制作・出演 : マーラー
制作・出演
エリアフ・インバル / デイル・ワーランド・シンガーズ / ドリス・ゾッフェル / ハンス・ベートゲ / フランクフルト放送交響楽団 / ヘレン・ドナート / マーラー / リンブルク大聖堂少年合唱隊 / ヴェルナー・ハーゲン / 北ドイツ放送合唱団発売元
日本コロムビア株式会社インバルが80年代〜90年代初頭にかけて完成させたマーラー全集を、最新のマスタリング技術を施して再発したボックス・セット。発表当初も話題となったが、評価は年々高くなってきている。インバル入魂のマーラーだ。
制作・出演
アンソニー・ディーン・グリフィー / イヴォンヌ・ネフ / チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団 / デイヴィッド・ジンマン / ビルギット・レンメルト / マーラー / メラニー・ディーナー / ユリアーネ・バンゼ / リサ・ラーションマーラーの言を借りるならば、ジンマンはこの作品に至るために7作品の番号順収録を重ねてきた。広がり・奥行きともに申し分のないバランスが繊細に保たれた80数分の音の洪水。「千人」がこけおどしでなく、必然のスケールであることを納得させてくれる。マルチ録音が“4ch”なのも実に見識。★
ワーナー・クラシカルが擁する名指揮者たちによるマーラーのベスト・アルバム。交響曲の第1番から第9番までの聴きどころの楽章に加えて、連作歌曲集「亡き子をしのぶ歌」と「さすらう若人の歌」から各1曲収録している。
バーンスタインが一度だけベルリン・フィルに客演した際の、貴重な記録。ライヴならではの乱れなど傷はあるが、それを忘れさせるほどの入魂の名演を繰り広げている。リマスタリングによって、名演が一枚に収まっているのもありがたい。
ペシェック&チェコ・ナショナル響のマーラー・シリーズの第3弾は交響曲第4番。ペシェックの指揮は、音楽の流れがよく、作品にふさわしい繊細な表現をする。独唱を務める佐藤美枝子は成熟度を増した美しい歌声で丁寧な歌唱を聴かせる。
「さすらう若人の歌」第2、3曲などで強音の威力を発揮するものの、基本的には弱音を重視。かつ過度な感情表現を控えた当演奏は、全編に寂寥感が漂い、それがむしろ聴く者の耳を捕らえ感情を刺激する(「「リュッケルト詩による5つの歌曲集」」第5曲などまさに名唱)。明瞭な発音など、ゲルハーヘルらしさはいつもどおり。★
発売元
日本コロムビア株式会社ホーレンシュタインが50代で残したモノラル録音。陶酔感や耽美的雰囲気は排除され、感情のたぎりをぶちまけたような苛烈さが横溢。その生々しい緊迫感に圧倒される。終楽章はギリギリまで重圧感を引き摺ることで、最後の安息感がより引き立つという寸法だ。“亡き児”でのフォスターの底光りする歌唱も見事。
制作・出演
アーリーン・オジェー / ウィーン国立歌劇場合唱団 / ウィーン少年合唱団 / ウィーン楽友協会合唱団 / サー・ゲオルグ・ショルティ / シカゴ交響楽団 / ヘザー・ハーパー / マーラー / ルチア・ポップ最高の音で楽しむために!
ラトル初期のマーラー録音。手兵バーミンガム市響でなくボーンマスso.と組んで、まずポピュラーでない第10番のクックによる全曲版を取り上げたのがラトルらしい。後に続く刺激的なマーラーの第一歩がここにある。
アルト・パートにバリトンのハンプソンを起用して話題となった、ラトルとCBSOによるマーラー「大地の歌」。CBSOとの集大成的な一枚で、ラトルの成熟したマーラー観が如実に表われた演奏として高い評価が与えられた作品だ。
制作・出演
エルンスト・ゼンフ合唱団 / シルヴィア・マクネアー / ジーグルト・ブラウンス / ベルナルト・ハイティンク / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / マーラー / ヤルト・ヴァン・ネス制作・出演
エルンスト・ゼンフ女声合唱団 / ジーグルト・ブラウンス / テルツ少年合唱団 / ベルナルト・ハイティンク / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / マーラー / ヤルト・ヴァン・ネス / ヴォルフガング・シャディ最高の音で楽しむために!