制作・出演 : ビゼー
パリ・バスティーユのオペラ座の音楽監督に就任して3年目、脂が乗っていたころのチョンの快演を収録。豊かな色彩感とメリハリのある演奏、木管セクションの軽妙洒脱な歌いまわしは、フランスのオーケストラならでは。
宮本亜門演出のモーツァルトで人気を博し、今や日本屈指のメゾとなった林美智子。最近の舞台ではおとなの魅力を発揮するようになったとはいえ、まだ妖艶なデリラより清廉な憧れに満ちたミニョンが似合う。一人二役を歌う「フィガロ」や「ホフマン」が楽しい。
ドイツの指揮者とオケがやったフランスの作品かあ。なんてバカにしちゃいけない。確かにフランス勢による演奏ほど華麗じゃないが、これはレーグナーの譜読みのシャープさと音色センスの良さが光る逸品だ。ことに木管と打楽器の生かし方が美しい。★
制作・出演
アンナ・モッフォ / アーリーン・オジェー / ビゼー / ピエロ・カプッチルリ / フランコ・コレルリ / ヘレン・ドナート / ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団 / ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団 / ロリン・マゼール発売元
日本コロムビア株式会社マゼールの初の「カルメン」となった録音。モッフォの妖艶なカルメンが目に浮かぶような優れた歌唱と、まだ輝きを放っていたコレッリ、勢いのあるカプッチルリと、鋭利なマゼールの指揮。見逃せない1枚。
制作・出演
バルバラ・ラヴァリアン / ビゼー / ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団 / ミリアム・ガウチ / ラモン・ヴァルガス / レオ・ヌッチ / ロベルト・フロンターリ / ヴィエコスラフ・シュテイ / ヴェッセリーナ・カサロヴァ制作・出演
サミュエル・レイミー / ジェイムズ・レヴァイン / ビゼー / ブリン・ターフェル / プラシド・ドミンゴ / メトロポリタン歌劇場管弦楽団 / ルネ・フレミング / ルース・アン・スウェンソン / ロベルト・アラーニャ先行発売の『ベスト・クラシック100』との重複曲目なしの、第2弾。今回は100人の作曲家のと演奏家の写真とプロフィールを収録した、CD-EXTRA仕様となっている。ジャケットもより豪華になった。
制作・出演
アンドレ・クリュイタンス / ジェルメーヌ・シェレー / ソランジュ・ミッシェル / パリ・オペラ・コミーク合唱団 / パリ・オペラ・コミーク管弦楽団 / ビゼー / マルタ・アンジェリシ / ミシェル・ダン / ラウール・ジョバン制作・出演
アンドレ・クリュイタンス / アンリ・ルゲイ / パリ・オペラ・コミーク合唱団 / パリ・オペラ・コミーク管弦楽団 / ビゼー / マルタ・アンジェリシ / ミシェル・ダン / ルイ・ノグェラ制作・出演
エルネスト・ブランク / ジャック・マルス / ジャニーヌ・ミショー / ニコライ・ゲッダ / パリ・オペラ・コミーク国立歌劇場管弦楽団 / パリ・オペラ・コミーク管弦楽団 / ビゼー / ピエール・デルヴォー活躍中のソプラノ歌手の演奏を集めたコンピレーション・アルバム。チャイコフスキー・コンクール優勝の佐藤美枝子や美声の増田いずみ、フィリッパ・ジョルダーノや松本美和子らベテランまでを網羅。
我が国の演奏史にその名を刻む声楽界の大御所たちによる洋楽黎明期の歌唱スタイルを心ゆくまで堪能できる。70年頃の収録で、60歳から80歳の声に全盛期の輝きこそないが、SP復刻とは比較にならない音質の良さがポイント。レトロな感覚あふれる佳編である。
制作・出演
クラウディオ・アバド / ジョン・マッカーシー / ジョージ・ワトソンズ・カレッジ・ボーイズ・コーラス / ジ・アンブロジアン・シンガーズ / テレサ・ベルガンサ / パトリック・クリスウェル / ビゼー / ロンドン交響楽団オペラやミュージカル、オーケストラのための序曲や前奏曲を集めた楽しいアルバム。オーケストラも指揮者も超一流を贅沢に並べていて、さまざまな性格の序曲が満喫できる選曲であり演奏者たちとなっている。