制作・出演 : ラッセル・マローン
現代アメリカを代表するピアノ弾き語りシンガーの初のベスト盤。ボッサの1曲目、ブルージィな2曲目、バラードの14曲目とどんな曲調でも貫禄たっぷりなのが持ち味。C.オガーマンの編曲が優美な5曲目、ディープな歌唱が光る11曲目、トム・ウェイツ作品を粋にカヴァーした13曲目は未発表曲。
2007年8月発表のアルバムは、マルグリュー・ミラー(p)とラッセル・マローン(g)を迎えたトリオ作。スタンダード・ナンバーのほか、自身が出演して話題となった伊藤園のCMで使用されたナンバーなども収録されている。
制作・出演
クリストフ・ルーティ / グラディス・ナイト / ジェフ・ハミルトン / ジョン・クレイトン / ジョー・サンプル / タミール・ヘンデルマン / ラッセル・マローン / ロイ・ハーグローヴベテラン女性R&B歌手のジャズ・スタンダード集。トミー・リピューマとフィル・ラモーンの制作にゆかりなく、ビッグバンド演奏ほか編曲もいろいろ。(3)(5)の彼女らしさに頷くとともに、驚くほどさまざまな彼女の表情に出会える楽しみがある。絶品の歌唱力にあらためて思うことしきり。
制作・出演
アラン・ブロードベント / ジェフ・ハミルトン / ジョン・クレイトン / ダイアナ・クラール / ピート・クリストリーブ / ベン・ウォルフェ / ラッセル・マローン / ルイス・ナッシュ99年発表、ジャズ・ヴォーカル部門でグラミー賞を獲得したアルバム。木々の間を擦り抜ける風のごとき爽やかな歌声で、スタンダードの名曲を歌い上げている。映画『トゥルー・クライム』の主題歌も収録。
制作・出演
クリスチャン・マクブライド / ジェフ・ハミルトン / ジョン・ピサノ / ダイアナ・クラール / ピーター・アースキン / ポゥリーニョ・ダ・コスタ / ラッセル・マローン / ルイス・コンテ最高の音で楽しむために!
マンハッタン・トランスファーのジャニスのソロ・アルバムは、これでもう通算7枚目。そこで今回は趣向を凝らし、オルガンとテナー・サックスをフィーチャーし、バックグラウンドをアーシーにファンキーにした。マントラでは見えない素のままの姿が出現。
制作・出演
クリスチャン・マクブライド / クリス・ポッター / ケニー・ランキン / デヴィッド・スピノザ / ラッセル・マローン / ルイス・ナッシュ / レオン・ペンダーヴィズ / ロイ・ハーグローヴT.リピューマとA.シュミットの制作による歌ものという点に食指が動いたソフト&メロウのファンを大満足させる2002年作。モンクを軽やかに歌う(3)、ビートルズの原型をとどめない(8)など、大胆だが、あくまでもランキン流のゆとりの音楽に着地しているのが見事。★
2年連続グラミー賞受賞のハリーの誘惑招待状。“今だけは永遠にキミをさらおう”の怪しいポップ曲(5)はぜひ参考に。誘惑だけではない。(12)は胸に迫る詩がブルーに埋葬された現代レクイエムの名曲。シリアスで真面目な顔もアメリカの若き肖像となった。
制作・出演
アラン・ブロードベント / カール・サンダース / シャーリー・ホーン / ジョニー・マンデル / スティーヴ・ウィリアムス / チャールズ・エイブルス / ドリヴァル・カイミ / ラッセル・マローン大ヒット作『ヒアズ・トゥ・ライフ』も記憶に新しい、弾き語りの名手シャーリー・ホーンのヴァーヴ第11弾アルバムだ。優しくエレガントなヴォーカルの魅力がいっぱい。