出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
記憶喪失の娘と貴公子の恋は、 春の花咲く日だまりの庭でーー。 「きみの名は?」名門貴族ジェームズ・オルドハーストに尋ねられ、 ベッドに寝かされた娘は必死で答えた。「わたしは、アン……」 嵐の夜、ずぶ濡れで行き倒れになっていたところを彼に拾われたが、 彼女は名前以外のいっさいの記憶を失っていた。 心身ともに弱り果て、不安ばかりが募るなか、 何くれとなく世話をしてくれる優しくてたくましいジェームズに、 アンはいつしか特別な想いを寄せていた。 彼は誰もが結婚したいと憧れる、社交界随一の魅力的な貴公子。 出自不明のわたしなんかと関わったら、彼の名誉に傷がついてしまう! 密かに身を引く決意を固め、アンは屋敷からひっそりと姿を消した……。 ジェームズのために身を引いたアンは、本能的に親族の屋敷にたどり着いた翌朝、記憶を取り戻します。しかし今度は、ジェームズと過ごした1週間の記憶が抜け落ちているのでした。名士の令嬢として脚光を浴びるアンは、社交界でジェームズと運命の再会を……。
私の望みは2つだけ。赤ちゃんを産むこと。 愛を教えてくれた男性に愛されること。 最近の体調不良の原因が妊娠と知って、ヴィエナは愕然とした。 医者から“妊娠できない”と言われていたのはなんだったのだろう? でも子供の父親ーー富豪ジャスパーはこの知らせを歓迎しないはずだ。 私は数日一緒に過ごしただけの、ただのベッドの相手だから。 でも、男らしい彼は私を大切にしてくれた。そんな人は初めてだった。 悩んだ末に、ヴィエナはジャスパーに赤ん坊ができたと告げた。 ジャスパーがすぐに子供の父親になりたいと言ったのはうれしかった。 けれど、彼が続いて口にしたのは“義務”という言葉ばかりだった。 私がいちばん欲しいのは愛なのに、愛のない結婚が答えなんて……。 大胆かつ緻密な構成を得意とする、大スター作家D・コリンズ。孤独の中、愛を求めて傷ついてきたヒロインは兄の結婚によってできた義兄に恋をしますが……。今作がお気に召したら、スター作家J・アシェンデンのR-3874『○○○○○○○○○○○○』もぜひご一読を!
亡き夫の追悼式に現れた見覚えのある男性の姿に、スカーレットは凍りついた。アリスティド!なぜここに?2年半前、二人は恋人同士だった。だが億万長者で、名うてのプレイボーイのアリスティドは、結婚も子どもも不要と公言し、スカーレットとの正式な交際すら認めようとはしなかった。妊娠していた彼女は失望して別れを告げ、幼なじみの親友と偽装結婚して、密かに子どもを育ててきたのだ。詰め寄るアリスティドに、スカーレットは身を震わせた。“あなたには双子の子がいるの”なんて言えるはずもない…。
手術室専属看護師長のアミリアは27歳。やりがいのある仕事と良い仲間に恵まれ、充実した毎日を送ってはいるものの、唯一、婚約者のことで気を揉んでいた。昇進と倹約には熱心だが、結婚はおろか、そもそもアミリア本人に無関心すぎるのだ。釣り好きの父に誘われた北欧への3人旅も、結局彼は父娘を残し、仕事を理由に先に帰国してしまった。もう諦めるしかないの?そんなとき旅先で出会ったのが、ハンサムな医師ギデオンだった。父と同じ釣り好きで話は弾み、気遣いのできる穏やかな彼に、アミリアは急速に惹かれていく。でも…私には婚約者がいるわ。お見通しだと言わんばかりに彼が呟いた。「僕と結婚すればいい」
尊大で自信満々で、とてつもなくセクシー。 ずっと彼と一緒にいたら、恋してしまいそう。 キャリーは育ての親だった伯父夫妻と、従姉夫妻の4人を 事故で一度に亡くし、遺された赤ん坊ダニーを引き取った。 たとえ貧しくても、かわいいダニーがいれば幸せだった。 だが半年後、ダニーの叔父でギリシア大富豪のニックが現れた。 「生活苦の独身女性に大事な甥は任せられない」 なんて傲慢な言い分! キャリーは腹を立てたものの、 ダニーが病気になり、ニックに助けを求めざるをえなくなる。 すると彼の自家用ジェットでギリシアの別荘へ連れていかれ、 信じられないことに……プロポーズされたのだ! ハーレクインの大人気テーマ、“赤ちゃんのための便宜結婚”。実の親の愛を知らず孤独だったヒロインの前に突然現れたのは、世にも麗しい王子様のようなギリシア大富豪でした。かわいい赤ちゃんと共に幸せになることを夢見るヒロインは……?
ついにふたりが婚約者にーー!? 募る想いと過去のトラウマがせめぎ合い レイラの恋心の行方はーー? すでに正体がバレていることも知らず、フェリクスの度重なる急接近と甘い言葉に戸惑うレイラ。さらに恋心を自覚して以来、リーリエにも無自覚に嫉妬してしまう自分に苦悩する。一方フェリクスも、何度もレイラに接触する謎の魔術師・クリムゾンに激しく嫉妬し、抑えきれない独占欲を見せ始める……。 Web版から大幅加筆&書き下ろし掲載!
結婚か、それとも親権を争うのか。 愛しい我が子を守るためなら── ロンドンのホテルで働くアレイナは、一人の男性客を目にして 凍りついた。嘘でしょう? なぜラファエロがここにいるの? イタリアの富豪弁護士である彼とは5年前、カリブで出会った。 互いに惹かれ合って逢瀬を重ね、アレイナは永遠の愛を夢見た。 ところが突然彼に“僕は誰とも結婚しない”と冷たく拒絶され、 涙を堪えて、帰国するラファエロを見送るしかなかった。 呆然とするアレイナのもとに、4歳になる息子が駆け寄ってきた。 じつは別れた直後に妊娠がわかり、密かに産み育ててきたのだ。 するとラファエロが表情を一変させ、彼女に詰め寄って……。 大スター作家リン・グレアム譲りのドラマティックな展開と、共感せずにはいられないヒロイン像に定評がある、スター作家ジュリア・ジェイムズの登場です。「息子の人生から僕を締め出すなら法廷で争う」というヒーローは、はたして良い父親になれるのか……?
別の女性と婚約している彼を拒みたい。 でも、おなかの子から父親を奪っていいの? ギリシア富豪ヴァシリから「君が欲しい」と言われたとき、 その率直な言葉と男らしい魅力に、ローラは胸の高鳴りを覚えた。 だから男性不信だったにもかかわらず、彼を信じて純潔を捧げた。 けれど出会って5日目、ヴァシリは急にギリシアへ帰ってしまった。 一人残されたローラは、なにげなく彼をネットで調べて愕然とした。 ヴァシリが帰国したのは婚約している女性と結婚するためだったのだ。 失意と屈辱の中、彼女はヴァシリの電話番号を着信拒否にした。 だが3カ月後、ヴァシリはローラの前にふたたび現れた。 「君は妊娠しているだろう。それなら結婚が唯一の解決策だ」 ヒーローがおなかの子の父親になりたいのは跡取りが欲しいから?私は都合のいい結婚より彼の愛を望んでいるのに……。大スター作家R・ウインターズ同様、清らかなヒロインのドラマチックな運命を描いて読者から人気があるスター作家A・ウエストの作品です。
憎みきれない愛しい人。 もう会えないと思っていたのに……。 19歳で両親を亡くしたレクシーは、父の借金を肩代わりした ハンサムな実業家ジェイクと恋に落ち、結婚した。 すぐに夫の子を身ごもり、順風満帆のレクシーだったが、 流産した後から歯車が狂い始める。ジェイクと秘書の密会現場を 偶然目撃してしまったのだ。私は愛されていなかったの……? ショックで家を飛び出してから5年。ようやく離婚について 話し合う覚悟ができた彼女の前に、ジェイクが現れた。 「きみは僕の妻だ、離婚は許さない。必ず取り戻す」 なぜ今になって? 私はあなたの所有物じゃないわ。 憎しみと愛情のはざまで、レクシーの心は千々に乱れた。 ハーレクイン・ロマンス黎明期を支えた人気作家、ジャクリーン・バードが描く夫婦再生ロマンス! 若すぎた花嫁は5年の歳月を経て、自立した大人の女性として、再び傲慢すぎる夫と対峙することに……。ヒロインの心情に思わず引きこまれる逸作です。
息子たちを奪わないで! 学歴も仕事もない私に残された道はーー結婚。 「ぼくの息子たちは我が一族の屋敷で育てる」 現れたゴージャスなギリシアの海運王サンダーの言葉に、 ルビーは愕然としたーー6年前、17歳の彼女は、 両親を失った悲しみから、ぬくもりを求めて彼と一夜を共にした。 サンダーはいつ知ったのだろう? 双子の息子たちの存在を。 学もなく貧しい私から二人を奪うなど 巨万の富を誇る彼にはたやすいこと。いったいどうすれば……? そうだわ、この条件なら彼はきっと拒むはず。 「どうしても息子たちがほしいなら……私と結婚して」 大スター作家ペニー・ジョーダンが描く、大人気のシークレットベビー物語! 過酷な運命に翻弄される貧しいヒロインが愛したのは、愛も女性も信じないギリシア大富豪でした。母に愛された記憶のないヒーローは、はたして我が子を愛せるのでしょうか?
彼は私の夢を現実にしたような人。 でも私は、彼には必要のない存在……。 赴任先のイタリアの病院で上司となる男性を見て、ケリーは絶句した。 ルカ・フェレーロ! 2年前、彼は恋人だった私のもとを突然去った。 ただ一言、別の女性と結婚することになった、とだけ告げて。 ケリーは深く傷つき、やっとその痛手から立ち直って、 今まさに、新しい人生の一歩を踏み出そうとしたところだった。 まさかこんな形で再会するなんて……。もう忘れたつもりでいたのに! いいえ、彼はただの上司。距離をおいて冷静にふるまわなくちゃ。 どう転んでも、ルカはもう、別の女性の夫になったのだから。 だが、ケリーはまだ知らなかったーールカが今は独身であることも、 彼の結婚には、彼女が想像もしなかった理由が隠されていたことも。 ルカがケリーを捨てたのには、やむをえない深い理由がありました。道ならぬ恋の末に妊娠し、病で残り少ない余命を賭して産もうとしている幼なじみとおなかの子のために、便宜結婚を選んだのでした。しかし、故人との約束により、彼は今なおすべてを話せず……。
NYの一流ホテルで開かれた実業界トップのパーティで、ラーナはギリシア系大富豪の夫クリストス・ディアコスを捜していた。クリストスとは結婚して3年になるが、一緒に住んだことも、ベッドを共にしたことも、キスしたことさえもない。じつのところ、夫のことはろくに知らなかった。独身でいると望まぬ相手から誘われるのが煩わしくて、既婚者の身分がお互いにとって好都合という理由で便宜結婚したのだ。でも今後、ラーナは彼にどうしても伝えたいことがあったー“あなたの赤ちゃんが欲しい”と。病のせいで、彼女にはあと3カ月しか時間が残されていないのだった…。
一つ屋根の下で暮らすなんてーー たった2回会っただけの彼と。 牧師の娘のプルーデンスは今夜、一大決心をしていた。 仕事にかこつけて4年も待たされた婚約を破棄するのだ。 身勝手な婚約者には、結婚はやめて職に就くと伝えるつもりだけれど、 まだ働くあても見つかっていないのに、どう言えばいいだろう? 悩むプルーデンスに、意外な人物から声がかかる。 義弟の親友のオランダ人医師ベネディクト・ファン・フィンケに、 身の回りの世話をする住み込みの助手になってほしいと言われたのだ。 渡りに船とばかりに、プルーデンスは申し出を受けることにした。 いくらベネディクトが理知的ですてきな男性とはいえ、 ほとんど知らない彼とオランダへ行くことに一抹の不安を覚えながら……。 やさしく穏やかでどこか懐かしい、唯一無二の作風が世界中に愛され続ける大スター作家ベティ・ニールズが描いたシンデレラ・ストーリーをお贈りします。本作は、長い旅の果てにたどりついた中世の城、ウォリック城でのヒーローの告白が感動を呼ぶ名作です!
これまでひたむきに勉学に励んできたキャロラインは、あまりに奥手で、異性にたいして素直にふるまうすべを知らない。そんなキャロラインが、病で倒れた同僚に代わって、男社会ともいえる仕事場に突如放りこまれることになった。そこで彼女を待っていたのは、数々の功績を築き、要求の厳しさで部下から畏れられる上役のジョー・マッケンジー。ジョーのオフィスにおもむいたキャロラインは、彼女の身元調査ファイルを手にした彼の言葉に、耳を疑った。「君は男とつきあったことがない。男ばかりのこの職場ではトラブルのもとになる。連中が手を出せないように、僕のものになれ」
年の差ロマンス・アンソロジーの決定版! 一途な乙女は、手の届かぬ年上男性と……。 北米ロマンス小説界の重鎮ダイアナ・パーマーをはじめ、恋に悩むうぶなヒロインを巧みに描く名作家たちが大集結! 若きヒロインが年上の傲慢ヒーローを時に振り回し、時に振り回される、じれったいほど甘く切ない年の差ラブストーリー3篇をお楽しみください。
愛らしい我が子には、彼の面影が。 でも彼は、あの夜を後悔している……。 2年前、ガブリエラは億万長者ネイトと一夜を共にした。 強欲な母からネイトへの色仕掛けを命じられて嫌気がさした彼女は、 本当は母の悪だくみをばらすため彼に会いに行ったのだが、 逆に彼の誘惑に屈し、ついに真実も、自分の名も言えぬまま逃げだした。 その後、忘れ物から彼女が誰かを知ったネイトに、 彼を騙そうとした母娘として憎まれ、彼女の恋は砕け散った……。 だが、ガブリエラはネイトから返事がなくても、毎日連絡をし続けた。 あのすばらしかった一夜の結果、彼の子を身ごもったとわかったから。 音信不通のまま、生まれた双子は1歳になった。もう、彼を忘れよう。 そんなとき、再びネイトが現れたーー瞳にいまだ消えぬ怒りをたたえて。 3つの企業を経営する実業家ネイトはこの2年、表向きは異国のリゾートで長期休暇中ということになっていましたが、じつは極秘に闘病を続けていたのでした。そうとは知らないガブリエラは、子供のために、彼のことをきれいさっぱり忘れようと心に決めていて……。
美しい姉が光なら、私は影。 皆、私を素通りする……。 「幻覚かと思ったが、やっぱりきみだ。髪を切ったんだね」 アレッサンドラは実家の玄関で、見知らぬ来客に声をかけられた。 ギリシア神話の絶世の美青年アドニスを彷彿とさせるその男性リニは、 華やかで愛嬌のある双子の姉と彼女を勘違いしているようだ。 姉は探し求めていた理想の王子様をとうとう見つけたのかしら? 人違いだと言ってアレッサンドラはその場を去ったが、 ほどなくして、リニは名門一族の生まれで、才覚、財力、容貌と 三拍子そろった独身貴族だと耳にし、彼女は密かに胸を高鳴らせた。 しかし、アレッサンドラはその恋心を抑えこむのに必死だった。 男性は魅力的な姉のほうを好むから。もう傷つきたくないから……。 大きな愛で読む人の心を潤す大スター作家レベッカ・ウインターズのヒット作をお贈りします。幼い頃から皆の注目を浴びる双子の姉を見て育ち、容姿に自信がないヒロインは、地道に勉学に励むことで自分の長所を伸ばしてきました。そんな彼女の恋のゆくえは?
身も心も捧げた初恋は、屈辱に終わった。 なのに今、私は愛されぬ花嫁に……。 18歳の夏、キャリーはさる公国の大公リュクに恋をし、純潔を捧げた。 だが翌日、彼は名づけ親を通して別れの意思を伝えることで、 彼女を公国から追い出しにかかったのだった。 用意された“一夜のお相手代”には目もくれず城を去ったキャリーは、 やがてリュクの子を身ごもっていることに気づいたが、 子宮外妊娠だったため出産はあきらめざるをえなかった……。 そんな辛く悲しい出来事を記憶の奥底に閉じこめ、8年が過ぎた。 そして今、思わぬ再会を果たしたリュクから、プロポーズされる! ほとんど脅迫ともいえる強引な求婚に戸惑いながらも、 彼への恋心をくすぶらせていたキャリーは受けることにするが……。 リュクのプロポーズを、驚きと愛憎をもって受け止めたキャリー。けれども結婚式の3日前、またしても彼の名づけ親である伯爵夫人がリュクとキャリーの前に現れ、まるで鬼の首を取ったかのように、キャリーがかつておなかの子をあきらめたことを暴露してーー!
地味で目立たぬ灰かぶり娘に、 突然求婚した伯爵の真意は……? 母が突然病死したあと、サラは父に引き取られて田舎にやってきた。 そこで冷ややかに迎えられ、彼女は物語を書いたり、 困っている動物を助けたりして孤独を紛らわすのが習慣になった。 今は父も亡くなり、まるで修道女のようにつましく暮らしていたある日、 人数合わせのために呼ばれた隣家の夕食会で、 黒髪に顔だちの整ったラングフォード伯爵セバスチャンと出逢う。 翌日、狐を助けようと危険を冒して増水した小川を渡っていたところ、 身を挺して救ってくれた彼に、サラは人生初の胸のときめきを覚えた。 すると彼が驚きの言葉を告げた。「君が必要ーーいや、結婚してください」 だがそれは、口のきけない娘の世話をしてほしいという意味で……! 亡妻の愛人に誘拐され、心を閉ざしてしまった娘のために便宜上の結婚相手を探しているヒーロー。次に妻になる女性には愛情を持たないつもりでいる彼に恋してしまった日陰のヒロインの運命は?!それぞれ傷ついた心を抱えた登場人物が織りなす、感涙必至の物語。
愛されないなら婚約を解消したい。 でも私はもう、彼を愛している……。 愛し愛される結婚を夢見るグレースは社交シーズンのロンドンへの道中、 宿屋で公爵家出身の美男子ルシアン・セントクレア卿と居合わせた。 放蕩者の彼は夜遅くに、酔ってグレースの部屋に間違えて入ってきて、 寝乱れた彼女を熱っぽく眺めると、いたずら心でキスを求めてきた。 そしてグレースが唇を奪われたまさにそのとき、部屋の扉が開き、 彼女の後見人にあられもない姿を見られて誤解されてしまう! 思ってもみなかった事態に青ざめるグレースに、 こうなった以上、僕たちは結婚するしかない、とルシアンが告げた。 だが、人と深く関わりたくない彼には心に決めていることがあったーー もちろん、妻になる女性とも他人行儀な関係を保とうと。 相思相愛の結婚と、他人行儀な結婚。真逆の結婚像を思い描く二人の愛なき婚約から始まるラブストーリー。故エリザベス女王も認めた英国を代表するロマンス小説家キャロル・モーティマーによる、リージェンシー・ロマンスの大ヒット作をお贈りします!