ジャンル : クラシック > 声楽曲
新生モーツァルト管との一連のライヴ録音では神がかりとすら感じられる達観ぶりで、第2の人生を歩み始めたように生まれ変わったアバド。夭逝の天才ペルゴレージ生誕300年(2010年)を祝うディスク3枚の企画の最初の一枚。現世にいながら天国的。★
制作・出演
J.S.バッハ / アレクサンダー・リーブライヒ / クリスティン・フォン・デル・ゴルツ / クリスティーネ・シェーファー / ヒラリー・ハーン / マティアス・ゲルネ / ミュンヘン室内管弦楽団 / ロザリオ・コンテ / 北谷直樹カンタータや受難曲から素材を集めた、ちょっと変わったバッハ・オムニバス。編成するのにずいぶんと時間がかかったのだろうと予想されるが、豪華メンバーによる演奏内容はまったく文句の付けようがない。特にハーンの独奏はあきれるほどうまい。
『NEWS ZERO』テーマ・ソングとしても知られる福山雅治楽曲に、モンパチの名曲をカップリング。いずれ劣らぬ名旋律に、これだけ共感をのせて歌われてしまうと、もうカヴァーの鑑と言うしかない。多くのクラシック歌手、ピアノ弾き語り歌手たちの範となるだろう一作。
発売元
キングレコード株式会社日本のポップス界に大きな足跡を残したすぎやまこういちのヒット曲を都響の演奏で楽しめるアルバム。「花の首飾り」「亜麻色の髪の乙女」などのGSサウンドや歌謡曲の名曲を、すぎやま自身が編曲指揮をした極上の一枚だ。
制作・出演
アグネス・ギーベル / アンドレ・シャルレ / エルネスト・アンセルメ / スイス・ロマンド放送合唱団 / スイス・ロマンド管弦楽団 / ブラームス / ヘルマン・プライ / ヘレン・ワッツ / ローザンヌ・プロ・アルテ合唱団“小椋佳”をフル・オーケストラ、しかも男女二人のゲスト・ヴォーカルの参加を得て聴く2枚組。かつての名作から伝説に取材した歌物語までの贅沢で実験的なライヴ録音にあらためて感心したのは、まず何よりも30年前と少しも変わらないシンガー小椋の魅力だ。
90年のモーツァルト・コンクールで優勝し、世界デビューを果たしたデセイのアリア集。以降、モーツァルトは彼女の中心的レパートリーとなった。美しいソプラノの声が満喫できる珠玉のアリア集だ。
牛牛君10歳の時の録音だ。牛牛君は、ニッコリ笑って、屈託なくモーツァルトを弾く。クリアな音で、明るく迷いがない。10歳とは思えないが、10歳でなければ弾けないモーツァルトかもしれない。これから大いに悩み、壁にも当たり、商業主義に負けずに成長してほしい。
制作・出演
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / ウィーン楽友協会合唱団 / エスタ・ヴィンベルイ / キャスリーン・バトル / システィナ礼拝堂合唱団 / トゥルデリーゼ・シュミット / ヘルベルト・フォン・カラヤン / モーツァルト / 教皇庁立教会音楽学院聖歌隊制作・出演
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / ウィーン楽友協会合唱団 / ジョゼ・ヴァン・ダム / バーバラ・ヘンドリックス / ブラームス / ヘルベルト・フォン・カラヤン / ルドルフ・ショルツ制作・出演
J.S.バッハ / ウィーン楽友協会合唱団 / カール・リッダーブッシュ / クリスタ・ルートヴィヒ / グンドゥラ・ヤノヴィッツ / ヘルベルト・フォン・カラヤン / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / ペーター・シュライアー / ロバート・カーンズ最高の音で楽しむために!
制作・出演
サイトウ・キネン・オーケストラ / ジェシー・ノーマン / ジャン・コクトー / ストラヴィンスキー / ブリン・ターフェル / ペーター・シュライアー / 小澤征爾 / 晋友会合唱団 / 東京オペラシンガーズ / 白石加代子最高の音で楽しむために!