に勤めながら新しい人生をスタートさせた。それは、貧しくも幸せな日々だった。だが8年後、リビーは交通事故に遭い、意識が戻らず…(『小さな約束』)。私の子をつれていかないで!突然何者かに襲われ、まだ幼い息子ごと車を奪われたアンドレア。気を失い、次に目覚めたときは病室だった。そばにはフリンという屈強そうな男性の姿が。排水路に落ちていた車を発見し、中にいた彼女の息子を助けてくれたらしい。さらに彼から、保護のため君たちを自宅でかくまうと言われー(『天使を守りたくて』)。婚約者にぼろ布同然に捨てられたヘレンは家も仕事も失い、絶望のどん底にいた。だが、ある結婚式で新婦の兄オリバーから熱視線を注がれる。彼は、女性が放っておかない、理想の独身貴族。彼の男らしい魅力に胸がざわめくヘレンだったが、もう恋に傷つくのが怖くて思わず化粧室に逃げこんだ。すると、オリバーが追ってきた!(『失恋に終止符を』)。“癒やし”の三傑による出色のアンソロジー!
新生児室の看護師ハナは、献身的にある赤ん坊を看病している。英国旅行中に事故に遭ったオランダ人女性が産んだ未熟児だ。順調に母子が回復し始めたころ、オランダから見舞い客が訪れた。赤ちゃんの母親が心酔する名医の“ファレンテインおじさま”だわ。おじさまという呼び名から想像していたよりずいぶん若々しく、人目を引く端整な顔立ちに、ハナは思わず心を奪われた。でも、彼の態度は冷淡で、私のことなんて目に入らないみたい…。もう会うことはないのだから、とハナは胸の痛みをやり過ごした。ところが後日、そのフィレンテインが、赤ん坊の看護のためにハナをオランダへ連れていく手はずを整えていることがわかりー
ケンドラは多国籍企業総帥バルサザールのオフィスに赴いた。彼は昔パーティで出逢い、庭の東屋で情熱を教えてくれた男性。今、兄の不正を許してほしいと懇願する彼女に、無慈悲にもバルサザールは、その身を投げ出すならと迫った。嵐のように荒々しい黒い瞳がときに悪魔を思わせる、尊大な彼の強烈な魅力に抗えるはずもない…。ケンドラは熱い行為へといざなわれたー。3カ月後、彼は突如現れて言った。「君は妊娠しているはずだ」どういうこと?まさか、おなかの子を取り上げるつもりなの?
救急科の看護師ホリーは、クリスマスを間近に控え、そわそわと落ち着かない日々を送っていた。2カ月前に赴任してきた代診医のダニエルに一目で惹かれたが、彼はひとつの場所に定住せず、女性も次々と替えるという噂で、契約が終わり次第、外国へ旅立つということだった。接点がないまま迎えた病院のパーティの夜、思いがけずも二人きりになる機会が訪れ、ホリーは彼と熱い一夜を共にする。これは一度きりのこと?それとも…。胸に希望が芽生えるが、翌日の彼の態度はよそよそしく、ホリーは深く傷ついた。ところが、ダニエルはその後もやさしく誘いをかけてきて…。
修道院の養護施設で育ち、シスター目指して修練中のアンナはある日、院長から王の娘の教育係に抜擢された。だが着任したその日に、アドニス王に即刻帰るよう命じられる。彼は教母である院長が花嫁候補を送りこんだと察知したのだ。そうと知らないアンナは、せめて2週間の試用期間をと願い出た。すぐに解雇されたらシスター不適格とみなされてしまうわ…。幸い滞在は許された。けれどギリシア彫刻のように長身で逞しいアドニス王に惹かれ、純潔を捧げるのに時間はかからなかった。叶わぬ恋と知りながら。そして王の子を身ごもるとも知らずに。
19歳で結婚した夫は、カレンにひどい男性不信を植えつけて他界した。以来彼女は誰ともつき合わず、幼い娘だけを慈しみ暮らしてきた。だが娘も学校に上がり、カレンはタイピストとして働き始める。その会社の社長が、ハンサムで優しいマット・ルーカスだった。有能で部下思いで、カレンが今までに出会ったことのないタイプだ。そんな男性からデートに誘われても、彼女はただ戸惑ってしまい、せっかくの仕事を辞めてしまう。彼が本気なはずがないもの…。ところが、カレンの娘がマットの甥と同級生という縁もあり、カレンたち母娘は、豪華なリゾートへの休暇に誘われる。はしゃぐ娘を見て、カレンはつい、マットの招待を受けるがー。
旅先で唯一の家族の父を失う悲運に見舞われたフレイヤ。今はニューヨークで憧れの仕事に就くことを夢見つつ、ケータリング会社でウエイトレスのアルバイトをしている。ある夜、豪華なボールルームで出会ったのは、威圧感を漂わせるシチリア富豪、ジョヴァンニ・カタラーノ。事故で家族を亡くしたうえ、自らも体に癒えぬ傷を抱えながら、ソフトウェア開発で莫大な富を築いたカリスマ的な人物だ。フレイヤは彼の魅力に囚われ、誘われるまま純な身を捧げた。まさか結婚までしてくれた彼が突然姿を消すとは思わずに。
きつい清掃の仕事をしながら大学進学を目指すロージーは、新しい派遣先でハンサムなギリシア人アレックスと出会った。初めて惹かれた男性に身も心も捧げ、幸せを感じたのも束の間、彼の子を身ごもったことが、その後のすべてを変えてしまう。妊娠を伝えに行くと、そこにいたアレックスーいや、本名アレクシウス・スタブローラキスは、大企業の経営者で、天涯孤独のロージーは、実はギリシア富豪の孫だと言いだした。そして飄々と告げたのだ。「結婚とひ孫の誕生を報せに行こう」アレックスは驚愕するロージーを連れて、一路アテネへー。
「死刑囚」をテーマにした上質なサスペンス・ストーリー 政府高官を殺害した容疑で死刑宣告を受けた、死刑囚の「男」。 死を約束されたにもかかわらず、不気味なほど穏やかに日々を 過ごす「男」に、好奇心を押し殺しながら接する 担当刑務官のユン。 殺害動機も自身の出自さえも明かさない「男」のもとへ、 姉と名乗る女が面会に現れる。沈黙していた「男」の感情は、 それを機に少しずつ、静かに動き始める。
不気味な噂を今に残す屋敷ツイン・ホロウズを訪れた大学教授一家。楽しい筈の夏期休暇を恐怖に塗り替える怪異は赤いランプに封じられた悪霊の仕業なのか? サスペンスとホラー、そして謎解きの面白さを融合させたラインハートの傑作長編! 赤いランプ 訳者あとがき
『ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン』にて「メアリー・スチュアートは殺人とロマンスとを織り交ぜて、読者をぞくぞくさせる物語を紡ぐ」、『ロサンゼルス・タイムズ』では「魔法のような文章。手に汗握るサスペンスに生気とユーモアが漂っている」と評された女流作家による、ディズニー映画「クレタの風車」原作小説を初邦訳! クレタ島の夜は更けて 訳者あとがき 解説 横井司