ジャンル : その他
ライトの「新たな力」が覚醒!! ライトが獣人国を下したことを聞き、動き出す魔人国。いっぽう人種(ヒューマン)王国のため強くなりたいと願うリリス王女のレベルアップを手伝うライトたちだったが、ライトに手厚く扱われるリリスに、エリーやアオユキの嫉妬は爆発寸前にーー。 そのころ魔人国の「ますたー」である「ミキ」が巨塔街に潜入。美少女を残酷になぶることを好むミキがライト配下の最強美少女(?)スナイパー・スズと対峙した際に取った、意外すぎる態度とは。そしてもうひとりの魔人国「ますたー」、ダイゴが持つ最強の神話級武器とはーー!? 最強“ガチャ”ファンタジー、ライトの新たな力が覚醒する!!
敵は魔人帝国&四腕の魔剣士!? 強敵たちと激闘に次ぐ激闘! 古竜サジハリにバルミントを預けた後、シュウヤはサジハリから話を聞いた、謎めいた女魔術師の元に向かう。 その途中で彼らは、魔人帝国ハザーンの軍勢と遭遇し、痛快無双を繰り広げることに! その後、ペルネーテに戻り眷属たちと迷宮世界の邪界に挑み、そこで三眼魔族の少女・ムクを助けることになったシュウヤは強力な四腕の魔剣士“狂眼”トグマと激突し、雌雄を決することに! ほかに新ヒロイン・ピュリンの本格登場、ママニたち女戦闘奴隷らの眷属化や、新たな乗り物・オービタルをゲットするなど、多彩なエピソードで紡ぐ人気アクションシリーズ最新巻!
「さっさと殺してくださいませんか?」 断罪されるのは、これで五回目。 繰り返される人生に疲れ果てたシャルロッテはパーティー会場の中央で大の字になった。 そこに突然、事態を面白がった大陸一の魔術師・ヴィムが現れて、使役する悪魔とともに窮地を救ってくれる。 「あなたを俺のものにしようかと」 助けたお礼に求められたのは「シャルロッテを口説く権利」!? 迫ってくる彼に戸惑うも、いずれは飽きるだろうとシャルロッテは思っていた。 本当は面白みのない、ただの令嬢であるとわかってしまえば、きっと──。 けれど、彼からの溺愛求愛は止まらなくて……!?
「一緒に、強くなろうーー」 ここは地球とよく似た、でも地球ではない星。 昔むかし……巨大な隕石が落下し、多くの動植物が滅んだ。人類はかろうじて生きのびたが、国は滅びて文明は喪われ、人々は小さな集落ごとに生活している。 この星には、かつてあらゆる自然現象を司る《竜》たちがいた。竜は今では星の記憶のアーカイブーー《石》の中にのみ宿るとされ、その記憶が流れ込んだ石を割って竜を目覚めさせれば、滅びかけた人類の再出発に繋がると学者たちは考えた。 冷静沈着な女性学者メティスは立ち寄った集落で、野性的で底抜けに明るい少女イオと出逢う。 竜石を探すメティスの旅に、イオという相棒が同行することになった瞬間だった。 終末紀行×女子バディ×竜(ドラゴン) 痛快ロードムービー誕生!
魔法学校を揺るがした、帝国の襲撃。垣間見た三大魔術師の過去と、転生の秘密。そして苦楽をともにした学友たちとの別れーー。 大きな試練を乗り越えたマキアは、今は〈救世主の守護者〉として、トールたちとフレジール皇国へ向かう旅路にあった。その途中、前世の記憶を呼び覚ますため、世界樹を擁するヴァベル教国に立ち寄る。世界の始まりからあるという大樹にマキアが触れたとき、追憶の旅が始まるのだったーー。 これは〈世界で一番悪い魔女〉になる、とある魔女の物語。いつか、誰かの、片想いが紡いだ物語。 目 次 第一話 ヴァベル教国 第二話 緑の巫女 第三話 再会 第四話 信じている人 第五話 棺の中の人 声 第六話 追憶(一)〜マキリエ・ルシア〜 第七話 追憶(二)〜黒の魔王の居城〜 第八話 追憶(三)〜トルク・トワイライト〜 第九話 追憶(四)〜魔物の子〜 第十話 追憶(五)〜ユノーシス・バロメット〜 第十一話 追憶(六)〜三人の魔術師の約束〜 第十二話 追憶(七)〜片想いから始まる物語〜 第十三話 追憶(八)〜トネリコの救世主〜 第十四話 追憶(九)〜世界の敵〜 第十五話 追憶(十)〜二人の子〜 第十六話 追憶(十一)〜アネモネの花言葉〜 あとがき
「どうしたもんかなぁ」新米占い師・月麗は困っていた。占いが権力者の逆鱗に触れて強制連行。生贄にされるはずが、人違いで神様の妃になるはめに陥ったのだ。 早速皇帝・洪封から命じられ、恋愛運を占ってみるが、結果は「妻に見えず」。偽妃だから当然だ。 それに生贄だとバレたら、月麗は喰われてしまうーー。 怯える姿を尻目に、皇帝は月麗を喰べるつもりもなく、たっぷり溺愛しようと後宮専属の占筮者へと任命した。 だけれど後宮は一癖も二癖もある妃達ばかり。慌てる月麗の前に、モフモフの黒猫が現れて……? 序 「境帝を占い高官に昇る」 第一占 虎の尻尾に気をつけて 第二占 幸せも苦労も噛みしめて 第三占 狐の尻尾は水に濡れ 第四占 問うていいのは一度だけ 第五占 帝位を踏んで、やましくなければ 結 「境帝の心は路行く人も知る所なり」
高校生の透子は唯一の味方だった祖母を亡くした。伯母に虐げられ絶望する透子の前に、失踪した母の親族が現れる。「鬼狩り」を生業とする神坂家は透子自身が嫌ってきた「力」を歓迎するという。初めて自分を認められた透子は神坂の神社で暮らすことを決める。 待っていたのは、同い年の少年・千尋や有能な術者・千瑛との共同生活。透子は神坂に生まれながら能力がない千尋の苦悩に触れ、正反対の二人は心を通わせていく。居場所をもらったように感じ始めた透子だが、頻発する行方不明事件をその力で探れと命じられーー。 ===キャラクター紹介=== 芦屋透子 高校2年生。「不思議なことばかり言う子」と伯母からは辛く当たられてきた。 唯一自分を守ってくれた祖母を喪い絶望していたところに、神坂家の人間が迎えにやってくる。 神坂千尋 高校2年生。一族に生まれながら能力が発現しなかったために思い悩んできた。 屈折した背景をもつが明るく素直な性格で、困っている人は放っておけない。学校でも人気がある。 だいふく 透子と千尋が作った猫又の姿をした式神。 人間の言葉をしゃべる。鬼のにおいには敏感。 プロローグ 第一章 いらない子 第二章 神坂家 第三章 星護高校 第四章 おひいさま 第五章 演者たち エピローグ 番外編 贈りたいのは あとがき
現代社会の裏側、呪術師たちのオークションへ、深凪は自身を売りに出した。その価値は、一夜にして滅んだ呪術界の名家・櫻木家の唯一の生き残りであること。対価に望むのは、櫻木家を滅ぼした怨霊『黒の御方』の調伏。会場の誰もが躊躇うなか、一人の青年・祀鶴が名乗りを上げる。彼こそ呪術師たちに忌み嫌われる術師殺しの一族・錦野家の現当主だった。 「その覚悟に敬意を表して、お前を買ってやる」そんな祀鶴の手を取る深凪。調伏を望む『黒の御方』が、自分を虐げてきた義母の、怨霊と化した姿だと知ってーー。 目次 【序】 【壱】 【弐】 【参】 【肆】 【伍】 【陸】 【終】 あとがき
コンビニ弁当と缶ビールが夕食の定番で、自分を寿司ネタにたとえると「芽ネギ」(好きな人は好きかもね的な)、松沢夕夏30歳。 そんな枯れきった一人暮らしの家に、台湾から18歳の留学生がやってきた。夕食作りを条件にルームシェアすることになったのは、料理上手でアイドルオタクな楊春美という大学生の女の子。 年齢も趣味嗜好も違う彼女と一緒に暮らすことに不安を感じていた夕夏だけれど、初日から、春美の作るおいしいごはんに胃袋を掴まれてーー! つまらない毎日が、しあわせな日々になる。ごはんから始まる異文化交流ものがたり。 1 婚活、全然向いてない。〜コンビニ弁当と缶ビール〜 2 ついに彼女がやって来た。〜二人の手作り金柑ソース〜 3 可愛すぎるお友達。〜八角香る魯肉飯〜 4 ちっちゃなモンスターにママは疲れ気味。〜みんな大好き大根餅〜 5 理想の人と、私らしさと。〜ほんのりあったか豆花〜 6 心が私たちをつないでいる。〜幸せを願って食べる白玉スープ〜
◇◇◇あらすじ◇◇◇ 若き賢帝の唯一の妃『最愛』を決めるため、後宮に集められた妃達。 その中で最も格下の、五十番目の妃ソーニャには秘密があった。 それは【死に繋がる不幸を招く呪い】と【死ぬと時間が戻る祝福】を持つこと。 玉の輿を狙う妃達により魔境と化した後宮で、彼女は毎日『死に戻り』続けていたのだ。 (早く『最愛』を決めてくれないかな。そして家に帰りたい) そう願うソーニャだったがーー 「貴様を私の『最愛』にする!」 皇帝エルクウェッドが指名したのはソーニャ。 その上『最愛』のはずなのに陛下は大層お怒りのご様子で……!? ◇◇◇登場人物◇◇◇ ◆ソーニャ 後宮で五十番目の底辺妃。 【死に繋がる不幸を招く呪い】と【死んだら時間が戻る祝福】を持つ。 ◆エルクウェッド 「賢帝」と呼ばれるほど有能な若き皇帝。 数々の偉業により世界で一番知名度の高い人物とされるが……。 ◇◇◇目次◇◇◇ 第一章 五十番目の妃 第二章 皇帝 第三章 妃選び 第四章 死に繋がる不幸 第五章 恩 第六章 暗殺者 第七章 生きるということ あとがき
城から無事に逃げ出したアキトは、狼人族の少女イリンと再会する。そこで彼は、奴隷として攫われてきた彼女を故郷に送り届けるため、二人で獣人の国を目指すことに。 国境の砦に向かった二人は、アキトの作戦によって無事に国を抜け出せそうになったが、突如、魔族の襲撃を受けるーー! ありがちな収納スキルが大活躍!? 異世界逃走ファンタジー、文庫化第2弾!
ティナに石化の呪いを解いてもらったイツキ。二人は仲間のもとへ戻る途中、魔物の拠点を発見する。そこで、イツキは少しでも情報収集をしようと、魔化して正体を偽り、その拠点に潜入した。結果、彼らの目的が、魔王さえも倒せる剣の入手であることを知る。イツキも探索に加わり、その剣を見つけるのだが……。異世界集団勇者ファンタジー、堂々完結!
劣悪ギルドを立て直したコウヤの前に、今世での育ての親の三つ子の老婆が現れる。悪辣な司教らに狙われる彼を助けるため、彼女達は教会を乗っ取ってしまったのだ! 心強い味方を得たコウヤは、職員寮や薬屋の新設に力を注ぐ。どちらも辺境に似合わぬハイスペックぶりで、周囲の度肝を抜くのだったーー。"元神様"な天然ギルド職員のうっかり改革ファンタジー、文庫化第2弾!
神仙になるために修行中の狐仙の魅音は、とある事情から人間に生まれ変わり、 県令の使用人としての生活を送っていた。 そんなある日、魅音が仕えている家の娘の翠蘭が、皇帝の妃に選ばれる。 ところが、後宮で怪異が起こっているという噂を怖がる翠蘭は入宮を拒否。 彼女を可愛がっている魅音が身代わりを買って出ることに。 入宮してしばらくし、魅音は狐仙の変身術を使い、仮病を使って故郷に帰ろうとするのだが、方術士の昂宇に正体を見破られてしまう。身代わりを白状した魅音は、解放の条件として怪異を探るよう命じられてしまい、後宮の姫たちを襲う事件と対面する。 それぞれ秘密を抱えた妃や宮女たちとの関係、そして怪異の原因は果たして? ミステリアス後宮あやかし異聞譚・第一弾、開幕!
嫌われ者の公爵令嬢アリスティーナは、隣国のチャイ王女に危害を加えた罪で投獄されても悪びれずに言う。「ユリアン様は私の婚約者だとわかっているのに手を出したあいつの方が悪いのよ」と。結果、更生の余地無しとみなされ十六歳で処刑されたアリスは気づくと、五歳の自分に巻き戻っていたのだった。 あんな怖い思いは二度としたくないけれど、今までと同じ思考で人生を進めたら処刑エンドは避けられない。気づいた彼女は「今度は絶対に良い子になる」と決めたはいいものの、人間そう簡単には変われず……。そんなこんなで、頑張っても性格の悪さがなかなか直らないアリスの周りにはいつの間にか味方が集まって!? 逆行令嬢による人生やり直しファンタジー!
新婚旅行も終わり、社交(おしごと)再開! 早速参加した夜会で、旦那様から甘々攻撃!? いつもならかわすところだけど… ──どうしよう。今さら意識してきちゃいました。 2人の距離が縮まり始めたその時、隣国の王女がサーシスを結婚相手に指名してきて…? 貧乏令嬢と旦那様との“契約”から始まる大人気ウェディング・コメディ、 キュン♡が止まらない第8巻!
色気0の女騎士・エルダはある日、王女護衛のため令嬢として夜会に潜入する。が、何とエルダは女性嫌いの美貌の第二王子・ダリウスに一目惚れされてしまう!「僕は昨晩、運命の女性に出会いました」ダリウスが女性に興味を持ったことで、エルダの気持ちそっちのけで国王一家は大喜び。令嬢の正体を知っている一同はこの機を逃すまいとし、王家の威信をかけた「エルダとダリウスをくっつけよう大作戦!」を実行するのだったー!恋愛フラグ0の2人が織りなす、勘違い&すれ違いラブコメ展開に、周囲のニヤニヤは止まらない…!
精霊の加護を受け、エルバート王国に繁栄をもたらすと言われる聖女。だが今や、聖女ですら精霊を信じてはいない。シルフィアは、本来の聖女マリリアンヌが遊び歩くあいだ神殿を守る役目を押しつけられる。ただいるだけの“お飾り”と言われながらも真面目に聖女代理としての責務を果たしていた彼女にある日、夢の中で精霊たちの声が聞こえてきて…!?
「漢字が僕を呼んでいる」漢字マニアの先生と女子高生チカが漢字の魔力で謎を解く、令和を代表する学園解読ミステリ! 過去のトラウマから文字で全ての気持ちを伝えることなんてできないと感じ、文章を書くこととSNSが大嫌いな高校生、知華。彼女の学校には国語担当の環司先生がおり、女子は皆イケメンだと騒いでいるが、知華はひょんなことから彼が驚くべき漢字マニアーー愛読書は漢和辞典、特技は一発で目的の漢字を引くこと、ワイシャツの下には必ず漢字T--だと知ってしまう。そんな折、学校である事件が起き、チカは先生が「漢字が僕を呼んでいる」と言い放ち、漢字でそれを解決するのを目の当たりにして……? ■著者プロフィール 皆藤黒助(かいとう・くろすけ) 鳥取県境港市出身。エブリスタ電子書籍大賞2013にて毎日新聞社賞、スマホ小説大賞2014にて角川文庫賞と讀賣テレビ放送賞をダブル受賞。『ようするに、怪異ではない。』にはじまる「よう怪」シリーズで人気を集める。近著に『あやかし民宿の愉怪なおもてなし』(全て角川文庫)、『ことのはロジック』(講談社タイガ)など。
「小説家になろう」発! 村崎羯諦が贈る、全く予測がつかないラストの最新作。 5分で読める! 世にも奇妙なグルメ短編集。 予想外のところからやってきて どこに着地するかわからない。 脳内が混乱して なぜか癖になるーー。 そんな病みつきグルメを召し上がれ。 ふらっと立ち寄った定食屋にあった『生まれてきてごめんなさい定食』。 どんな定食なんですかと店員に尋ねたら……? 日常の一コマににじむ人生の片鱗はーー?(「生まれてきてごめんなさい定食」) 自分にとって母の味といえば、幼いころ食べた手作りカレー。辛いだけでなくどこか舌がピリッと痺れるような味にはおぞましい秘密が……。母の思いを知ったとき主人公はーー。(「母親のカレー」) 女性の一人暮らしには若干広めなはずの1LDKは狭い。なぜなら大きな虎を飼っているから。春奈と虎次郎の一風変わった共同生活は衝撃の結末を迎えるーー。(「プリーズ・イート・ミー」) ずっと海を旅していた風は磯の匂いがするし、住宅街の隙間を吹き抜けるのが好きだった風は、雨に濡れた夏のコンクリートの匂いがする。風が、長い長い一生を終え、最期の時間を過ごす場所、そして出会う風の看取り人とはーー。(「空の底で祈る」) 「こんにちは。すっかり秋も深まり、木曜日が美味しい季節がやってまいりました。というわけで、今週の『らくらくKitchen!』ではーー」木曜に放送される一風変わった人気料理番組で起きた事件とは?(「木曜日が美味しい季節」) ■著者プロフィール 村崎羯諦(むらさき・ぎゃてい) 著書に「余命3000文字」「△が降る街」「あなたの死体を買い取らせてください」(全て小学館)などがある。1994年、熊本県生まれ。小説投稿サイト「小説家になろう」にて短編小説の投稿を中心に活動を行う。