ジャンル : ロック・ポップス > ハードロック・ヘヴィメタル
今や欧州メタル・フェスのヘッドライナー級!躍進するメロデス狂戦士! スウェーデン発、メロディック・デスメタル/ヴァイキング・メタル界を牽引するアモン・アマースの11thアルバム。 アルバム・リリース毎にファンベースを拡大させてきた彼らは、ソニー移籍第1弾となった前作『ヨムスヴァイキング』(2016)で、 見事ドイツとオーストリアで1位、スイス3位、フィンランド4位、スウェーデン5位、カナダ8位など各国のアルバム・チャートで大躍進を遂げたことにより、 欧州メタル・フェスのヘッドライナー級に登りつめることに成功した。 日本でも10年のLOUD PARK、14年のKNOTFEST、18年のSABATONとのジャパン・ツアーなど定期的な来日の機会を得て、 その威風堂々としたヨハン・ヘッグの低音スクリームと高速メロディック・ヘヴィ・チューンで着実にファンを増やしている。 今年はスレイヤーの全米フェアウェル・ツアーのサポートに抜擢されるなど、ついにメタル界の頂きも視界に入ってきた絶交のポジションにいる彼ら。 プロデューサーにジェイ・ラストン(アンスラックス、ストーン・サワー、スティール・パンサー)を迎えた メジャー感溢れる待望の新作『ベルセルク』(=狂戦士)が完成した。
デス・メタルを生んだ伝説的バンド ポゼストが、33年ぶり復活のニュー・アルバムをリリース! ジェフ・ベセーラの元祖デス・メタル・ヴォーカルを軸に不穏かつ激烈なサウンドを創造。狂気に魅せられたポゼストの新章が始まる。 デス・メタルの生みの親はポゼストである。この意見に反対するものは多くないだろう。 そのポゼストが、33年ぶりにニュー・アルバムをリリースするというのだから、これは2019年エクストリーム・メタル界最大の事件だ! 彼らが80年代に残した2枚のアルバム、『Seven Churches』(85年)と『Beyond the Gates』(86年)は、デス・メタルというジャンルの直接的ルーツである。 さらに、84年に発表されたデビュー・デモのタイトルは、ズバリ『Death Metal』。つまり、ポゼストはデス・メタルの生みの親であると同時に、名づけ親でもあるのだ。 だが、その影響力とは裏腹に、彼らは短命であった。前述の2枚のアルバムと『The Eyes of Horror』というEPのみを残し、87年、わずか4年でその活動に終止符を打つ。 (正式に解散したのは89年という説もある。) 多くのエクストリーム・メタルが解散をしても、結局はすぐに第一線復帰をしていく中、ポゼストは伝説であり続けた。事態が急転したのが07年。 ヨーロッパ最大の野外フェス、ヴァッケン・オープン・エアに、ポゼストが登場することがアナウンスされたのだ。 オリジナル・メンバーは、ヴォーカルのジェフ・ベセーラのみ。ジェフは89年、強盗に撃たれ下半身不随になるという悲劇に見舞われていたため、 車椅子に乗ってのパフォーマンスであった。20年ぶりのポゼストの復活に、全世界のデス・メタル・ファンは狂喜したことは言うまでもない。 (厳密には、ギタリストのマイク・トラオを中心に、90年〜93年も再結成されている。この時ジェフ・ベセーラは不参加。)その後、ジェフ・ベセーラを中心とした 新生ポゼストは、フェスの出演やツアーを継続。14年には、ここ日本にもやって来ている。 当然、ニュー・アルバムへの期待も大きく、新曲を書いているという噂は流れ続けていたものの、なかなか具体的な情報が出てこなかった。 だが、ついにその時がやってきた。ついに33年ぶりのサード・アルバム『レヴェレイションズ・オブ・オブリヴィオン』がリリースとなるのだ! さて、伝説的バンドの復活作となると、期待と不安が入り混じるのが当然というもの。ポゼストと言えば、ジェフ・ベセーラの元祖デス・メタル・ヴォーカル、 後にプライマスに加入するラリー・ラロンデの変態ギター・リフ、そしてマイク・サスによる「独特すぎる」ドラミングが、その3本柱と言えるだろう。 だが、現在のポゼストに、ラロンデもサスもいない。となれば、不安も大きくなろうというもの。しかし、何の心配もいらない。 黙って『レヴェレイションズ・オブ・オブリヴィオン』を聴いてみるがいい。これがポゼストでなくて何であろう。 一切の衰えがないどころか、進化すら感じさせるベセーラのヴォーカル。ラロンデのリフをよく研究していることが伺えるギター陣。 ドラムだけは、演奏、音質ともに非常に21世紀的なものになっているが、これはバンドにパワーを与えこそすれ、まったく違和感を覚えさせない。 (マイク・サスのドラミングを再現できるドラマーなどいないだろうけど。)往年のファンたちの、膨れ上がった期待を軽く超える仕上がりになっているのだ! ポゼストはデス・メタルの生みの親にして、現在もトップランナーであることを証明してみせたのだ。改めて言う。 あのポゼストが、33年ぶりにニュー・アルバムをリリースする。しかもポゼスト以外何ものでもないアルバムを。 これが2019年エクストリーム・メタル界最大の事件でなくて、何であろう。 【メンバー】 ジェフ・ベセーラ (ヴォーカル) クローディアス・クリーマー (ギター) ダニエル・ゴンサレス (ギター) ロベルト・カルデナス (ベース) エミリオ・マルケス (ドラムス)
圧倒的に芳醇な音楽的文化を持つチュニジアから登場したミラス。メロディック、プログレッシヴ、エスニック。 唯一無二の世界観全開、情感あふれるそのニュー・アルバム『シェヒーリ』は、2019年、ヘヴィメタル界の台風の目となること間違いなし。 日本盤限定ボーナストラックとして「モンスター・イン・マイ・クローゼット」の日本語ヴァージョンを追加収録。 チュニジア出身のプログレッシヴ・ヘヴィメタル・バンド、ミラス。LOUD PARK16における圧巻のステージで、 ここ日本でも一気にその名が広まった感がある彼らだが、前身バンドからの活動を含めれば、そのキャリアはすでに20年に手が届こうかというベテランである。 01年に結成されたX-Tazyというバンドがミラスと改名した06年、バンドにとって大きな転機が訪れる。昨年惜しくも解散してしまったフランスのプログレッシヴ・メタル・バンド、 アダージョとの邂逅だ。ロバート・プラントとアダージョのオープニング・アクトを務めたミラスは、そこでアダージョのキーボーディスト、ケヴィン・コドフェールと意気投合。 翌07年、ケヴィンをプロデューサーに迎え、『Hope』にてアルバム・デビューを果たすこととなる。 ケヴィンとのタッグはその後も続き、10年にはセカンド・アルバム『Desert Call』、11年にはサード・アルバム『Tales of the Sands』をリリース。チュニジア及びアフリカ、 アラブなどの民俗音楽からの影響を積極的に取り込んだ、その独特なスタイルは、世界中のメタル・ファンに「チュニジアにミラス有り」と強く印象づけた。 『Tales of the Sands』リリース後、ドリーム・シアターやシンフォニーXらとの積極的なツアーや、プログレッシヴ・メタルの祭典、ProgPower USAやProgPower Europe (こちらはヘッドライナー!)への登場もあり、その名声は一気にワールドワイドになっていった。 前作から5年のブランクを置き、満を持してのリリースとなった4枚目『Legacy』は、弦楽隊に加えアラブの笛、ネイなどもフィーチャした、まさにチュニジアのバンドという アイデンティティを前面に押し出したプログレッシヴ、メロディックかつエキゾティックな傑作となった。 ミックスをイェンス・ボグレンが担当したこの作品の収録曲「Believer」が、YouTubeで1000万回以上も視聴されていることからも、 彼らがいかに大きな注目を集めているのかがわかるというもの。 そしてこの度、earMUSICという大手レーベルとの契約を手にし、リリースされる5枚目のアルバム『シェヒーリ』は、間違いなく新たな傑作だ。 「幸せや喜びを伝えるためのもの。憎しみに満ちたこの世界でも希望を捨てないものたちへのトリビュート」であるとヴォーカルのザヘルが語るとおり、 その音楽は美しいメロディであふれ、そしてもちろんプログレッシヴでエキゾティック。再びケヴィン・コドフェールやイェンス・ボグレンらの手を借りたプロダクションも、 もちろん完璧。まったくもって非の打ち所の無いアルバムだ。近年、ヘヴィメタル・ファン、そしてミュージシャンの間で、 注目しているバンドとしてミラスの名があがる機会がいかに多いことか。『シェヒーリ』を一聴すれば、その理由もすぐに理解できることだろう。 現在はまだ、チュニジアのヘヴィメタル・バンドというと、違和感を覚える人も少なくないかもしれない。 しかし、ミラスがその固定観念を一変させる可能性は高い。かつてセパルトゥラが、ブラジルのイメージを一新しまったように。 今年は、このニュー・アルバムをひっさげ、ヨーロッパ最大の野外フェスティヴァルであるドイツのヴァッケン・オープン・エアやスウェーデン・ロック・フェスティヴァルへの 出演も決まっているミラス。19年、彼らがヘヴィメタル界の台風の目となることは確実だ。 【メンバー】 ザヘル・ゾルガティ (ヴォーカル) マレク・ベン・アルビア (ギター) アニス・ジュイニ (ベース) エリエス・ブシューシャ (キーボード) モルガン・ベルテット (ドラムス)