音楽むすび | 制作・出演 : J.S.バッハ

堤剛が20年ぶりに録音した2度目の全集。確かなテクニックのもと、その円熟ぶりが発揮され、覇気に富んだ演奏として高い評価を得た。録音も優秀で、彼のスケール感がしっかりと伝わってくる。

1973年にレコード盤にて発表され、長い間定番商品として人気を誇っている『ピアノ教則シリーズ』の内の1枚。一流の指導者による模範演奏で、楽譜だけではわかりづらいポイントもフォロー。丁寧な解説も嬉しい。

1973年にレコード盤にて発表され、長い間定番商品として人気を誇っている『ピアノ教則シリーズ』の内の1枚。一流の指導者による模範演奏で、楽譜だけではわかりづらいポイントもフォロー。丁寧な解説も嬉しい。

1973年にレコード盤にて発表され、長い間定番商品として人気を誇っている『ピアノ教則シリーズ』の内の1枚。一流の指導者による模範演奏で、楽譜だけではわかりづらいポイントもフォロー。丁寧な解説も嬉しい。

バリトン・サックスだけのアルバムとは珍しい。ソプラノやアルトによる耳慣れた演奏とは違い、重厚で落ち着きがある。その特性を活かしてか、やや遅めのテンポ。バッハやクライスラーの名品も燻し銀のような風情が漂う。高橋悠治の委嘱作は対話的で面白い。

カンタービレはイタリア語で、「歌うように」という音楽標語。本作では、バッハからラフマニノフまで、有名作曲家による美しいカンタービレ曲を集めている。一緒に口ずさみながら聴きましょう。

楽譜も読めなかった少年・カイが、ショパン・コンクールに出場するまでに成長する過程を描いたアニメ映画『ピアノの森』のサントラ盤。本編に使われたピアノ曲が中心の選曲で、コンピレーション・アルバムとしても楽しめる。

ソリストが際立つようなロマン主義的な演奏ではなく、オーケストラと一体となった緊密なアンサンブルの美しさが表出されている。複雑な対位法のアヤが浮き立ち、ズスケのさりげない名人芸が楽しめる。マズアの指揮も渋い。

縦横無尽の活動でファン急増中の、キヨシ小林によるクラシック・アルバムは、堂々ウクレレ1本での完全ソロ作品。派手なパフォーマンスなしに、旋律を慈しむようなプレイが実に心地よい。楽器の限界すらかまわず晒してしまう、実力と経験が支える密かな力作。★

最高の音で楽しむために！

バロック最大の作曲家、J.S.バッハの聴きどころが凝縮された2枚組の名曲集。コロムビアが擁する一流の演奏家によるもので、ビギナーやライト・ユーザーも楽しめる内容だ。

流れるようなメロディと温かい音色、フルートの音楽にはどこか懐かしさが漂っている。ヴィヴァルディやバッハ、ドビュッシーからラヴェルまでの、フルートの魅力が堪能できる楽曲が集められている。

マイナルディによる2度目の録音。無伴奏組曲の楽譜校訂も手がけ、その深い音楽性は一聴に値する。ゆったりとしたテンポで奏でられるバッハは、聴く者の心の奥深くに分け入り、体を包み込んでいくようだ。

アルバムのタイトルは『ファンタジー』。バロックから近代までの、イマジネーションの閃きを綴った曲が集められている。それを躁と鬱の対比と捉えた場合、小菅の演奏は鬱よりも躁に美質が光る、いわば“前向きのファンタジー”。とても健康的である。

サックス奏者、清水靖晃のプロジェクトのアルバム『CELLO SUITES 1,2,3』と『CELLO SUITES 4,5,6』がセットになった嬉しい豪華版。エキゾティックかつスリリングな演奏が楽しめる。