2020年1月発売
超豪華キャストでお届けするドラマCD第2弾! ■本編 マイホームを購入して一休みのムコーダ一行だけど、トラブルは絶えないようで……? ■ドラマCDあらすじ 2つのエピソードを収録! 1「3時のおやつ」 道中、「おやつ」を要求するフェル、スイ、ドラちゃんのためにムコーダが作るのは……? 2「ニンリルのケーキ試食会」 ムコーダに貢がせた大量のケーキを前に、“駄女神"ことニンリル様が大興奮!
女神様もスローライフはじめます。 ガルドコミックスよりコミックス2巻同時発売! 異世界『ドゴログマ』で神界の使徒からの依頼を達成し、ホウタウの街に戻ってきたフリオたち。 フリオとリースの子・リルナーザを始め、新たに家族が増えたことで、服作りを一手に担っていたリースは大忙し! それでも気合い十分なリースは、服を作るための上質な布を求め、翼竜のワインとともに西方の異国・インドルへ! 一方、金髪勇者たちは魔族がさらわれる事件に巻き込まれていた。 解決を図るため、事件の真相を追い掛ける一行だったが、待ち受けていた強大な敵を前に、窮地に陥ってしまう。 追い込まれた金髪勇者がとった秘策は伝説級アイテム・ドリルブルドーザースコップと融合することでーー!? 『……これはどうやって攻撃すれば良いのだ? 』 神々しい輝きを放つも、地面に突き刺さったまま一切動けない金髪勇者の運命はーー? WEB発、チートだけどまったりな異世界ライフ、第9巻!
ハズレ職として有名な「赤魔道士」でレベル20(初級リミットレベル)になったせいで、中級職へのクラスチェンジができなくなってしまったレオン。未知のクラス「賢者」という候補が出るもクラスチェンジの条件を満たせず、ついに所属の高レベルパーティーをクビになってしまう。しかし、新たな門出の祝いにとギルドマスターに連れて行かれた風俗店で筆下ろしを済ませた彼の頭に、『賢者タイムを開始します』と、突然メッセージが流れた。器用貧乏なハズレ職から、時限式とはいえ最強職へとクラスチェンジができるようになったレオンは、世界中に点在し、モンスターを生み出し続ける「塔」の攻略を進め、やがて最後の塔へいたる勇者を再び目指すと決意する。
許嫁への横恋慕が招く意想外な「殺し」の連鎖。栄次郎が下手人に迫る。 五年の逃亡から江戸に戻った清吉を襲う理不尽な悪夢。 最愛の許嫁はなんと……。 田宮流抜刀術の達人栄次郎は錯綜する事件の謎に挑む。 五年前に『守田屋』のおそめさんを巡って私の兄と諍い、誤って死なせて逃亡した。 おそめさんの許嫁・清吉さんが戻ってくるのを、父が仇をとろうと狙っています。父を「人殺し」にしないように清吉さんを護ってください──。 田宮流抜刀術の達人で三味線の名手・矢内栄次郎のもとを訪れた『江戸屋』の娘お糸が頼み込んだ。 窮地の清吉を護りつつ、栄次郎は事件の謎解きに挑む。 ◆ 著者について 小杉健治 こすぎ・けんじ 「時代小説が書きたくて小説家を志した」と言う氏の面目を十二分に発揮した<栄次郎江戸暦>シリーズは、確実に大人の読者を魅了し、人気を不動のものにしている。 1983年『原島弁護士の処置』でオール讀物推理小説新人賞を受賞。 87年『絆』で推理作家協会賞、89年『土俵を走る殺意』で吉川英治文学新人賞を受賞。1947年、東京に生まれる。
家康公百五十回忌社参。 過酷な徴税に十万人が鋤鍬を掲げ江戸城へ! 島原の乱以来の大騒動か! 中山道六十九の宿場のうち、最大の本庄宿を探索せよと命じられた宮地加門は……。 天狗触れとは一揆の画策? 将軍は九代家重から十代家治へと受け継がれた。来年は家康公百五十回忌の日光社参。 その莫大な費用を補うべく、幕府は中山道沿いの各村に過酷な税「増助郷」を迫った。 朝鮮通信使来日に続く「酷税」に百姓は決起。御上意といえども抗するしかない。 やらなきゃ飢え死にしかない。 中山道の各村から鋤鍬を手に十万人を超える百姓が江戸城へと進んでいく。御庭番の宮地加門は……。 ◆ 著者について 氷月 葵 ひづき・あおい 東京都生まれ。出版社勤務などを経て、フリーライターとして独立。 秋月菜央の筆名で『虐待された子供たち』(二見書房)、『Relax in Blue』(経済界)等、 福知怜の筆名で『タイタニック号99の謎』(二見書房)など、歴史、心理、ドキュメント系などの著書を多く執筆する。 小説では第四回「北区内田康夫ミステリー文学賞」において「師団坂・六0」筆名・井水怜で大賞を受賞。 ◆ 好評既刊 婿殿は山同心 全 3 巻 公事宿 裏始末 全 5 巻 ( いずれも二見時代小説文庫 )
高校時代にフラれ、それを引きずってきた男は今やIT企業社長となった。そこにその女性から借金の申し入れが。男はここぞとばかりに体による代償を求めるが、実は裏が(「想定外の人妻」)。人妻の主任が、純情そうな部下の男を誘惑し、筆下ろしを行なうが意外な展開に(「童貞の誘惑」)ほか、夫以外の男と人妻の午後の秘密をエロティックに描いた傑作官能集!
1541年6月、西の大国・大内氏の水軍が大三島(おおみしま)に大挙襲来する。迎え撃つ三島村上水軍の奇襲作戦は失敗し、総司令官である陣代の大祝(おおほうり)安房が戦死。実はそれは、安房の若き軍師・越智安成による大祝家への復讐の始まりだった。大祝鶴姫は平和な今治で巫女として神事に専念していたが、最愛の兄・安房戦死の報に接し、「大内を打倒し仇を討つまでは女を捨て、男として生きる」と宣言する。陣代となった鶴姫は安成と激しく衝突しながらもその献策を採用。鶴姫の天賦の軍才と安成の奇策によって勝利を収める。安成はなおも鶴姫謀殺と三島水軍の壊滅を企むが、鶴姫から危地に陥った己の命を逆に救われるのだった……。
生活に不満はないけど、不安はある。家事手伝いの岩居久澄は、心のどこかに鬱屈を抱えながら日々を過ごしていた。そんな彼女に奇妙なバイトが舞い込んだ。祖母の代わりに芝居を見に行き、感想を伝える。ただそれだけで一回五千円もらえるという。二つ返事で了承した久澄は、初めての経験に戸惑いながら徐々に芝居の世界にのめり込んでいく。歌舞伎、オペラ、演劇…。どれも楽しい。けれど、久澄には疑問があった。劇場でいつも会う親切な老紳士。あの人っていったい何者…?
人が巨大な虫になってしまう奇病[カガステル]が発症。 人としての理性を失い、人を襲い続けるカガステル。 その“駆除”を認めたのは、人口の三分の一が 食い殺された後だった。 カガステルの駆除屋の少年キドウは、 “虫籠”と呼ばれる場所で死にかけていた男に、 娘イリを母親の元へと連れて行ってくれと託される。 父の死を嘆き悲しみ、その場を離れようとしないイリにキドウは言い放った。 「生きる気がないならここで死ね」 剣として生きる少年と、全てを失った少女が 黄砂の地で出会い宿命に挑む。 2020年にアニメ化される人気コミックスを、 気鋭の小説家が完全ノベライズ! カバーと口絵は、原作者の漫画家橋本花鳥氏の 描き下ろし。
郊外の団地に住む夏木靖史は、28歳の会社員。近所の飲み屋で親しい団地の住人たちと飲んでいると、話題は夫婦の性生活の悩みに。あれこれ悩みを聞かされるが、妻が家を出ていき別居中の靖史は、奥さんがいるだけマシだと愚痴る。すると、夜の生活に疲れていた住人のひとりから、「では、君が妻を抱いてくれ」と頼まれる。そして、彼の妻に夜這いをかけると、欲求不満が解消されて家庭円満に。さらに、その話を聞いた他の住人からも靖史に依頼がきて…!?旦那に代わって団地の奥さんに快感注入!乱倫の集合住宅エロス。
異世界に転生した少年シウが偶然拾った卵石。そこから孵ったのは、遊びたがりでちょっとおバカな猫型騎獣のフェレスだった。天真爛漫なフェレスは友達を作ったり、シウにべったり甘えたり、ときどき先輩騎獣たちに叱られながら元気にすくすくと成長していく。フェレスも大きくなるにつれて「シウを乗せて誰よりも速く飛びたい」という目標ができ、訓練を積み始める。そんなある日、フェレスはひとりで散歩中に、卵石専門の冒険者と相棒の騎獣達と出会い友達になるのだが……。フェレス視点で贈る、完全書き下ろしのモフモフ異世界スローライフ物語!!
夏休みも終わり、日常へ戻るシウ。教務室に呼ばれたシウは、いきなり担任のマットから飛び級試験を受けてほしいと言われる。なんとラトリシア国のシーカー魔法学院入学に必要な紹介状が国から届き、進学のため卒業を早めてほしいとのことだったのだ。かねてより進学を希望していた彼は、快くその提案に応じることに。シウは入学の準備を進めながらも、人工地下迷宮を学校総出で作ったり、ベルヘルトとエドラの結婚式をあげたり、誕生祭を見て回ったりと、忙しく日常を過ごしていく。そしてとうとうシウが王都ロワルを去る日がやってきてーー。大人気異世界スローライフ物語、出会いと別れの第6弾!
スクールアイドルμ'sの日常を描くダイアリーシリーズいよいよフィナーレへ!
大学を卒業したばかりの僕の新居は、一見普通のアパート・カスミ荘。でも、住人は揃って個性豊かだし、怪現象も続くし…。この土地はキツネに祟られているという噂まであるらしい。一体ここはどうなってるの!?ようこそ、カスミ荘へ。楽しい隣人とたっぷりの不思議があなたを待っています。新潮ミステリー大賞優秀賞受賞作品。
物言わぬ犬の哀しみを抱きとめて、わたしは静かに言葉を紡ぎつづける。誰よりも心許せる初老の男友だちが自殺し、大きな空洞を抱えた女性作家の狭いアパートに、男が飼っていた巨大な老犬が転がり込む。真冬のニューヨーク。次第に衰えゆく犬との残された時間の中で、愛や友情のかたち、老いること、記憶や書くことの意味について、深い思索が丹念に綴られてゆく……。2018年全米図書賞受賞作。
ここにあるべきではない四番目のマカロンの謎、マスタードが入った当たりのあげパンの行方。なぜかスイーツがらみの謎に巻き込まれがちな、小鳩君と小佐内さんの探偵行。「小佐内先輩が拉致されました!」「えっ、また?」お待たせしました、日々つつましく小市民を目指す、あの互恵関係のふたりが帰ってきます。人気シリーズ11年ぶりの最新刊、書き下ろし「花府シュークリームの謎」を含めた番外短編集。四編収録。
詩人尹東柱の生地としても知られる満州東部の「北間島(プッカンド)」(現中国延辺朝鮮族自治州)。 現代韓国を代表する作家キム・ヨンスが、満州国が建国された1930年代の北間島を舞台に、愛と革命に引き裂かれ、国家・民族・イデオロギーに翻弄された若者たちの不条理な生と死を描いた長篇作。 〈国を奪われ、よその土地で暮らすかぎり、僕たちにできるのは僕たちではない他の存在を夢見ることだ。動かなくなった死体だけが自分が何者なのかを声に出して叫ぶ権利があった。そんな叫びを聞くたびに僕は、間島の地で生きていく朝鮮人は、死ぬまで自分が何者なのかわからない存在だということに気づいた。彼らは境界に立っていた。見方によって民生団にもなるし、革命家にもなった。そういう意味で彼らはつねに生きていた。生きていれば絶えず変化するのだから。運命も変わるということだから。〉--本文より 代表作といえる本作で、作家は韓国でも知る人の少ない「民生団事件」(共産党内の粛清事件)という日本の満州支配下で起こった不幸な歴史的事件を題材に、人間存在の普遍的真理を小説を通して探究している。 一九三二年九月 龍 井 一九三三年四月 八家子 一九三三年七月 漁浪村 一九四一年八月 龍 井 一九三二年九月 龍 井 編註 解説 その長い夜、私たちは歌えない歌、夜が歌う歌……韓洪九 著者あとがき 訳者あとがき