制作・出演 : ウラディーミル・アシュケナージ
制作・出演
SUGIZO / ウラディーミル・アシュケナージ / エリアフ・インバル / オルフェウス室内管弦楽団 / オンドレイ・レナールト / シドニー交響楽団 / スロヴァキア放送交響楽団 / フランス国立管弦楽団発売元
日本コロムビア株式会社マーラーが楽譜に書き込んだ響きの鮮明さを申し分なく再現した第5である。沈痛な表現は幾分影をひそめ、鬱屈した感情はアシュケナージによって解放され、妙なるカタルシスがもたらされる。終楽章のクライマックスも凄まじく、包まれる感動はきわめて深い。
シドニー響のクリアな響きが印象的な、晴れやかな「巨人」である。強烈な自意識丸出しのドロドロとしたアプローチとは正反対で、調和を重んじるアシュケナージらしい美意識に貫かれている。しなやかなアイケの歌唱とも相性は良好だ。デリケートな抒情性に満ちた「花の章」も美しい。
ブルックナー:交響曲第00番<br>アシュケナージ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団<br>1998年9月、ベルリンのイエス・キリスト教会でデジタル録音。レコード芸術誌のインタビューで、ブルックナーに対する独特な考えを明らかにしていたアシュケナージによる注目のレコーディング。作曲者自身が番号すらつけなかった《ヘ短調交響曲(通称ダブル・ゼロ)》と、《弦楽五重奏曲〜弦楽合奏版によるアダージョ楽章(フリッツ・エーザー編曲)》という組み合わせです。ロマン的かつ色彩豊かな好演。 Powered by HMV
アシュケナージ久々のOndine登場! スークの大作『アスラエル』 チェコと縁のあるアシュケナージがヘルシンキ・フィルハーモニーを指揮したコンサートのライヴ。この作品の初SACD録音です。チェコ、クレチョヴィーチェの生まれ、プラハ音楽院でドヴォルザークに学んだ作曲家でヴァイオリニスト、ヨセフ・スーク(1874-1935)が大管弦楽のために書いた交響曲第2番は、「ドヴォルザークとオチルカの気高き思い出に」捧げられた曲。1904年、ドヴォルザークの死をきっかけに作曲に着手。3つの楽章が完成した翌年、こんどはドヴォルザークの娘だった妻オチルカの死に遭遇します。死者の魂を永遠の地に導く死の天使、アスラエルの名が副題につけられました。 この5楽章構成の大作をヘルシンキ・フィルのクリアーなアンサンブルとアシュケナージのスケール大きい指揮が感動的に仕上げています。(キングインターナショナル) ・スーク:交響曲第2番ハ短調 作品27『アスラエル』 (1905-06) ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団 ヴラディーミル・アシュケナージ(指揮) 録音:2008年4月、ヘルシンキ、フィンランディア・ホール(ライヴ) 制作:セッポ・シーララ 録音:エンノ・マエメツ SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND Disc1 1 : Suk: Asrael Symphony, Op. 27[61:32]: I. Andante sostenuto [16:13] 2 : II. Andante [08:00] 3 : III. Vivace [12:28] 4 : IV. Adagio [10:48] 5 : V. Adagio e maestoso [13:58] Powered by HMV