2006年1月発売
1805年夏、ペテルブルグ。英雄か恐怖の征服者か、ナポレオンの影迫るロシア上流社会の夜会に現れた外国帰りのピエール。モスクワでは伯爵家の少女ナターシャが平和を満喫。だが青年の親友や少女の兄等は戦争への序走に就いていた。愛・嫉妬・野心・虚栄・生死ーー破格のスケールと人間の洞察。世界文学不朽の名作! 新訳。 第 一 部 第 一 篇 コラム1 ロシア人とフランス語 コラム2 ロシアの暦 コラム3 名の日とロシア人の姓名 コラム4 貨幣価値 コラム5 兵役・貴族の勤務義務 コラム6 遺産相続、持参金 第 二 篇 コラム7 軍の組織と部隊の種類 『戦争と平和』年表
30代。OL。文句ある? さ、いっちょ真面目に働きますか。 キュートで強い、肚(はら)の据わったキャリアガールたちの働きっぷりをご覧あれ。 <こんなお心あたりのある方に、よく効きます。> ●職場でナメられてる、と感じた ●親に結婚を急かされた ●若い後輩の肌つやに見とれた ●仕事で思わずたんかをきった ●ひとめぼれをした ●子どもの寝顔を見て、頑張ろうと思った きっとみんな焦ってるし、人生の半分はブルーだよ。既婚でも、独身でも、子供がいてもいなくても。
オトコより、お金より、あなたの笑いがほしい! 新人女漫才コンビ、アカコとヒトミ。彼氏もいない、お金もない、だけど夢は忘れない2人に、テレビ出演のチャンスがきてーー。第16回小説すばる新人賞受賞作。(解説/ラーメンズ 片桐 仁)
和菓子司の隠居、宇谷九一郎の住む宮脇町でも「老人相互処刑制度」が始まった。町内には、もと自衛官、神父、もとプロレスラー、そして幼なじみなど、「強敵」五十数人が犇めいている!21世紀最大の、禁断の問いをめぐる筒井文学の新たな代表作。
明智光秀は謀叛者に非ず!戦国時代最大の謎、本能寺の変-その事実は為政者によって、徹底的に秘匿され、改竄されてきた。資料の裏側に深く沈められた幽玄の真相を炙り出すことにより浮かび上がってきた驚嘆の事実。
お金持ちのエヌ氏は、博士が自慢するロボットを買い入れた。オールマイティだが、時々あばれたり逃げたりする。ひどいロボットを買わされたと怒ったエヌ氏は、博士に文句を言ったが……。
ある時代、電話がなんでもしてくれた。完璧な説明、セールス、払込に、秘密の相談、音楽に治療。ある日マンションの一階に電話が、「お知らせする。まもなく、そちらの店に強盗が入る……」。傑作連作短篇!
塚原卜伝の指南を受けた青年忍者丸子笹之助は、武田信玄に仕官した。信玄暗殺の密命を受けていた。だが信玄の器量と人格に心服した笹之助は、信玄のために身命を賭そうと心に誓う。
信玄暗殺に失敗した丸子笹之助は、忍者の掟に背き、信玄のために命をかけて働くことになったが・・。名将信玄の悲運と、笹之助の運命の絆を描いて感動を呼ぶ長編。
桜島行きのフェリーの上で、鹿児島選出の代議士秘書が刺殺された。十津川警部の部下・西本の見合い相手・木下ゆかりに容疑がかかる。ゆかりは見合いの翌日に「全部嘘です」というメモを残したまま、失踪していた。そして西本に「ゆかりに欺されるな」と忠告した男が、指宿で殺害される。西本の報告を受け捜査に乗り出す十津川だが、まもなく東京でも殺人が!南九州と東京を結ぶ、恐るべき陰謀の正体とは。
19世紀初め、イギリスの田舎で孤児として生まれ、救貧院で育ったオリバー・ツイスト。様々な苦難の末、自由を求めてロンドンへとたどり着くものの、さらなる危険と冒険の日々が待ち受けていた。
「私を誘拐してください」。借金だらけの便利屋を訪れた美しい人妻。報酬は百万円。夫の愛を確かめるための狂言誘拐はシナリオ通りに進むが、身を隠していた女が殺されているのを見つけて……。
爆撃機特攻隊の先導を務めながら生還した二式大艇パイロットの苦悩を描いた「死の誘導機」など、大戦中に活躍した軍用機をテーマとした八篇からなる表題作ほか三篇を収録。全六巻、堂々完結。
不自由な武家社会の中で、不測の事態を切り抜けてゆく人々を描く小説集。郡奉行の一人だった半右衛門は罪を犯した友人の逃亡を助けたために罰を受ける。その後の不遇と人間不信から立ち直る男を描く「田蔵田半右衛門」、種痘術を学び国元に戻った青年医師が、将来を約束していた女性の変貌と向き合う「向椿山」など、いずれも繊細な言葉と、静謐な筆致で紡ぐ短編八編を収録。