ジャンル : クラシック > 声楽曲
制作・出演
イェルク・ヘリング / ゲルハルト・シュミット=ガーデン / ターフェルムジーク・バロック管弦楽団 / テルツ少年合唱団 / ハリー・ヴァン・デル・カンプ / バルバラ・ヘルツル / ブルーノ・ヴァイル / マリーナ・ウレヴィッツ / モーツァルトランドン版使用の、ピリオド楽器のオーケストラによる演奏。きめ細かなアーティキュレーションによる、豊かなニュアンスに富んだ、軽快にして澄明なモーツァルトだ。
制作・出演
アイラ・コールマン / ウイントン・マルサリス / キャスリーン・バトル / クリストファー・パークニング / グローヴァー・ワシントンJr. / ケン・ノダ / ジョン・ネルソン / プッチーニ / 聖ルカ管弦楽団類い稀な美声で、20世紀後半絶大な人気を誇ったバトルのベスト・アルバム。オペラ・アリアから、伝承歌、宗教曲、歌曲、ヴァンゲリスやエリントンまで、驚異的なレパートリーを聴かせる。
パヴァロッティの代役を務めて一躍その名を世界にとどろかせた彼が、その2ヵ月前に録音していたもの。まさに上昇気流に乗った、勢いのある彼の美声とドラマティックな歌声が胸に迫る。
ムーティ指揮の「リゴレット」で絶賛されてから3年後に録音されたアルバムで、イタリアの3大オペラ作曲家の名作を集めた。美貌のソプラノとして進境著しい時期のロストを代表するCD。
軽くしなやかな美声でファンを魅了してきたアルバレス3枚目のアリア集である。近年、声に力強さが加わってきたとはいえ、このCDでのドラマティックな歌唱は彼としてはぎりぎりのところだろう。好漢よく自重していつまでもリリカルな喉を聴かせてほしい。
国民的ソプラノとなった彼女は、音楽性をはじめさまざまな面で中庸かつ美しく、人々が求める理想的なソプラノ歌手、という姿を体現しようとしているかのよう。選曲・録音も専門性に流れず、かつクラシックのツボを押さえたもの。前人未到の場所まで行けるかも。
制作・出演
クリスティアーネ・エルツェ / クリストファー・マルトマン / シュトゥットガルト放送交響楽団 / シュトゥットガルト放送声楽アンサンブル / ベルリオーズ / マーク・パドモア / ラルフ・ルーカス / ロジャー・ノリントン発売元
キングレコード株式会社壮大な劇的表現を得意としたベルリオーズとしては珍しく古典的均整を保った素朴な味わいの佳曲。エジプトへ逃れる幼子イエスを祝福する合唱の清澄な響きなど、ひなびた美しさが醸し出される。隠れた名曲の真髄を解き明かすノリントン白熱のライヴである。
制作・出演
アイケ・ヴィルム・シュルテ / アルノルト・シェーンベルク / エルンスト・ヘフリガー / ジェイムズ・レヴァイン / デボラ・ヴォイト / ベン・ヘップナー / マシュー・ポレンザーニ / ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 / ヴァルトラウト・マイヤーフォーレの「レクイエム」全曲(小管弦楽版)を、わずか8人の少年合唱で歌っている。のみならず、初代ソリストのコナー・バロウズが、少年時代に残したソロに加え、バリトン・ソロ、そして指揮まで担当した異色盤。かつてない集中力に貫かれた音は一聴の価値あり。
岩谷時子作詞の曲だけを集めて鮫島有美子が歌うポップな感覚の新録音。「ある愛の詩」などスクリーン音楽の名曲にも美しい日本語の訳詞が付けられている。聴いているだけで情景が浮かんで来る岩谷の詩。その行間に詰った想いを綴る鮫島の歌声が心に沁みる。