制作・出演 : ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
有名な“ウラニア盤のエロイカ”である。フルトヴェングラーの許可がなかったのですぐに発売中止になったため入手困難になったことが、評判に拍車をかけた。彼の数種ある「エロイカ」中ず抜けて人気のある録音だ。
制作・出演
アルフレード・ペル / ウィーン・ジングアカデミー合唱団 / ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / ヒルデ・ギューデン / ベートーヴェン / ユリウス・パツァーク / ロセッテ・アンダイ / ヴィルヘルム・フルトヴェングラー発売元
キングレコード株式会社LP時代は、音質が悪いが演奏はバイロイト盤より上という人もいた。ターラ盤は、ORF保存のオリジナル・テープから復刻した独協会盤発売の翌年、独自のマスタリングを施してCD化し、音質の向上を図ったものだ。
EMIの有名なスタジオ録音の直後に行なわれた演奏会のライヴ録音。強烈な集中力で、最後まで張り詰めた緊張感が持続したライヴならではの迫力だ。音質も良く、フルトヴェングラーの代表的「英雄」のひとつだ。
制作・出演
アーリーン・オジェー / ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / ウィーン国立歌劇場合唱団 / サー・ゲオルグ・ショルティ / チェチーリア・バルトリ / モーツァルト / ルネ・パーペ / ヴィンソン・コールモーツァルト没後200年の命日にあたる12月5日に、ウィーンのシュテファン大聖堂で行なわれたコンサートを収録。当時の望みうる最高最適な独唱者を揃え、合唱、オーケストラともに充実した演奏を繰り広げている。
制作・出演
アンドレ・クリュイタンス / ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / ウィーン国立歌劇場合唱団 / ヘルベルト・フォン・カラヤン / マルコム・サージェント / ヨハン・シュトラウス2世 / リッカルド・ムーティ / ルドルフ・ケンペ / ヴィルヘルム・フルトヴェングラー好評のベスト100シリーズにウィーン・フィルが登場。フルトヴェングラーからラトルまで、14人の世界的指揮者たちによる、定番のワルツからオペラの序曲や間奏曲、交響曲や管弦楽曲など、有名曲が目白押しだ。
制作・出演
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / ウィーン楽友協会合唱団 / クリスティアン・テツラフ / シマノフスキ / ジャラール・ウッディーン・ルーミー / スティーヴ・ダヴィスリム / ピエール・ブーレーズ / ヨハネス・プリンツ神秘的な曲想と柔らかく繊細なテツラフの音色とは相性がいい。彼は客席で聴くとうねうねと身体を動かしすぎるが、録音ではさすがにその欠点はない。交響曲もこの作品に不可欠な雰囲気を十分に出している。録音も含めると、これらの曲の新定番と言えるだろう。
この第6番は、古典的な形式をもつ一方、象徴的な意味を持たせた打楽器の使い方や後期ロマン派ならではの書法など、古典性とロマン性とが一体となっている。バーンスタインの深い情感に満ちた演奏が展開する。
制作・出演
アグネス・バルツァ / ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / ケネス・リーゲル / ゲルティ・ツォイマー / ジュディス・ブレゲン / トゥルデリーゼ・シュミット / マーガレット・プライス / マーラー / レナード・バーンスタイン第8番は生前に演奏された最後の作品で、巨大な編成を持ち、2部からなるカンタータのような交響曲である。バーンスタインのマーラーへの深く強い共感に満ちた名演であり、深い感動に導かれる演奏だ。
マーラー初期の「さすらう若人の歌」と、晩年の同時期に書かれた「亡き子をしのぶ歌」と「リュッケルトの詩による5つの歌曲」という管弦楽伴奏付歌曲集3作品を収録したお得なアルバム。バースタインに乗せられてハンプソンが充実した歌唱を聴かせている。
パールマン、レヴァインのモーツァルト、ヴァイオリン協奏曲全集の第2作として発売されたもの。パールマンの明朗な演奏とレヴァインの直截的な演奏とがあいまって、愉悦に満ちた世界が広がっている。
パールマン、レヴァインによるモーツァルト、ヴァイオリン協奏曲全集からの1枚。パールマンの美音に酔いしれることができる。レヴァイン、VPOの演奏も劣らず美しく、至福のひと時を楽しむことができる。
パールマン、レヴァインによる全集の最初に発売されたもの。屈託のない美しい演奏で、モーツァルト的愉悦が満喫できる。中でも明るい曲調の第3番は、パールマンに合った曲で、レヴァインの伴奏も見事である。
ムーティ2度目のシューマン交響曲全集からの1枚。ムーティならではの推進力のある演奏で、シューマンのロマンティシズムがあふれかえっている。第2番ですら生命力に満ちている。
ウィーン・フィルの定期演奏会のライヴ録音で、小澤にとって3度目の「シェエラザード」。豊かな色彩感とウィーン・フィルならではの豊潤な響きに彩られた、緊張感あふれる熱演が繰り広げられている。
ピアニスティックかつロマンティックな、若きブラームスの最初の大作。スケールの大きなオーケストラと一体となった、シフの透明感のあるピアノが美しい。「変奏曲」では、ショルティとの連弾が聴ける。