制作・出演 : ベルリーニ
現役最長老かという域に達しているバリトン歌手、レナート・ブルソンのイタリア歌曲集。長年地道な鍛錬で声を熟成させてきた彼の、その端正な歌の美学は、人々の心に深く染み入る。
制作・出演
アレクサンダー・ヤング / アントニオ・トニーニ / ニコラ・レッシーニョ / パリ音楽院管弦楽団 / フィルハーモニア合唱団 / フィルハーモニア管弦楽団 / ベルリーニ / マリア・カラス / モニカ・シンクレア一段と深みを増した時期のカラスによる、得意のヴェルディとベッリーニのオペラ・アリア集。カラスの凄味が如実に分かるアルバムである。ヒロインの内面に深く潜行し、たぐいまれな心理描写を成し遂げている。
ゲオルギューのEMI移籍第1弾となるアルバム。ヴェルディ、プッチーニ、マスネなどのリリカルな役を得意としていたゲオルギューが、ドラマティックな歌やコロラトゥーラに挑んだ意欲作として注目された作品だ。
制作・出演
アンナ・ネトレプコ / ウィーン・ジングアカデミー / ウィーン交響楽団 / エリーナ・ガランチャ / ジョセフ・カレヤ / ティツィアーノ・ブラッチ / ファビオ・ルイジ / フェリーチェ・ロマーニ / ベルリーニ / ロバート・グリアドウ話題のふたり、ガランチャとネトレプコの競演にどっぷり酔いしれる愉悦。演奏会形式での公演ライヴだが、舞台を彷彿とさせる迫真力は歌手陣の力量の素晴らしさ。加えて、スターだけを突出させずに全体を大きく俯瞰する指揮の技。バランスに優れた秀演。★
制作・出演
KeikoKatoh / MitchNakamura / SUITEVOICE / YoshihitoSasaki / ソ・ウォノ / トーマス・サワダ / ベルリーニ / 中道勝彦 / 増田太郎韓流ならではの清々しさがクラシカル・クロスオーヴァーに登場。18歳という年齢を感じさせるのは、そのイノセントなヴォーカルの冴え、伸びやかさと初々しさを残したビジュアルのみだ。ソ・ウォノの安定したヴォーカル・テクニックは聴き手を至福に誘う。
制作・出演
アウローラ・カッテラーニ / アントニーノ・ヴォトー / ジュゼッペ・モレージ / ニコラ・モンティ / フィオレンツァ・コッソット / ベルリーニ / マリア・カラス / ミラノ・スカラ座合唱団他 / ミラノ・スカラ座管弦楽団20世紀最高のソプラノ、マリア・カラスの歌を100曲収録した究極のマリア・ベスト・コンピレーション。没後30年企画で登場したカラスのオリジナル録音で、たっぷりとオペラが楽しめる。
制作・出演
クリスタ・ルートヴィッヒ / トゥリオ・セラフィン / ニコラ・ザッカリア / ピエロ・デ・パルマ / フランコ・コレルリ / ベルリーニ / マリア・カラス / ミラノ・スカラ座合唱団他 / ミラノ・スカラ座管弦楽団カラス2度目の録音で、ともにセラフィン、スカラ座。コレッリ、ルートヴィヒらの共演者と録音面から、この1960年盤が群を抜いている。このカラス盤を聴かずして、「ノルマ」を語るなかれとまで言われる一枚だ。
制作・出演
エドワード・ダウンズ / ニコライ・ゲッダ / ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 / フランコ・フェラリス / フランチェスコ・モリナーリ=プラデルリ / ベルリーニ / ミレルラ・フレーニ / ローマ国立歌劇場管弦楽団フレーニの『オペラ・アリア集』と『重唱集』をまとめたアルバム。フレーニ30歳前後の上り調子の時期の素晴らしい歌唱が楽しめる。両作とも、彼女の魅力を広く知らしめた記念すべき作品だ。
かのローマ法皇も喝采を贈ったという美貌のディーヴァ、フィリッパ・ジョルダーノのデビュー盤。映画『海辺のピアニスト』のエンディング・テーマも収録され、魅惑の歌声を響かせている。
オペラのアリアをポップスのように歌う、イタリア生まれのポップ・ソプラノ、フィリッパ・ジョルダーノのベスト・アルバム。その情感のこもった自由な歌唱は、並みのオペラ歌手よりもよほど作品の本質を突いている。日本未発表音源2曲を含む。
制作・出演
アンジェラ・ゲオルギュー / エヴェリーノ・ピド / カレン・ジョーンズ / クリスティン・ペンドリル / コヴェント・ガーデン王立歌劇場合唱団 / テリー・エドワーズ / ベルリーニ / ロンドン交響楽団制作・出演
エレナ・スリオティス / カルロ・カーヴァ / サンタ・チェチーリア国立アカデミー合唱団 / サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団 / シルヴィオ・ヴァルヴィーゾ / ジュリアーナ・タヴォラッチーニ / フィオレンツァ・コッソット / ベルリーニ / マリオ・デル・モナコ制作・出演
ジョルジュ・プレートル / トゥリオ・セラフィン / パリ国立歌劇場管弦楽団 / フィルハーモニア管弦楽団 / ヘルベルト・フォン・カラヤン / ベルリーニ / マリア・カラス / ミラノ・スカラ座管弦楽団 / ルネ・デュクロ合唱団《EMIクラシックス ベスト・セレクション》第5回発売からの1枚。もはや伝説と化した20世紀を代表するソプラノ歌手、カラスの、全盛期の録音からのベスト・セレクション。