小説むすび | 2020年1月発売

2020年1月発売

Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ 9Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ 9

女神様もスローライフはじめます。 ガルドコミックスよりコミックス2巻同時発売! 異世界『ドゴログマ』で神界の使徒からの依頼を達成し、ホウタウの街に戻ってきたフリオたち。 フリオとリースの子・リルナーザを始め、新たに家族が増えたことで、服作りを一手に担っていたリースは大忙し! それでも気合い十分なリースは、服を作るための上質な布を求め、翼竜のワインとともに西方の異国・インドルへ! 一方、金髪勇者たちは魔族がさらわれる事件に巻き込まれていた。 解決を図るため、事件の真相を追い掛ける一行だったが、待ち受けていた強大な敵を前に、窮地に陥ってしまう。 追い込まれた金髪勇者がとった秘策は伝説級アイテム・ドリルブルドーザースコップと融合することでーー!? 『……これはどうやって攻撃すれば良いのだ? 』 神々しい輝きを放つも、地面に突き刺さったまま一切動けない金髪勇者の運命はーー? WEB発、チートだけどまったりな異世界ライフ、第9巻!

致命傷 栄次郎江戸暦23致命傷 栄次郎江戸暦23

許嫁への横恋慕が招く意想外な「殺し」の連鎖。栄次郎が下手人に迫る。 五年の逃亡から江戸に戻った清吉を襲う理不尽な悪夢。 最愛の許嫁はなんと……。 田宮流抜刀術の達人栄次郎は錯綜する事件の謎に挑む。 五年前に『守田屋』のおそめさんを巡って私の兄と諍い、誤って死なせて逃亡した。 おそめさんの許嫁・清吉さんが戻ってくるのを、父が仇をとろうと狙っています。父を「人殺し」にしないように清吉さんを護ってください──。 田宮流抜刀術の達人で三味線の名手・矢内栄次郎のもとを訪れた『江戸屋』の娘お糸が頼み込んだ。 窮地の清吉を護りつつ、栄次郎は事件の謎解きに挑む。 ◆ 著者について 小杉健治 こすぎ・けんじ 「時代小説が書きたくて小説家を志した」と言う氏の面目を十二分に発揮した<栄次郎江戸暦>シリーズは、確実に大人の読者を魅了し、人気を不動のものにしている。 1983年『原島弁護士の処置』でオール讀物推理小説新人賞を受賞。 87年『絆』で推理作家協会賞、89年『土俵を走る殺意』で吉川英治文学新人賞を受賞。1947年、東京に生まれる。

上意返し 御庭番の二代目12上意返し 御庭番の二代目12

家康公百五十回忌社参。 過酷な徴税に十万人が鋤鍬を掲げ江戸城へ! 島原の乱以来の大騒動か! 中山道六十九の宿場のうち、最大の本庄宿を探索せよと命じられた宮地加門は……。 天狗触れとは一揆の画策? 将軍は九代家重から十代家治へと受け継がれた。来年は家康公百五十回忌の日光社参。 その莫大な費用を補うべく、幕府は中山道沿いの各村に過酷な税「増助郷」を迫った。 朝鮮通信使来日に続く「酷税」に百姓は決起。御上意といえども抗するしかない。 やらなきゃ飢え死にしかない。 中山道の各村から鋤鍬を手に十万人を超える百姓が江戸城へと進んでいく。御庭番の宮地加門は……。 ◆ 著者について 氷月 葵 ひづき・あおい 東京都生まれ。出版社勤務などを経て、フリーライターとして独立。 秋月菜央の筆名で『虐待された子供たち』(二見書房)、『Relax in Blue』(経済界)等、 福知怜の筆名で『タイタニック号99の謎』(二見書房)など、歴史、心理、ドキュメント系などの著書を多く執筆する。 小説では第四回「北区内田康夫ミステリー文学賞」において「師団坂・六0」筆名・井水怜で大賞を受賞。 ◆ 好評既刊 婿殿は山同心 全 3 巻 公事宿 裏始末 全 5 巻 ( いずれも二見時代小説文庫 )

夜は歌う夜は歌う

詩人尹東柱の生地としても知られる満州東部の「北間島(プッカンド)」(現中国延辺朝鮮族自治州)。 現代韓国を代表する作家キム・ヨンスが、満州国が建国された1930年代の北間島を舞台に、愛と革命に引き裂かれ、国家・民族・イデオロギーに翻弄された若者たちの不条理な生と死を描いた長篇作。 〈国を奪われ、よその土地で暮らすかぎり、僕たちにできるのは僕たちではない他の存在を夢見ることだ。動かなくなった死体だけが自分が何者なのかを声に出して叫ぶ権利があった。そんな叫びを聞くたびに僕は、間島の地で生きていく朝鮮人は、死ぬまで自分が何者なのかわからない存在だということに気づいた。彼らは境界に立っていた。見方によって民生団にもなるし、革命家にもなった。そういう意味で彼らはつねに生きていた。生きていれば絶えず変化するのだから。運命も変わるということだから。〉--本文より 代表作といえる本作で、作家は韓国でも知る人の少ない「民生団事件」(共産党内の粛清事件)という日本の満州支配下で起こった不幸な歴史的事件を題材に、人間存在の普遍的真理を小説を通して探究している。 一九三二年九月 龍 井 一九三三年四月 八家子 一九三三年七月 漁浪村 一九四一年八月 龍 井 一九三二年九月 龍 井 編註 解説 その長い夜、私たちは歌えない歌、夜が歌う歌……韓洪九 著者あとがき 訳者あとがき

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