小説むすび | 2018年11月22日発売

2018年11月22日発売

ディズニー・シネストーリー くるみ割り人形と秘密の王国ディズニー・シネストーリー くるみ割り人形と秘密の王国

クララが手に入れた卵型の不思議な箱。その箱が何なのかさぐるうちに、クララは4つの王国から成る異世界へ紛れ込んでしまう。さらに、その王国が母親とつながりがあると知り、クララは驚く。だが、その王国が崩壊の危機に瀕していてーー!? ディズニーがおくる最新映画を完全ノベライズ! 登場人物の心情が丁寧に描かれているので、映画を見る前はもちろん、見たあとも楽しめるノベルズです。 クララが手に入れた卵型の不思議な箱。その箱が何なのかさぐるうちに、クララは4つの王国から成る異世界へ紛れ込んでしまう。そこには色とりどりの人々が生きる、不思議な世界。さらに、その王国が母親とつながりがあると知り、クララは驚く。 だが、その王国が崩壊の危機に瀕していると知った時、クララはーー!? ディズニーがおくる最新映画を完全ノベライズ。登場人物の心情が丁寧に描かれているので、映画を見る前はもちろん、見た後も楽しめます!

ゴー・ホーム・クイックリーゴー・ホーム・クイックリー

出版社

文藝春秋

発売日

2018年11月22日 発売

ノンフィクション作家 保阪正康氏が絶賛! 昭和史の“静かな怪物”が、もう一人いた。 「この小説は、まさに“戦後史の岐路”を描いた一冊。現憲法は誰によって、どう作られたのか。占領する側、される側の闘いを再現させたドラマだ」 終戦直後の昭和二十一年の初め、連合国最高司令官総司令部(GHQ)の方針に従い、国会内の委員会で政府試案をまとめたが、GHQは拒否。そればかりか、GHQ憲法草案を押し付けてきた。この案を翻訳し、日本の法律らしく形を整え、新憲法の下敷きにせよ、というのだ。 わずか二週間で翻訳にあたることになったのは、内閣法制局の佐藤達夫。吉田茂外相(当時)と話す機会を得た佐藤は、GHQ案の問題点をまくしたてる。それを聞いた吉田は、佐藤に言った。 「GHQは何の略だか知っているかね? ゴー・ホーム・クイックリーだ。『さっさと帰れ』だよ。総司令部が満足する憲法を早々に作っちまおうじゃないか。国の体制を整えるのは、独立を回復してからだ」 かつて司馬遼太郎は、『坂の上の雲』で、明治という時代の明暗と、近代国家誕生にかけた人々の姿を小説にした。 そして今、昭和史の分岐点を描いた小説が誕生した。

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