制作・出演 : ジョージ・ムラーツ
サド=メル・ビッグバンドでも活躍した実力派ピアニスト、ウォルター・ノリスの1974年のアルバム。ジョージ・ムラーツ(b)とともにミュンヘンにて録音されたデュオ作品で、ウォルターの端正なピアノとスウィンギーなベースが心地良く絡んでいる。
三頭とも言える強力トリオがガーシュウィンからボンファ、ケニー・バロン、モンクまで取り上げたスタンダード集。有名曲(1)の冒頭からベース・ソロに入るところなどこのトリオならではの呼吸の妙/間を見るようでもあり、自由でリラックス・ムードにあふれたトリオ作。★
グラミー賞にもノミネートされた注目の女性シンガーの、ピアノとのデュオ作。“歌”の何たるかを知り尽くした老練な名手の絶妙なピアノ伴奏に触発されながら、ニュアンス豊かな歌声で、“歌”のドラマ性を見事に表現。熟成された歌声の魅力をじっくりと味わえる逸品。★
“ドラム・マシーン”エルヴィン・ジョーンズが、若きジョシュア・レッドマンらと組んで発表した意欲作。ポリリズムの要素を加えたダイナミックなドラミングは、スピリチュアルでさえある。
クリスマス・ソングという究極のスタンダードを取り上げ話題を呼んだベテラン・ピアニストの、2004年のトリオ作品の2年ぶり続編。G.ムラツ、B.ライリーを迎えた今回は、賛美歌を中心に取り上げ、楽しさの中にも聖夜にふさわしい敬虔なムードを演出。
発売元
株式会社ポニーキャニオン晩年のアート・ペッパーの相棒。本作はその故人の思い出に捧げられている。1曲を除き、他はペッパーが演奏した曲。ケイブルス独特のアクセントで弾く、凛々しくリズミックなプレイは健在。バラードでの歌心がグッと高まっていく様子に年輪を重ねてきた味わいがある。
制作・出演
アンソニー・ジャクソン / アービー・グリーン / エリック・ゲイル / ジェレミー・スタイグ / ジョージ・ムラーツ / ジョー・ファレル / トゥーツ・シールマンス / バリー・マイルス発売元
キングレコード株式会社バラード、アップ・テンポ、そしてスキャット。オールラウンドなジャズ・シンガーとしての彼女の魅力が満喫できる代表的な一枚。ノリス・ターネイのアルトの渋さ、ベニー・アロノフのピアノの美しさも聴き逃せない。
ホレス・シルヴァーのトリビュートからビル・エヴァンスの愛奏曲集を経て、超絶技巧のバド・パウエルのオリジナルに挑戦。ヘイゼルタインのリラックスしたプレイで、難解なバドの曲をわかりやすく再構築している。