小説むすび | 2022年3月発売

2022年3月発売

ケンジントン公園ケンジントン公園

「永遠の少年」をめぐる奇想天外な傑作長篇  児童文学の歴史に燦然と輝く永遠の古典『ピーター・パン』。その生みの親J・M・バリーに着想を与え、ピーター・パンのモデルとなったルウェリン=デイヴィス家の五人兄弟のひとりで、のちに出版社社主となったピーターの自殺で物語は幕を開ける。  続いて、バリーの幼少期のエピソードに重ね合わせるようにして語り手自身の物語が始まる。章が進むうち、この謎の語り手が、今や知らぬ者はいない子供たちのヒーロー、時を駆ける永遠の少年ジム・ヤングの冒険を描く大人気シリーズの作者ピーター・フックであることが次第に明らかになる。  バリーが生きたヴィクトリア朝からエドワード朝にかけてのロンドンと、自らが子供時代を過ごした1960年代のスウィンギング・ロンドンを奇妙に交錯させつつ、語り手フックは『ピーター・パン』の物語とバリーの生涯をなぞっていく。だが、そこにはある恐ろしい計画が隠されていた……  実在/架空の登場人物とビートルズらの音楽に彩られ、獰猛な想像力と「脱線の文体」で紡がれる人生の一夜(ア・ナイト・イン・ザ・ライフ)の物語。アルゼンチンの奇才が放つ、13か国、9言語に翻訳されたファンタスティックな傑作長篇。

治療師ギルドを不当解雇された“最弱”、超有能スキルで“最強”を目指す2治療師ギルドを不当解雇された“最弱”、超有能スキルで“最強”を目指す2

「小説家になろう」280000ポイント! 総合日間1位 総合週間1位 総合月間1位 総合四半期1位 ジャンル別年間1位 堂々の刊行! 薬草だけじゃなく料理にも!? 最強スキル「植物鑑定」で人生大逆転! 【あらすじ】 不当な理由で治療師ギルドを解雇されたものの 生まれ持った技能のおかげで 一定の収入を得ることができるようになったルイン。 だが、あいかわらず銅貨3枚の安宿で暮らす きりつめた生活は続いていた。 出会いと別れーー アーメッドたちとの約束を果たすべく さらなる飛躍を求めて、ルインは新たな仲間を探す。 そして出会った新たなパーティ【鉄の歯車】。 ルインの募集に名乗りを上げたのは まだ駆け出しのFランク冒険者たちだった。 懸命に人生を切り開こうとするルインと ひたむきなルーキー冒険者【鉄の歯車】。 彼らの出会いは、危険な冒険を成功させるだけでなく ルインが集める植物に新たな活用法をもたらすのだったーー! これは明日を生きるために必死に戦う 最強スキルを持った少年の最底辺からの大逆転劇!!!

最強の魔導士。ひざに矢をうけてしまったので田舎の衛兵になる6最強の魔導士。ひざに矢をうけてしまったので田舎の衛兵になる6

「私の恋人のふりをしてほしいのだわ」ひざの根治には至らなかったものの、再び衛兵生活に戻ったアルに、新たな問題が発生した。ユリーナ曰く、代官代行の息子に婚約を申し込まれ、それを断るためにアルに彼氏役を頼みたいとのこと。「ユリーナさんとはそういう関係じゃないと思ってたのに…!」仕方なく承諾したアルに、事情を知らず涙目で迫るミレット。誤解は解けたが、ユリーナの両親と話すうちに、本当に婚約するような展開になってしまい!?「その婚約、反対です!とにかく反対です!!」「本当に二人が恋人なら、キスするところが見てみたいわ」クルスに反対され、ユリーナの母には関係を疑われるアル。果たして穏やかな日々を取り戻すことができるのかー!?ティミやシギとチェルノボクの教団が住める街と道を作りつつ、今回も仲間たちと毎日楽しく、時に無双して過ごす、Sランク最強魔導士ののんびり無双なスローライフ、第6弾!!

朱色の化身朱色の化身

出版社

講談社

発売日

2022年3月16日 発売

「知りたい」--それは罪なのか。 昭和・平成・令和を駆け抜ける。80万部突破『罪の声』を超える圧巻のリアリズム小説。 「聞きたい、彼女の声を」 「知られてはいけない、あの罪を」 ライターの大路亨は、ガンを患う元新聞記者の父から辻珠緒という女性に会えないかと依頼を受ける。一世を風靡したゲームの開発者として知られた珠緒だったが、突如姿を消していた。珠緒の元夫や大学の学友、銀行時代の同僚等を通じて取材を重ねる亨は、彼女の人生に昭和三十一年に起きた福井の大火が大きな影響を及ぼしていることに気づく。作家デビュー十年を経た著者が、「実在」する情報をもとに丹念に紡いだ社会派ミステリーの到達点。 ジャーナリズムの神髄を突いた展開に引きこまれて、ページをめくる手が止まらない。  --長野智子(ジャーナリスト) 真実は人の数だけある。複雑に絡み合い、繋がった結末に息を呑みました。  ーー小芝風花(女優) 塩田さんの中でも新ジャンルを切り拓き、今の社会にとって、必要な作品を作り出した。 ーー石戸諭(ノンフィクションライター)   情報というものとどう向き合うか試されているのは、大路だけでなく、読者も、である。 ーー瀧井朝世(ライター) 圧倒的なリアリティを描き出した傑作。リアリティとは生の切実さであり、人間への敬意だと気づかされる。 ーー河合香織(ノンフィクション作家) 何度も何度も、熱風が頬を掠めた。「今、なぜ私はここにいるのか」という根源的な問いを突きつけてくる。  ーー武田砂鉄(ライター) フィクションとノンフィクションの狭間を揺るがす、新たなジャンル誕生! ーー三宅香帆(書評家) その女は、戦後日本社会の化身。ファクトとドラマのかつてない融合がここにある。 ーー吉田大助(ライター)

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