小説むすび | 2024年9月25日発売

2024年9月25日発売

救出の距離救出の距離

シャーリイ・ジャクスン賞中長篇部門受賞作にして国際ブッカー賞最終候補作! Netflixで映画化もされた「まったく新らしい幻想譚」が本邦初上陸!!! アルゼンチンの片田舎の診察室で死にかけている女アマンダ、その横にたたずむ謎の少年ダビ。 彼女はなぜ死にかけているのか、ふたりは対話を通してその記憶を探っていく。 すべては熱に浮かされているアマンダの妄想なのか、ダビはそこにいるのかいないのか、そして愛する娘はどこに行ってしまったのか…… 〈スパニッシュ・ホラー文芸〉を牽引する作家による、めくるめく愛の悪夢がいまここに。 「虫が体に入り込む」 【2017年度国際ブッカー賞最終候補作】 【2017年度シャーリイ・ジャクスン賞中長篇部門受賞作】 【2015年度ティグレ・フアン賞受賞作】 【Netflix映画『悪夢は苛む』(クラウディア・リョサ監督、2021年)原作】 〈スパニッシュ・ホラー文芸〉とは マリアーナ・エンリケス、エルビラ・ナバロ、ピラール・キンタナ、フェルナンダ・メルチョール、モニカ・オヘーダーー今、スペイン語圏の女性作家が目覚ましい躍進を遂げている。作家によっては三十か国以上で翻訳され、世界中で好評を博すなど、現代文芸シーンにおける一大ブームとなっている。中でも、社会的なテーマを織り込みながら、現実と非現実の境界を揺るがす不安や恐怖を描いた作品群である〈スパニッシュ・ホラー文芸〉は、特に高く評価され、全米図書賞などの著名な賞の候補にも作品が上がるなど、今、最も注目すべき熱い文芸ジャンルの一つである。本書の著者サマンタ・シュウェブリンは、発表した作品の多くが国内外で高く評価され、現代スペイン語圏文学を牽引する作家である。 Distancia de rescate, Samanta Schweblin, 2014 救出の距離 訳者あとがき

愛しさに気づかぬうちに愛しさに気づかぬうちに

そばにいたのにすれ違ってしまった人たちの、 再出発の物語。 *全世界でシリーズ500万部突破 *ハリウッド映像化 *本屋大賞2017ノミネート *有村架純さん主演で映画化 *アメリカ「Audible.com Daily Deal」総合1位 2021年 *イギリス「Indie Book Awards」ノミネート 2020年 *フランス「オーディオブック大賞」受賞 2023年 *イタリア ベストセラーリストに161週連続でランクイン 2022年 *ポーランド「みんなで選んだ今年の一冊 美しい本」大賞受賞 2023年 『コーヒーが冷めないうちに』シリーズ第6巻、発売! とある町の とある喫茶店の とある座席には不思議な都市伝説があった その席に座るとその席に座っている間だけ 望んだ通りの「時間」に移動ができるという ただし、そこにはめんどくさい…… 非常にめんどくさいルールがあった 1.過去に戻っても、この喫茶店を訪れたことのない者には会うことができない 2.過去に戻ってどんな努力をしても現実は変わらない 3.その席には常に白いワンピースを着た女が座っている 4.その席に座れるのはその女が席を立った時だけ 5.過去に戻っても、席を立って移動はできない 制限時間はカップにコーヒーを注いでから、そのコーヒーが冷めるまでの間だけ めんどくさいルールはこれだけではない それにもかかわらず、今日も都市伝説の噂を聞いた客がこの喫茶店を訪れる 喫茶店の名前は、フニクリフニクラ この物語は、そんな不思議な喫茶店で起こった心温まる四つの奇跡。 第一話 お母さんと呼べなかった娘の話 第二話 彼女からの返事を待つ男の話 第三話 自分の未来を知りたい女の話 第四話 亡くなった父親に会いに行く中学生の話

死に戻りの悪役令嬢は、二度目の人生ですべてを幸せにしてみせる 1死に戻りの悪役令嬢は、二度目の人生ですべてを幸せにしてみせる 1

魔法至上主義の国で唯一魔法が使えない公爵令嬢・エルトリーデは、金や権力を利用し悪逆非道の限りを尽くし処刑されたはずだった。しかし、気が付くと10年前の8歳の誕生日に時間が巻き戻っており!?前世を悔いたエルトリーデは、貴族社会から離れて生きることを決める。魔法の頼りきりで技術力などが著しく停滞している自国ではなく、他国の発展した知識や技術を身に付けたエルトリーデは、才知に長けた聡明な女性へと成長した。貴族社会と関わらずそのままのんびりと暮らしたいエルトリーデだったが、半ば強制的に王太子妃候補として選定に参加することとなってしまい!?どうせ貴族社会と関わるのならば、前世で自分の策略の犠牲になった不遇の人々を今世で幸せにしてみせようと決意したエルトリーデは、知略を巡らせ行動を開始するー!死に戻り令嬢が前世の経験と今世で得た豊富な知識で、人々を幸せにする逆行転生ファンタジー!

転生したら暗黒破壊龍ジェノサイド・ドラゴンだった件 2 〜ほどほどに暮らしたいので、気ままに冒険者やってます〜転生したら暗黒破壊龍ジェノサイド・ドラゴンだった件 2 〜ほどほどに暮らしたいので、気ままに冒険者やってます〜

“暗黒破壊龍ジェノサイド・ドラゴン”として転生した元社畜は、“ほどほど”の異世界生活を送るため、最強の力をひた隠して三級冒険者・ジェイドとして活動していた。そんなジェイドの当面の目標はマイホームを持つこと…なのだが、一向にお金が貯まらない。それもそのはず、無意識のうちに人助けのためにマイホーム用の貯金を配り歩いていたのだ。しかし、独身の男性冒険者限定の安宿住まいはもう限界。本格的にお金を貯める決意をする。「陛下ぁっ!会いたかったでしゅ〜〜〜!」そんな折、人化してメイド服を着た『バジ子』こと『石邪龍バジリスク』が押しかけてくる。ジェイドは成り行きで行く宛てのないバジ子を借宿に迎える。しかし、バジ子の過激な発言が隣人に漏れ聞こえた結果、マイホームを建てるどころか、住んでいる借宿すら追い出されてしまいー?これは最強の邪龍に転生した男の、自由気ままな異世界暮らしの物語。

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