制作・出演 : ピーター・バーンスタイン
これぞテナー・サックスによる伝統的ジャズ・バラードの世界。切々とメロディを歌い上げるプレイに胸が熱くなる。「ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラブ・イズ」はラテン風ミディアム・ファーストで演奏しているところが新味。ギターのP.バーンスタインも好演
制作・出演
ザ・ブルーノート・セヴン / スティーヴ・ウィルソン / ニコラス・ペイトン / ビル・チャーラップ / ピーター・バーンスタイン / ピーター・ワシントン / ラヴィ・コルトレーン / ルイス・ナッシュ発売元
ユニバーサルミュージック発売元
日本コロムビア株式会社6月にリリースしたベスト盤も好調な矢野沙織の、オリジナル・アルバム第5弾。ロニー・スミス(ハモンドオルガン)、ピーター・バーンスタイン(G)、ウイス・ナッシュ(Dr)との共演で、「ダニー・ボーイ」「星に願いを」他のスタンダード曲、ユーミンの「ベルベット・イースター」、オリジナル曲(5曲)を収録。
エリック・アレキサンダーの好敵手と目されるカナダ出身のテナー奏者の新レーベル移籍第1弾。ソニー・ロリンズを思わせる逞しい音色とフレーズが、この人の持ち味。ギターのバーンスタインもソロイストとして大活躍。親しみやすい選曲で初心者も気軽に聴ける一枚だ。
多くの巨匠をサポートするアルヴィンのアルバムは、ハード・バップにして、最高のブルース・アルバム。タイトルもゴキゲンな(1)がなんといっても良い。よりファンキーに仕上げたマッコイ・タイナー(3)や(2)(4)でのハード・バッパーの本領にメンバーが奮い立たぬはずがない。★
制作・出演
サム・ヤエル / ジェフ・バラード / ジョシュア・レッドマン / ジョシュア・レッドマン・エラスティック・バンド / ステフォン・ハリス / ピーター・バーンスタイン / フリー / ブライアン・ブレイド発売元
日本コロムビア株式会社2004年9月に16歳でデビューを果たし、ジャズ界に衝撃を与えた彼女の第3弾作品。前作のニューヨーク録音の流れを汲み、ニコラス・ペイトン、エリック・アレクサンダーを迎えて制作されたアルバム。
制作・出演
ギル・ゴールドスタイン / サミュエル・ブレイク / ジェシ・ヴァン・ルーラー / ジェフ・バラード / ジョハン・プロンプ / ピーター・バーンスタイン / フルーリーン / ブラッド・メルドー最高の音で楽しむために!
2003年のリー・モーガン・トリビュートに続くは、ファンキー・チューンを中心にした胸のすく快作。小賢しいことをやるより、こうして一気呵成にはじけるのがカイザーにはぴったりお似合いだ。表題曲はなんとドラムスとのデュオ。オルガンのテイストも当意即妙。
マンハッタン・トランスファーのジャニスのソロ・アルバムは、これでもう通算7枚目。そこで今回は趣向を凝らし、オルガンとテナー・サックスをフィーチャーし、バックグラウンドをアーシーにファンキーにした。マントラでは見えない素のままの姿が出現。
発売元
ピー・エス・シーNYを拠点に活動するエミー・マイケルマン(vo)と高梨学(b)によるフュージョン・グループ。ポップな聴きやすいメロディと高度な演奏技術の同居。ゲストにピーター・バーンスタイン、マイク・ルドーン、高内春彦など地元NY人脈が参加している。
自作3曲以外はリー・モーガンがらみの曲を演奏しているワン・ホーン・カルテット作。バックは通常のピアノ・トリオではなく、オルガン奏者サム・ヤエルとギターのピーター・バーンスタイン&ドラマーという意表をついたトリオ。小気味のいい新感覚のハード・バップ。