出版社 : アース・スターエンターテイメント
「力が全て」を掲げる王国にて、戦闘に使えない知識を持った第三王子、グレイスは「口先だけの知識バカ」と罵られ、辺境の不毛の地へと追放されてしまう。グレイスの数少ない理解者である近衛騎士の少女ヴィグナと鍛冶屋のボーマンとともに辺境の地、アスガルドへと赴くが、そこはかつて「狂王ソウズィ」と呼ばれる人物が治めていた土地だった。触れたものの知識を得ることができるグレイスの能力「世界図書館」を駆使して廃墟となったソウズィの屋敷にたどり着くと、そこには人間にしか見えないほど精巧に作られた少女型のゴーレムが鎮座していた。グレイスがそのゴーレムに触れると、脳内にとんでもない知識が流れ込んでくる。なんと、ゴーレムは異世界の知識で作られた「ロボット」という存在だったのだ。そして、「狂王ソウズィ」とは別の世界から来た人間で、彼の遺産は別の世界の知識で作られたものだということを知る。「世界図書館」で得た知識により起動に成功したロボット「ガラテア」を仲間に加え、今まで蓄えたこの世界の知識と異世界の知識を組み合わせることで不毛の地を少しずつ発展させていくのであった。「知識」を武器に、できそこない王子の快進撃が今始まる!
曹操、孫堅、袁紹…次々に反董卓連合に集う面々。一方董卓は軍勢を集め、さらに洛陽から長安への遷都を強行する。そして都を猛火が襲った!各地で繰り広げられる戦いの行方は!?
魔王×もふもふ×相撲!! フローチェが相撲で王国を救ってから2年後。 皇太子となったリジーとともに、皇太子妃候補となったフローチェは友好国エルフの森共和国へ親善訪問に来ていた。 しかし、その最終日にエルフの宰相は突然宣言する。 「このたび、エルフの森共和国とアリアカ王国との友好条約は 現時点をもって破棄させていただく!」 宮殿を逃げ出し、祖国アリアカをめざすフローチェとリジー!(とアデラ) それを追うは、魔王率いる魔界の暗黒相撲の力士たち! 燃えるエルフの森! 荒野を駆ける相撲列車! そして、逃避行の最中に拾ったかわいい犬! まわしを掴まんとする魔王の魔の手から逃れ、フローチェは勝ち星を得ることができるのか!!
王宮錬金術師カトレアの夢は、便利な魔導具を開発する「魔工師」になること。しかし彼女のアイディアは「女性だから」という理由で婚約者に横取りされてばかりで、しかも彼は出世のためにさっさと別の女性と結婚してしまった。遂にパワハラに耐えかねて王宮をクビになったカトレアだったが、そこに隣国の王子でプロ顔負けの料理人でもあるシャヒルが現れる。そしてシャヒル王子はカトレアを自国にスカウトすると言い出した!!婚約破棄されて仕事もクビになった元王宮錬金術師とお料理大好き王子様のモフモフで美味しいものづくりライフが幕を開ける!
高遠夜霧と壇ノ浦知千佳は高校の修学旅行中に突然異世界に召喚された。一緒に召喚されたクラスメイトは“ギフト”を手に入れたがほぼ全滅。一方、元々特殊な“即死能力”を持っていた夜霧と壇ノ浦流弓術という古武術の達人だったことに加え、壇ノ浦もこもこという強力な守護霊が憑いていた知千佳は、元の世界に帰るために着々と“賢者の石”を集めていた。しかし、この世界の神であるマルナリルナが死んだことで封印が解け、“賢者の石”は女神ルーとなり、UEGと名乗る女神も復活する。その後、UEGは世界を滅ぼそうとして夜霧に倒されるが、崩壊した世界を救うため大賢者に全てを夢だったことにされてしまう。リセットされた世界でも夜霧は“賢者の石”を集めて元の世界に帰ろうとするが、二周目の世界では早々に大問題が起きー
全ての古の種族と出会ったハイエルフよ、どうして君は、旅をする?大陸西部のエルフ達を守るため、エイサーはその力と権威を使ってなんとか国づくりを進めていく。一段落つき、ようやく息子ウィンと再会するが、彼は複雑な表情を浮かべていた…。-そしてついに、アイレナと雲の上へやってきたエイサーを真なる巨人が待ち受ける!
前人未到のS級ダンジョン「試練の塔」攻略を目指し、バウキス帝国へとやってきたアレンたち。再会した仲間のメルルとも合流し、メンバーが揃った「廃ゲーマー」は、試行錯誤しながらダンジョンの各階層を攻略していく。試練の塔には、同じようにダンジョン攻略を目指す各国の実力者たちも活動していた。ギアムート帝国の勇者ヘルミオス率いる「セイクリッド」。バウキス帝国最強のゴーレム使いであるガララ提督率いる「スティンガー」。そして獣人たちの国であるアルバハル獣王国のゼウ獣王子。ダンジョン攻略の日々の中で、アレンたちは彼らとも交流していく。ある日、アレンたちの成人祝いとして、ヘルミオスやゼウ獣王子とともに宴会をしていると、なにやら外で騒ぎが起きる。そこでアレン達が見たのは、ダンジョン最下層ボスに挑んだガララ提督達の無惨な姿だった…。
気がついたらすっ裸で異世界にいたイズミ。あるのはフリマスキル「ツクモガミ」のみ。商品を売買して、いいね☆を集めてゲットしたスキルでピンチを切り抜けていくのだが…。第3回アース・スターノベル大賞審査員賞を受賞した期待の異世界ファンタジー、ついに登場!
百歳を超えながらも錬金術を極めたルードヴィヒは史上最強の魔王を追い詰めていた。だが、死の間際に放たれた謎の魔法により、意識を失ってしまう。目を覚ますとそこは錬金術が衰退した千年後の世界だった。次々と錬金術で手助けしていくうちに、本物の錬金術師が現れたと話題になっていき…!?
ユオの村にいきなり軍隊が攻めて来た!!!実は隣国の辺境伯の娘だったというリリを連れ戻しに来たらしい。なんとか誤解は解けたものの、家出の理由を聞いたユオはリリの実家に乗り込むことに!こうしてザスーラ王国のサジタリアス辺境伯領を訪れたユオだったが、うっかりお城を襲撃したり、うっかり洪水を起こしたり、うっかり温泉に入ったり、うっかり辺境伯領に“この世の終わり”を現出させたりと今回もやらかし放題。いろいろデカい女騎士のクレイモアも仲間に加え、温泉領地はもっとにぎやかに!!魔力ゼロの“灼熱の魔女様”が災厄級のあっためスキルと温泉パワーで仲間のピンチを救う異世界温泉物語第2巻!
皇帝から正式な許可を得たアオイは、メイプルリーフでの教育、研究活動を推し進め、充実感を覚えていた。そんな矢先に、シェンリーが学院を辞めて帰ってくるよう実家から命令を受ける。悲しむ彼女を見て、アオイはシェンリーの父を説得するため、家庭訪問を実施する!そしてフィディック学院では、各国の王侯貴族がやってくる文化祭が始まろうとしていた。個性派揃いの親たちが“学院の魔女”と噂されるアオイを放っておくはずはなく…!?
「ソラ殿。どうか…クリムトを…助けては、いただけないでしょう、か…?」弟の救出をソラに嘆願するクライアだが向かうのは鬼人族の住処・鬼界。中山四兄弟が支配する不毛の荒野でソラたちの前に現れたのは?「-その瞬間、全身が総毛立った…」鬼人は敵か、それとも…新たな戦いの予感。
王都へ帰還したフィーアを待っていたのは…国王との面談!?サヴィスとシリル同席のもと、国王面談に臨むフィーア。「国王陛下は色々と試してこられるかもしれませんが、訓練修了の確認だと思って、できるだけお応えくださいね」シリルからの言葉を受け、全力で挑むことを決意するフィーア。しかし、国王のお気に入りである道化師の少年は、試すような発言とともにフィーアへとある「ゲーム」を持ちかけ…飄々とした道化師を相手に、フィーア本気の「駆け引き」が始まる!
名家に生まれたものの、魔力測定器のミスで生後すぐ捨てられたレウス。魔物と冒険者のおっぱいを糧に少し成長し(とはいえまだまだ赤ちゃん)とりあえずBランクまで昇格。レウスの治療でパワーアップしたファナやアンジェ、新たな杖と次の街へ!?二人のAランク昇格試験に付き添うことに。そこへ反冒険者ギルド組織なる襲撃者が現れー
アルナーやセナイ、アイハンを連れての初めての家族旅行へと向かったディアス。エルダンとその母、ネハに盛大な歓待を受け、楽しい時間を過ごしたディアスたちは、イルク村に帰り、いつも通りの日常へと戻っていくー水源の保護や氷の貯蔵庫造りなど、新たな施設の作成を進めるイルク村の面々。そこに現れたウインドドラゴンを、ディアスはサーヒィとともに退治に向かい…。ある日、メーアバダル領の関所へと現れた来客。それはディアスにも見覚えのある顔ーかつて孤児院でともに孤児たちのとりまとめをしていた男、ゴルディアだった。現在はギルドの長をしているゴルディアから、迎賓館の必要性を説かれたディアスは、早速迎賓館の建築を進める。迎賓館が出来上がると、次々と貴族たちの来訪があり、対応に追われるディアス。一方、かつてディアスと戦場をともにした仲間たちが、次々とイルク村へと足を向け始める。さらにはかつての敵国の将であり、ディアスたちの捕虜だった男までもがイルク村を訪れ…。懐かしい顔ぶれが次々と集い、思い出話に花が咲く!
王国の王子、クリストハルトは、ある日神獣ラクートと名乗るアライグマに起こされると、とんでもない真実を語られる。この世界は神様は一時期ハマっていた乙女ゲームを参考にして造られたものだということ。自らが“物語”の都合で悪役クズ王子の役割を与えられていたこと。“バットエンド”により、この世界は幾度も終焉を迎えることを繰り返していたこと。それと同時に、クリストハルトは今まで繰り返し崩壊していた世界の記憶を取り戻す。地球から召喚された聖女の攻略をかいくぐり、悪役令嬢の国外追放を回避させ、男爵令嬢の色仕掛けをスルーし、自らも生存ルートを確保したまま世界を救うことはできるのか!?元クズ王子の七転八倒奮闘劇が、今、始まる!!
国を枯らさないため、ローゼリアとブロリアの二国間で「緑の塔」に入る人質を交換していること、自分が塔に入れる魔力持ちであることに驚きつつも、手料理をふるまい続けるシャーリー。塔の中ではアルベールに、塔の外ではイリス、アデル、エドワルドに。指パッチンで現代家電や食品が手に入るとわかり、ローゼリアの塔の中は文明で溢れていく。一方シャーリーとエドワルド、アルベールは地下に魔法陣を見つけるがー。
田舎男爵令嬢テサシアは、十分すぎるほどに身の丈を意識し、有力貴族の集うカウフォード学園でモブに徹していた。目立たず、騒がず、二大勢力に近づかずー。そんな彼女の癒しは、「推し」ルートヴィッヒ様のお姿を遠くから拝むことのはずなのに、王太子の婚約破棄がルートヴィッヒまで連鎖し、ひょんなことから「推し」の婚約者候補に!風が吹けばテサシアが見初められる的流れに、戸惑いを隠せない彼女だったがー。第3回アース・スターノベル大賞奨励賞、待望の書籍化!
次の街を目指していた矢先に、巨大ジェムモンスターに襲われたケンたちは間一髪のところで、銀髪の偉丈夫ハスフェルに助けられた。どうやらシャムエル様の友達で戦いの神様らしく、旅に同行してケンを鍛えてくれることに。ありがたいと思いきや、いつのまにか危険地帯の「樹海」に向かうことになっていてーさらにもふもふ仲間も増え、弟子入り希望の小人族まで現れて、やっぱりどうしてこうなった!?ますます大所帯になって、にぎやかな旅の第二巻!
和食屋、モフモフペット、遺跡調査のご依頼も魔石屋アレキサンドライトに何でもおまかせ!!!晴れて自由の身となったルリを招き入れ、魔石屋の隣で和食屋の営業をはじめたアレク。そこに風変りな天才錬金術師テオフラスも転がり込み、便利でかわいい人工精霊“魔石霊”を誕生させる。さらにディアナと一緒に冒険者として訪れた遺跡ではダークエルフと出会うなど大忙し!!そして再び訪れた水晶湖の底で、アレク達は意外な人物と再会し、ついに魔石と魔石師の秘密が明らかになるー!!