制作・出演 : ジョージ・ムラーツ
日本ジャズ・ピアノの若手ホープ、海野のNY録音作品。ジョージ・ムラーツ、ジミー・コブという大御所を迎え、堂々とした演奏ぶりで大器の片鱗を見せている。ピアノの鳴りを大切に、テクニックも文句なし。スリリングな高速オクターブ・フレーズは圧巻!
バリトン・サックス奏者ペッパー・アダムスが欧州滞在中にミュンヘンのクラブ“ドミシル”で行なったライヴ第2弾。第1弾はファースト・セットをアルバム『ジュリアン』に収録。これはセカンド・セットだ。アダムスの熱気あふれるヴァイタルな演奏は聴きごたえたっぷり。
86年12月録音の3rdアルバム。ジョージ・ムラーツ(b)とロイ・ヘインズ(ds)という一流ジャズメンを従えたトリオ編成で、スタンダード・ナンバーを披露。1st、2ndに引き続き、プロデュースはゲイリー・バートンが担当。
エンヤ時代の代表作『エクリプソ』(77年2月録音)と、ピアノ&ベースのデュオの名盤『バラード&ブルース』(78年11月録音)のセッションから、オリジナル・アルバム未収録の残り曲&別テイクで構成した一枚。フラナガンのセンスと品のよさがよく出た秀作。
アコーディオンとヴィブラフォンのマエストロ、ガリアーノ・トリオがアルゼンチン・タンゴの巨匠アストル・ピアソラの没後15年目に捧げたアルバム。ニューヨークから迎えたミュージシャンとともにピアソラへの思いを響かせている。
発売元
株式会社ポニーキャニオン新進女性トランペット奏者、市原ひかりの通算3枚目。前作同様、ニューヨークで録音した4ビート・アルバム。ニューヨークの腕達者たちを迎え、スタンダードの名曲を取りあげた。「走馬灯」「And they lived happily ever after」は市原のオリジナル。吹きっぷりのいいこなれた4ビート演奏をしめす。
サド=メル・ビッグバンドでも活躍した実力派ピアニスト、ウォルター・ノリスの1974年のアルバム。ジョージ・ムラーツ(b)とともにミュンヘンにて録音されたデュオ作品で、ウォルターの端正なピアノとスウィンギーなベースが心地良く絡んでいる。
三頭とも言える強力トリオがガーシュウィンからボンファ、ケニー・バロン、モンクまで取り上げたスタンダード集。有名曲(1)の冒頭からベース・ソロに入るところなどこのトリオならではの呼吸の妙/間を見るようでもあり、自由でリラックス・ムードにあふれたトリオ作。★
グラミー賞にもノミネートされた注目の女性シンガーの、ピアノとのデュオ作。“歌”の何たるかを知り尽くした老練な名手の絶妙なピアノ伴奏に触発されながら、ニュアンス豊かな歌声で、“歌”のドラマ性を見事に表現。熟成された歌声の魅力をじっくりと味わえる逸品。★