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サンプリング世代にとってブルーノートの音源は文科省認定の分厚い辞書で、さながら本作品は好引用集といったところか。クロスオーヴァー編、ヒップホップ編の2枚組構成で、US3の懐かしナンバーから2008年のHigh Fiveまで、国内外の音源を幅広く収録。
101本の弦楽器、総勢140人のギネス級オーケストラが今回はジャズを取り上げた。「ミスティ」から始まりその数は21曲にも及ぶ豪華な一枚だ。真にヴィンテージなジャズ・スタンダードを華麗で重厚なストリングスで聴く。ゴージャスなひと時を過ごせるだろう。
自己プロモ用の限定プレス盤の驚きの世界初CD化。内容的には、エレピによるファンク・グルーヴな演奏、曲によってジョアンのヴォーカルがフィーチャーされる。隠れ名盤というより隠れ“迷盤”が正しいだろう。ソロ・ピアノによる新録1曲がCD化にあたり追加収録された。
発売済みの同シリーズの中からアンケートにより人気曲のみを収録したベスト盤。聴きやすいテーマ別編集で、ヴォーカルが2枚、映画音楽、バラッド、リラックス・ジャズ、ジャズ・ピアノがそれぞれ1枚ずつの計6枚組となっている。
ウルグアイのピアニストのファトルーソ(アコーディオン&歌)とマルチ・パーカッショニストのヤヒロによる最少編成バンドといえる演奏。編成を感じさせないほど多彩な響きとジャズ?ボサ・ノヴァ、ショーロなどを思わせるスタイルが混在している。
快眠を促すことを目的にジャズの名曲をセレクトしたコンピレーション・アルバム。ジョン・コルトレーン「Naima」、ビル・エヴァンス「The Peacocks」など、癒し効果のあるナンバーが満載されている。
スタッフのスティーヴ・ガッドがリーダーとなったザ・ガッド・ギャングはホーンを加えてさらにR&B色が色濃くなった。本デビュー作には十八番のボブ・ディラン「ウォッチング・ザ・リヴァー・フロー」やクルセイダーズ「ウェイ・バック・ホーム」も入り、このスタジオ録音を聴くとガッドのソロ作『ガッド・アバウト』がプロトタイプに思えてくる。★