小説むすび | 2025年発売

2025年発売

SWEET EMOTIONSWEET EMOTION

出版社

幻冬舎

発売日

2025年2月4日 発売

同じ軽音学部の「シーナ」に心惹かれる「ウチ」は、 あらゆる音楽に自分を重ねながら本当の恋を知っていく。 甘酸っぱい恋心を軽快な文体でリアルに描く、 胸キュンラブストーリー。 人たらし男子高校生の初恋譚『人間関係貧乏性』を、別の視点から描いたスピンオフ作品。 触んな  好き  けいおん  ニャーム  女子あるある  男子仲間  姐御  SWEET EMOTION  SASAMI  何者?  朝の勇気  SHE’S ALL THAT  宣言  仲良し  シスターズ  ライバル  ニャームのピンチ  練乳いちご ファン  バンド名  映画館 おかえりニャーム  練習と待ちぶせ  模擬ライブ  ゲスト  添い寝  続・朝の勇気  サワちん  雰囲気イケメン  隠れみの  親衛隊  みんなで練習  甘い罠  ライバルたち  ライブ当日  見つめていたい  中川薬局  きみとしろみ  委細面談  3S  SASAMI 初ライブ  沼落ち  Saturday Night  手紙 結果発表  傷心  Stop Your Sobbing 木曜日の憂鬱  サイアク  帰宅  暗黒  カレシ  作戦会議  デビュー 同志  Waiting For A Girl Like You  声フェチ  夏休み  誘い  花火  気持ち  秘密  カオリン  新学期

チェーンギャング・オールスターズチェーンギャング・オールスターズ

資本主義の進む近未来のアメリカで、刑務所の囚人たちに釈放をかけて殺し合わせる「スポーツ」が誕生した。サブスクリプション配信される彼らの死闘とその終わりに、多くの人々が熱狂する……。 『フライデー・ブラック』の著者が、人種差別や消費社会を痛烈に皮肉る、文芸×SF×エンタテインメントの衝撃長篇! ニューヨーク・タイムズ紙の年間のベスト10に選出された、 全米図書賞最終候補作、アーサー・C・クラーク賞最終候補作。 スティーヴン・キング絶賛! 原題:CHAIN-GANG ALL-STARS 【著者略歴】 Nana Kwame Adjei-Brenyah ナナ・クワメ・アジェイ=ブレニヤー ガーナ移民の両親のもと、アメリカのニューヨーク州スプリング・バレーで育つ。ニューヨーク州立大学オールバニ校を卒業し、その後シラキュース大学でジョージ・ソーンダーズらに学び、MBA(芸術修士)を取得した。 デビュー作の短篇集『フライデー・ブラック』(押野素子訳/駒草出版)はニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリスト入りを果たし、PEN/ジーン・スタイン賞およびウィリアム・サローヤン国際文学賞を受賞した。 また初の長篇小説である本書『チェーンギャング・オールスターズ』は全米図書賞とアーサー・C・クラーク賞の最終候補作に選ばれたほか、2023年ニューヨーク・タイムズ紙の年間のベスト10冊に選出された。 現在はニューヨーク市ブロンクス区在住。 【訳者略歴】 池田真紀子(いけだ・まきこ) 1966年東京生まれ。上智大学卒業。1997年アーヴィン・ウェルシュ『トレインスポッティング』(角川文庫、その後ハヤカワ文庫NV)でBABEL国際翻訳大賞新人賞を、2024年ジョセフ・ノックス『トゥルー・クライム・ストーリー』(新潮文庫)で日本推理作家協会賞翻訳部門を受賞。そのほかジェフリー・デイーヴァーの『ボーン・コレクター』(文文春文庫)をはじめとするリンカーン・ライムシリーズ、チャック・パラニューク『ファイト・クラブ』(ハヤカワ文庫NV)、スティーヴン・キング『トム・ゴードンに恋した少女』(河出文庫)など訳書多数。

魅了持ちの姉に奪われる人生はもう終わりにします〜毒家族に虐げられた心読み令嬢が幸せになるまで〜魅了持ちの姉に奪われる人生はもう終わりにします〜毒家族に虐げられた心読み令嬢が幸せになるまで〜

著者

鈴宮

発売日

2025年2月5日 発売

"“心読み”の能力を持つ侯爵令嬢・オティリエは幼い頃から虐げられ、魅了の力を持つ姉の使用人のような日々を送っていた。 ある日、なぜか王宮パーティーに参加することとなったオティリエ。 【心の声が読めるのか……すごくいい。】 いつものように姉の引き立て役に徹するはずが、初めて耳にした自分の能力を認める心の声。なんとその声は王太子のヴァーリックのもので!? 能力を気に入ったのか、オティリエを王太子補佐官に任命。その期待に応えるべく力を発揮するオティリエは大活躍! 徐々に自信を取り戻し、お仕事生活を満喫していく…! 「他の誰でもない、僕には君が必要なんだ」 オティリエは自分を救い出してくれたヴァーリックを上司として尊敬するなか、ヴァーリックはなんだかずっと甘々で…!? 一方、オティリエの活躍を知った姉は嫉妬に駆られ、暴走をはじめて…。 "

山本周五郎[未収録]ミステリ集成山本周五郎[未収録]ミステリ集成

出版社

作品社

発売日

2025年2月5日 発売

「少年少女譚海」掲載の冒険譚から、「新少年」掲載の短篇ミステリ、「講談雑誌」掲載の艶笑譚までーー。 文豪・山本周五郎による、これまでの全集/選集に収録されていなかったミステリを大集成! 長篇3作品、短篇10作品、すべて単行本初収録! 〈周五郎少年文庫〉の完結直後、山本周五郎の作品を蒐集されている小林俊郎氏から所有している周五郎作品のリストをお送りいただいた。そのリストには「少年少女譚海」、「新少年」を中心に、単行本未収録の二〇作品のタイトルと初出誌が記されていた(その中には長編連載『幽霊要塞』の全巻号揃もあった)。早速、小林氏に連絡を取ったところ、貴重な雑誌を貸していただくことができ、本書『山本周五郎[未収録]ミステリ集成』』の刊行に繋がった。  本書は、『山本周五郎探偵小説全集』にも、〈周五郎少年文庫〉にも収録されていない、周五郎が戦前に発表した探偵小説の中でも特に珍しい作品ばかりを収録した。全作が単行本初収録で、底本はすべて初出誌である。(「編者解説」より) 少年ロビンソン 男でなかった男の恋 新宝島奇譚 魔ケ岬の秘密 鉄甲魔人軍 H性病院の朝 接吻(キッス)を拒むフラッパー 幽霊要塞 幽霊飛行機 火見櫓(ひのみやぐら)の怪 深夜、ビル街の怪盗 少女歌劇(レビュー)の殺人 殺人円舞曲 編者解説

アガラアガラ

発売日

2025年2月7日 発売

ジャンル

本当の近未来の話をしようか。新自由主義台頭の果てに世界は統一され、人類は自由と平等と平和を手に入れた。宗教も、国境もない。争いも存在しない。だが、完全な理想社会は、人間同士をつなぐ《ある力》を奪っていったーー。SF×パンク×世界史の構造=25年後の未来をキッチュに予言するエンターテインメント巨編    *  *  *  *  *覇権争いに終止符を打ったアメリカと中国は、完全なる自由と平等と平和を保障する《大同世界》を実現させた。大統一した世界を維持する分散型自律機関=通称《DAI》なる権力装置のもと、国境も、宗教もない理想の社会に人々は安住する一方で、見えない分断が隠蔽されているのではないかという陰謀論が囁かれ、原因不明の自殺者が後を絶つこともなかった。パンクバンドの元ギタリスト・ケイは、ある出来事をきっかけに音楽活動から足を洗い、現在は秩序維持軍に属している。2050年の近未来世界に戦争は存在しない。だが軍は同時多発する小さなコミュニティの儀式に対して、それらが宗教行為にあたるか見極める調査活動を続けていた。信仰の兆しを見せる《故障》した地域が世界各地で発生するなか、対象ゾーンへの《警告・修理・漂白》を遂行する任務にあたっていたケイは、上長のグエンから日本州西部でパンクロック・フェスティバルを開催する《アガラ》なる土地に潜入捜査せよとの指令を受けるのだった。『エアー3.0』の著者による最新の世界情勢とPUNKへの愛に裏打ちされた思索的フィクション

結婚式結婚式

不動産で財を成したサビーノは、親子の情愛を越えた親密な感情を抱く末娘グロリーニャの結婚式を翌日に控えた日、一家のかかりつけ医のカマリーニャからグロリーニャの婚約者テオフィロが、自らの助手を務める若者ゼー・オノリオとキスを交わす現場を目撃したと告げられる。上流中産階級の父親、人生を発見する若者たち、誠実で貞淑な女性たちの背後に隠された計り知れない欲望や悲劇。都会的な洗練のあるボサノヴァが流行する中で若者文化が花開き、行動も価値観も大きく変容していく60年代のブラジルのリオデジャネイロを舞台に、奈落の底に突き落とされそうな都会の現実の中で急速に崩壊しつつある社会と、上流階級の精神的な腐敗を赤裸々に描いた、ブラジル演劇の革新者ネルソン・ロドリゲスによる再評価著しい小説作品。 66年9月に刊行された直後、軍事政権の法務大臣によって「不道徳な内容と下品なことば使い」が非難され、社会秩序を乱すものとして販売が禁止されたが、著者による訴訟を経て、翌67年4月に解禁されたという経緯がある。

【POD】夢みたものは 第7号【POD】夢みたものは 第7号

立原道造の詩「夢みたものは」から名付けられた総合誌の第7号。 「ゆき」の特集号です。 幅広く活躍中の作家26人による詩、短歌、短編小説、写真、絵画……88頁。 厳しい寒さが続きます。こたつの中でお蜜柑でも食べながら、本誌の中に降る様々な雪をお楽しみいただけたら幸いです。 目次より…「釣りガール佑月」「初雪になるのだろうか」「雪だるまの友情」「銀世界」「あのアプローチ」「冬色の透明な情熱」「雪の恋文」「結心」「手のひらの雪」「冬のはなうた」「春の悪戯」「ユキ」「受肉」「雪ひよこ」「雪見列車」「雪物語」「あたたかな雪」「淡雪のビール」「残雪」「流れてくるダンスダンス」「透明な水」「存在」「『そら』」「足跡」「溶けるからこそ」「雪国のマツコ」「雪の記憶」「寒椿」「ゆき」「立春」「天から送られた手紙」 「ヒヤシンスハウスの窓から」第二回はyellow氏による詩誌「Wonder」の紹介です。 私のゆきの一冊、本の紹介コーナーもお楽しみに。 本誌の夢のかけらが皆様の心に雪のように降り積もり、日々の生活が健やかに、読書や創作の広がりに繋がりますよう願っています。

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