制作・出演 : ホルスト
制作・出演
AnnaReider / EricBates / KathrynWoolley / RebeccaCulnan / SylviaSamis / シンシナティ交響楽団 / ティモシー・リース / パーヴォ・ヤルヴィ / ホルストオーケストラの鳴らし方にはコツがある。ヤルヴィはそれをこの「惑星」で有言実行しているかのようだ。枝葉末節に至るまで激しい表現意欲が感じられる。豪快な響きの中にもバランス感覚が保たれ表現にも破綻がない。大胆不敵でジェントルな「惑星」は魔性の美しさを持つ。
制作・出演
アルノルト・シェーンベルク合唱団 / アンドレ・プレヴィン / ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / カール・ベーム / クラウディオ・アバド / サー・ゲオルグ・ショルティ / ヘルベルト・フォン・カラヤン / ホルスト / レナード・バーンスタイン / ヴァレリー・ゲルギエフ2009年のウィーン・フィル来日記念BOX。1956年から2002年までの録音で、33人の錚々たる指揮者との名演を収録している。ウィーン・フィルのメンバーによる団体、室内楽団の演奏も含んだウィーン・フィルづくしの名曲集だ。
イギリス近代を代表する国民的作曲家二人の作品をカップリングした一枚。細部にまで彫琢が行き届き洗練されたデュトワによる「惑星」と、ダイナミックで推進力に満ちたショルティの「威風堂々」という、豪華な組み合わせだ。
東京芸大を経てオランダとフランスへ留学、99年シュニットガー・コンクールに入選、アムステルダムを拠点に演奏活動を続ける塚谷の国内デビュー盤。パイプオルガンに似合わない(?)小規模な曲を集め、“荘厳”だけではないこの楽器の素朴で優美な魅力を教えてくれる。
脳を活性化させることをテーマにした企画作。Disc1では右脳を刺激する楽曲を、Disc2では左脳を活性化させる楽曲を収めている。右脳・左脳の働きや最適なトレーニング方法とその実践を解説したブックレット付き。
2008年に話題をさらったクラシカル楽曲を収録したコンピレーション・アルバム。リベラ、サラ・ブライトマン、鈴木慶江らクロスオーヴァー・ヴォーカリストからラトル、ベルリン・フィルまで、幅広い選曲となっている。
イギリスの管弦楽作品の大人気作であるホルストの「惑星」と、近代ロシアのバレエ音楽の名作の一つ、プロコフィエフの「3つのオレンジへの恋」に、マゼールとフランス国立管弦楽団がかつてない新鮮な表現をうち立てた話題盤です。最近、日本のJ-POPシーンでも有名になった「ジュピター」を含む交響組曲「惑星」はスペクタクルで迫力に富んだ表現に加えて、ソフィスティケイトされた響きと旋律が独特の魅力を醸し出す。「3つのオレンジへの恋」も歯切れ良いリズムと豊かな表現づけが、バレエの明るい雰囲気を生き生きと伝えています。
制作・出演
アルフレート・エシュヴェ / アンゲリカ・キルヒシュラーガー / アンドレーア・マルコン / ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団 / ヘルムート・ドイチュ / ホルスト / ヴェニス・バロック・オーケストラ伝承歌とクラシカルな作品によって編まれた、実に落ち着いた内容の一枚。ノーブルな歌声の素晴らしさはもちろんだが、ピアノ伴奏の10、11、12曲目など、選曲にも唸らせられる。おなじみの「きよしこの夜」は2台ギターによる原典版で、ギターと声とのバランスが敬虔な気分を誘ってくれる。
さまざまなスタイルでクリスマス・メロディが楽しめる4枚組アルバム。ピアノやアンティーク・オルゴールで奏でるクリスマス・ソングやグレゴリアン聖歌がロマンティックな聖夜を演出してくれる。
ベストセラーとなった企画の第2弾。今回もファンにはたまらないアルバムだ。彼女が“旦那”と呼ぶストラディヴァリウスを独特の弓さばきで思うように鳴らしながら、情念すら感じさせる音楽性メロディを歌いあげていく。出しゃばらないオルガンの音色と演奏が心憎い。
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イングリート・シュテーガー / ダニーザ・マスティロヴィチ / ヘルベルト・フォン・カラヤン / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / ホルスト / リゼロッテ・レープマン / リロ・ブロックハウス他2008年のカラヤン生誕100年を記念したベスト・アルバム。バロックから近代の複雑なオーケストレーションの大曲まで、カラヤン、ベルリン・フィルの魅力を多くの人が楽しめるような選曲が施されている。
録音当時それほど人気の高い曲ではなかったので、オーマンディは「惑星」を1度しか録音していない。とはいえ、豪華でエキサイティングな演奏を炸裂させている。「火の鳥」の目くるめく音響の祭典も聴きものだ。
冥王星が太陽系の惑星からはずされ、ホルストの時代と同じ8個となって、あらためてこの作品が注目されるようになった。カラヤンの2度目の録音で、雄大でダイナミック、他の追随を許さない壮麗さが味わえる。
クラシックの魅力は、何をおいてもオーケストラの大迫力の音量。さらにさまざまな楽器による豊かな音色が織りなす万華鏡のようなサウンド。そんなオーケストラの魅力が心ゆくまで堪能できる一枚だ。
冥王星には気の毒なことをした。2006年に太陽系の惑星から降格になってしまったから。ホルストはもともと冥王星を書いていないが、この盤ではマシューズ作の「冥王星」が追加されている。レア・アイテムになりそう。ラトルの演奏はキメ細かで繊細だ。