小説むすび | 2019年5月31日発売

2019年5月31日発売

マハーバーラタ入門マハーバーラタ入門

出版社

勉誠出版

発売日

2019年5月31日 発売

ジャンル

神話・教説・哲学が織り込まれた古代インド叙事詩『マハーバーラタ』。 18巻・十万詩節からなるヒンドゥー教の聖典を1冊にまとめた画期的入門書!! 英雄・アルジュナ、宿敵・カルナ、ヴィシュヌの化身・クリシュナ、絶世の美女・ドラウパディー…。神々・英雄たちが活躍する今話題の『マハーバーラタ』が一冊で丸わかり! ★『マハーバーラタ』とは… サンスクリット語で書かれ、全18巻、約10万もの詩節より成る古代インド叙事詩。「マハーバーラタ」は、「マハー(偉大な)・バラタ族」=「バラタ族の物語」という意味。 従兄弟同士の戦争物語を主筋とし、その間に多くの神話、教説、哲学が織り込まれた、膨大な書物である。物語では、何億という人間が戦争で命を落とし、生き残るのはたったの10人であるため、この物語を「寂静の情趣(シャーンタ・ラサ)」とよぶこともある。 【本書の特色】 ◎長大な物語を、4章構成とし、それぞれ「主筋」・「挿話」に分け、わかりやすく解説。 ◎神話モチーフの読み解き、他地域の神話との類似点や相違点、登場人物についての豆知識など『マハーバーラタ』がより深く楽しめる多数のコラムを掲載。 ◎英雄たちの系図、登場人物一覧、索引など充実の附録。

菅家文草注釈 文章篇 第二冊菅家文草注釈 文章篇 第二冊

日本文化史、日本政治史に大きな影響を与えた菅原道真。その詩文集である『菅家文草』は、従来その前半の「詩」の部分のみが注釈書として公刊され、儒者の大きな仕事である作文の成果、「文」に関しては纏まった形での注釈書の公刊がなされてこなかった。 そのような状況を受け、最新の日本漢文学・和漢比較文学研究の粋を結集して、『菅家文草』文章の部の全てを注釈する。今後の研究の基盤となる決定版。 第二冊は『菅家文草』巻七に所収される詩序(作文会などで詠作された詩篇に冠せられた散文)を収載。 はじめに 凡 例 序 〈文体解説〉 25 八月十五夜 厳閤尚書授後漢書畢 各詠史 序 26 早春侍内宴 同賦無物不逢春 応製 序 27 仲春釈奠 聴講孝経 同賦資父事君 序 28 九日侍宴 同賦喜晴 応製 序 29 晩冬 過文郎中 翫庭前梅花 序 30 九日侍宴 同賦天錫難老 応製 序 31 早春侍宴 仁寿殿 同賦春暖 応製 序 32 九月尽 同諸弟子白菊叢辺命飲 同勒虚余魚 各加小序 33 早春内宴 侍仁寿殿 同賦春娃無気力 応製序 34 右親衛平亜将率厩局親僕 奉賀大相国五十算宴座右屏風図詩 序 35 閏九月尽日 燈下即事 応製 序 36 三月三日 同賦花時天似酔 応製 序 37 重陽後朝 同賦秋雁櫓声来 応製 序 38 惜残菊 各分一字 応製 序 39 早春観賜宴宮人 同賦催粧 応製 序 40 賦雨夜紗燈 応製 序 41 東宮 秋尽翫菊 応令 序 42 春 惜桜花 応製 序 43 扈従行幸雲林院不勝感歎 聊叙所観 序 44 九日後朝 侍朱雀院 同賦閑居楽秋水 応太上皇製 序 45 三月三日 惜残春 各分一字 応太上皇製 46 未旦求衣賦幷霜菊詩 応製 序 あとがき 注語索引 人名索引

偽りの指輪に愛をこめて偽りの指輪に愛をこめて

家名のために男の子が欲しい億万長者。 その非情な求婚を、愛と誤解したなんて。 振り向いたエミーは、ふくらみかけた自分のおなかに手をあてた。 一夜をともにしたマルコが、ニューヨークの大富豪だったなんて! マルコは彼女の職場に突然現れ、自分に子供ができたと知ると、 家族が欲しいと言って結婚を申しこんできた。 私がイギリスから引っ越さなければならなくても、 彼は贅沢な生活をちらつかせれば問題ないと思っている。 それでもマルコの父が病気と聞くと、エミーは婚約を受け入れた。 この再会は運命で、彼がくれた婚約指輪を愛の証と信じられたら。 だがマルコは男児の誕生を願い、彼女を利用する気でいて……。 R・トーマスは“日常の中の非日常”を描くのが巧みな作家です。平凡な毎日を送るヒロインの前に、いきなり大富豪のヒーローが現れ、夢のようなプロポーズーーけれど引き換えに、彼女は大切な家族や仕事を捨て、見知らぬ街で暮らすことを迫られるのでした。

王と花摘みの花嫁王と花摘みの花嫁

愛のかけらもない結婚。 それでも私は、彼の真心が欲しい。 生まれながらに次期国王の許嫁と決められたジョハラは、 父によって適齢期までフランスの片田舎に幽閉されて育った。 そしてついに、王位継承者アジムとの対面のときがやってきた。 ところが彼は挨拶すらせず、結婚式は1週間後と宣言するばかり。 こんなに冷たい人と、生涯をともにするなんて……。 恐怖のあまり、ジョハラはフランスへと逃げ帰ってしまう。 行くあてもなく、街をさまよったすえにたどり着いたカフェで ウェイトレスの職を得たジョハラは、すぐにそこが売春宿だと知る。 汚い男の手が伸び、万事休すーーそのとき、深みのある声が響いた。 「手を離せ。売約済だ」威厳あるアジムの姿が、そこにあった。 ヒロインの心情をしっとり描いて人気のケイト・ヒューイットが、政略結婚の物語を描きました。冷淡で、妻に無関心な次期国王の夫。心を開いてほしくて、けなげに振る舞う苦労人ヒロインが印象的です。好評をいただいた『まぼろしのローマ』の関連作でもあります。

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