小説むすび | 2017年12月8日発売

2017年12月8日発売

月食館の朝と夜 奇蹟審問官アーサー月食館の朝と夜 奇蹟審問官アーサー

著者

柄刀一

出版社

講談社

発売日

2017年12月8日 発売

皆既月食が二人を消した!? 「奇蹟」の真偽を判定する奇蹟審問官アーサー・クレメンスは、世界を放浪した陶芸家・萬生こと故・五十幡典膳の館を弟の甲斐と訪れた。翌朝、皆既月食を「月宮殿」で観測していた萬生の長男・昭が遺体で見つかり、館に招かれた一人も「万物ギャラリー」にて刺殺体で発見される。推理の果てに浮かび上がるのは、館の秘密の仕掛けか、神の遊戯か? アーサーの眼前に広がるのは……!? 皆既月食が二人を消した!? 陶芸家が遺した不思議な館で見つかった遺体。 二重殺人もしくは奇蹟か?  奇蹟審問官アーサーが「月と館」の謎に挑む! 「奇蹟」の真偽を判定する奇蹟審問官アーサー・クレメンスは、 世界を放浪した陶芸家・萬生こと故・五十幡典膳の館を弟の甲斐と訪れた。 翌朝、皆既月食を「月宮殿」で観測していた萬生の長男・昭が遺体で見つかり、 館に招かれた一人も「万物ギャラリー」にて刺殺体で発見される。 推理の果てに浮かび上がるのは、館の秘密の仕掛けか、神の遊戯か?  アーサーの眼前に広がるのは……!? I 月が欠ける時に種をまけ II 月は亡霊の母であり、その隠れ家 III 月欠ける時、王を扉の後ろに横たえ…… IV 新しい月に抱かれた古い月

涙のホワイトクリスマス涙のホワイトクリスマス

大富豪の逆鱗に触れたメイドは、 降り積もる雪に涙を落とした。 あと少しでクリスマスを迎える冬のロンドンで、 派遣メイドのグレースは超高級ホテルの客室係として働いていた。 ある雪の日、いつもとは違う部屋の清掃を任され、 はじめて足を踏み入れたのは最上階のスイート。 ホテルのオーナーである美しき大富豪フィンリーが使っているという。 壮観な眺めを誇る部屋に入ると旅行かばんが置かれていたので、 中身を片づけていくうち、奥からツリーに飾る天使の像が出てきた。 洗練されているけれど冷たい感じのこの部屋をクリスマスらしくしたら? そう思いついたグレースは即座に行動し、完璧な飾りつけをした。 フィンリーから罵声を浴びせられ、涙を流すことになるとも思わずに。 富裕な顧客向けに派遣されるメイドたちのロマンスを描く、作家競作シリーズ〈メイド物語〉。よかれと思ってした行動でフィンリーの心のかさぶたを剥がしてしまったグレース。怒りの爆発のあとで彼が示した優しさの意味は? 次回最終話はジェシカ・ギルモア作。

億万長者と愛を運ぶメイド億万長者と愛を運ぶメイド

愛の魔法で、 凍りついた富豪の心を溶かしてーー 火事でアパートメントを焼け出され、幼い娘とふたり 住む場所に困っていたジョイに、住み込みの家政婦の話が舞い込んできた。 雇い主のサムは、大富豪だというのにもう5年も山にこもりきりだと聞き、 山の上にひっそりと立つ彼の邸宅へおそるおそる向かったジョイ。 現れたのは、どきりとするほどハンサムでセクシーな男性だった。 彼みたいな人が、なぜ世捨て人のような生活をしているのかしら? サムはジョイを見るなり、君は若すぎると言って不機嫌になり、 幼いホリーに気づくと傷ついたような顔をした。 ジョイの懇願にしぶしぶ雇うと決めてはくれたものの、 彼は来る日も来る日も、煩わしげにジョイを遠ざけるばかりで……。 USAトゥデイのベストセラー作家、モーリーン・チャイルドが綴る、クリスマスにぴったりの心温まる物語をお楽しみください。愛を恐れる億万長者が不遇にめげないピュアなヒロインに少しずつ心を開いていく、感動のロマンティック・ストーリー。

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